昨日の記事を書いたときに、
このブログではじめて、「ミラクル・ワーカー」って言葉を出してみたんです。
後に内容全体を読み返して、「詰め込みすぎだな~」って思って、
とりあえずその部分は省いて修正しちゃったんですけどね(笑)
「ミラクル(奇跡)」については、
「A Course in Miracles」っていう本を何度も引き合いに出してるからには、
(タイトルからして 笑)説明が避けて通れないところだと思うんだけど、
さらっと書ける感じがしなくてねぇ…。
こういう風に、たかがブログ、されどブログって感じで、
私が色々なことに複雑に頭をはたらかせて葛藤していると、
スピリットが、
「複雑にしているのはあなたですよ」
とか言うんですよ。気楽な感じでねぇ。
くぅーっ。その通りだ!!
こういうとき、あの人たち(人じゃないけど)は、甘やかしてはくれませんね(笑)
☆☆☆
それで今日は、「諦観とミラクル・マインドの違い」。
ミラクル・マインドっていうのは、コース流に言うと、
ミラクル(奇跡)を起こすことのできる心の状態
と、言ったらいいのかな。
ミラクルというのは(私たちの観点からは)、自分で起こすものではないし、
意図して起こすものでもないんですね。
でも、それを起こすことのできる心の状態というのはある。
一方で、今日ここで使う「諦観」という言葉は、
仏教用語の方ではなくて、
一般的な、「人生を諦観する」というように使う際の、
「あきらめる」という意味と同義語で使っています。オッケー?
人生って、「エゴ」の自分が思うようにはいかないなぁ~
いくら願望実現学んで、「意図」してみたって、
起こることは起こるし、起こらないことは起こらないべ?
そういうことをすでに悟ってしまったあなた!
そ、それは正解です(笑)
ただし、ここが落とし穴だな~と思うんだけど、
「ゆだねる」ことって、私が今日表現として使った「諦観」のニュアンスとは、
全然違うのよねぇ。
この世界では、みんな、どうしてもエゴの自分と自分を同一視しがちだから、
「自分には力がない。何事も自分の思い通りにはいかないんだ」
と、あきらめてしまうと、虚無が忍び寄ってくるんですよ。
そう、一歩間違えると無力感……パワーレス、になってしまいます。
どうせ人生の手綱を、私(エゴ)が握ってるわけじゃないんでしょ?
何が起こっても、自分の「反応」をただ正していくしかないんでしょ?
それは、あなたがエゴと自己を同一視する観点に留まるなら、正解とも言える。
エゴもエゴで自分の世界を作っていますが、
スピリット(内なる自己)の意図に基づく現実の方が、リアルな現実だからね。
分裂した目線で、「力比べ」したら、そう感じるかもしれない。
でも、そうした考えはやっぱり、エゴの思い込みの中から見た目線なんだ。
だって、スピリットはあなた、なのだから。
あなたが自覚できているよりも、背後にある神性の反映は「いつもすばらしい」。
あなたが本当に望んでいることは、実はスピリット側にある。そう、
神の意思と「私」の意思はひとつなのです。
これが信頼できるかどうか、受け入れられるかどうかで、
あなたの心が「ミラクル・マインド」になるかどうかが、決まるんです。
ミラクル・ワーカーは、あきらめない人なの。
信頼しちゃってるから。
この世界が、愛に基づく姿を見せてくれるってこと、
私たちみんなの中の神性を見つめることができるということ。
何が起こっても、出来事を短いスパンで(自力で)判断せず、
神とスピリットを信頼しているから、
どんどんゆるしていくことで、愛を表に拡大していく意欲があるのね。
そうしていくと、結局、スピリットのあらわれの方を見るようになるから、
人間の思い込みが作った「この世界のルール」は、くつがえされちゃうんですよ。
それを人はミラクルと呼ぶ(笑)
ねえ、ミラクル・マインドは意欲的でしょう、人生に対して。
「諦観」のもつイメージ、心の状態とは、だいぶ違う感じがするよねぇ。
何かをあきらめるということが、無力感の味方になって、
人生に対して「閉じる」ということになってしまったら、
スピリットは表現ができなくなってしまう。
いつも、自分が思うより大きな愛が働いているんだなぁ、って、
どれだけ信じている?
あなたのハートはいきいきしている?
特定の結果を望むという期待ではなく、
大きな愛の現れを、必ず自分は目撃するんだっていう期待。
これは、持っていていい期待なんです。
いえ、誰もが自然に、持っているはずの期待です。
愛の息吹、生きるよろこび、健康そのもの、と言える。
それは、ミラクル・マインドの状態であること。
私たちの見ている現実は、一部でしかない。
ミラクルとは、それより大きなものを示してくれたとき、人々がそう呼ぶのです。
特別なことじゃない。
…ミラクルの意味、伝わりました?
今日はこのへんで…☆
☆スピリチュアルカウンセリング☆