BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

コースにまつわる風景1

このブログで何回も取り上げている本、
『A Course in Miracles』
私が持っているのはFIP版、ハードカバーのこちら↓

A Course in Miracles: Combined Volume

A Course in Miracles: Combined Volume

 

ここでは略して「コース」と呼ばせていただきます。
このコースと、私の個人的なめぐりあいについてお話ししようと思います。


ずいぶん昔から、コースを勉強されたセラピストさんを知っていたり、
一緒に精神世界系の仕事をしていた友人が英語版を所持していたりと、
その存在だけは知っていました。

精神世界の本を積極的に読むようになると、
自分の好きな本には、コースの言葉がよく引用されていることにも気づきました。

たとえば、この本。
『人生の答えはいつも私の中にある』↓
 

人生の答えはいつも私の中にある

人生の答えはいつも私の中にある

 

内容自体は、著者アラン・コーエンさんの世界ですが、
コースの考えや言葉をたくさん引用しているので、入門編としておすすめです。

そのほか、天使についてのワークで有名なドリーン・バーチューさんの本にも、
かなり多くコースの概念が出てきますね。


さてさて、そんな風に別な本を介して、
なんとなくコースの考え方になじみはあった私ですが、
実際に自分で本を購入し、学習するまでには至りませんでした。

ところが、ひょんなことで、あるとき、
コースを作った人々の取材に行くことになったのです。


内なる声が聞こえ、コースを書き取ったご本人である
ヘレン・シャックマンさんはとうに亡くなっていますが、
彼女と一緒にコースを本にし、出版した仲間の方々はご健在なのです。

コースのオリジナル出版社となった、
ファウンデーション・フォー・インナーピース
「Foundation for Inner Peace (FIP)」 
の、ジュディス・ウィットソンさん(旧姓ジュディス・スカッチさん)や、

コースの編集作業をし、
コースを教えることにも長年従事していらっしゃるケネス・ワープニックさん、

それから、コースを学ぶ施設として、
ラクル・ディストリビューション・センターを運営されている、
Beverly Hutchinsonさんにお会いすることになりました。


その頃、まだコースに思い入れのなかった私は、
特に自分から取材に行くことを希望したわけではありませんでした。
行くことになった理由は単純…。
スケジュール的に取材に同行できて、英語ができる人が私だっただけ(笑)

それで、ふら~っと何の気負いもなく、行ったわけですよ。
LA、そしてサンフランシスコへ。

着いてみると、現地のスタッフさんや、なんと先ほどご紹介した
『人生の答えはいつも私の中にある』
の翻訳者でいらっしゃる、牧野さんとも途中ご一緒することがわかり、
本当に充実した出張となりました。

(牧野さんの翻訳したご本は、他にも好きなものがありましたので、
お会いできてうれしかったなぁ…。
自分自身も、精神世界の文書の翻訳を仕事でしていたことがあるので、
翻訳の大切さってすごくわかるんです。ご本人もとても素敵な方でした!)


まず最初にお会いしたのはBeverlyさんでした。
(日本語で表記しづらいお名前なので、このままで…)

私、なぜかここでインタビューしているうちに、
Beverlyさんがコースについて語っているのを聞いているうちに、
わっと号泣してしまって…。

当時の私は、コースの本そのものを完読しているわけでもなかったのに、
Beverlyさんのお話ししていることは、
全部が心の中心にぴたっときて、響いたんです。


その頃の私はまだ、
スピリチュアル・精神世界と呼ばれる分野の会社(複数を経験)の中で、
明らかに自身の意に添わないものであっても仕事としては扱わざるをえない、
そんな生活を送っていました。
(今は私自身の独立した活動なので、自分の方針だけに沿っています。)

私としては、「スピリチュアリティー」と呼ぶには
反発したくなるもの、
とても同意はできないと思えるものにも出会っており、
その分野の世界で働いた経験全体の中には良いところも沢山ありましたが、
かなりくたびれて、うんざりしてもいました。
(誤解なきよう書きますと、これは私が関わった特定の会社への感想というよりも、
当時の自分が「スピリチュアル業界」として眺めていた全体へ抱いた感想でした。)

そんな中で、やっと安心できるところに帰ってきたような、
そう、それを言ってほしかった!と泣き崩れてしまうような、体験だったんです。
うれしかったんですね、私。

そんなスタートを切って。

次にお会いしたのは…ええと、記憶があいまいだ…(汗)

順不同かもしれないですけど、ケネス・ワープニックさんだったと思います。
ワープニックさんの「Foundation for A Course In Miracles」
という施設に行って、ご夫婦にお会いしインタビューした後、
ケネスさんご自身がコースを教えるセミナーに、私も参加させていただきました。

その日の講義内容は、「Joy in a Joyless Place」
(よろこびのない場所にあるよろこび)でした。

ケネスさんはかつて修道士になろうとしていたこともあったお方で、
講義をしているお姿を見ていても、
なんだか神父さんを彷彿とさせるエネルギーでした。

座って講義を聴いていると、
ケネスさんが本当に熱心にコースを教えているのが、
なんというかその人生の熱のようなものが、
胸に迫るほどひしひしと伝わってきたのを覚えています。


長くなりそうなので、ここでいったん分けます。
「コースにまつわる風景2」へ続くよ!

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