直接、自分が何かしたというわけではないのに、
なんとなくぱっとしない、もやっとした1日ってありませんか?
何度でも気分を立て直すのだけど、「あーあ」という感じの日。
ちょっと油断すると、感情的な嵐の引き金になる、
ささいな出来事が繰り返される…そんな日。
この間、そんな1日を過ごし、
しめくくりがなんと、「自分が介入していない、家族のケンカ」でした。
状況を感じつつも、その内容からして、
直接、私が動くということはしなかったのですが。
驚いたことに、そんな風に客観的に距離を保っても、
「内なる傷ついた記憶」が面白いほどオンになりまして!
「なんでもっと、仲良くできないのよぉ~」
「ささいなことで、あんなに攻撃し合わなくても~」
ぐずぐず、じくじく、傷ついた気持ちが出てきました。
「ペインボディ」っていうやつですね。
興味深いことに、こんな日は、結婚している妹の方からも、
珍しく愚痴のメールが届いたり(笑)
☆☆☆
それで、シャワーをあびているときに、
ただただ出てきたものを感じながら、思考を「沈黙」させてたんです。
こういうときは、スピリットの自己よりエゴの主張が大きくなります。
だから、もちろん、それをまず「自覚」します。
そうして、自分と向き合う。
ただ感じること、見つめることになります。
しばらく経って、痛んだ「思い」が流れるままに眺め尽くし、
なるほどね~…と、静まっていると、
内から湧くスピリットの声が。
「雨の日もあるよ」
って。
☆☆☆
Seasons change.
季節が移り変わるように、
晴れの日もあれば、雨の日を眺めることがあるように、
色々なことがあるよ。
成長していく過程で、見ていくんだよね、
様々な側面を。
☆☆☆
スピリットのアドバイスは、「当たり前」なことも多いです。
強制的なところがひとつもありません。
無理をさせるようなところもありません。
そのとき、そのときの「ちょうどいい」を知っているから。
たとえば昔、私がコースの勉強を集中的にやっていたとき、
よく、がんばりすぎて、
「あと1章は絶対読んで、理解する!」
というように気負うことがありました。
自分に、「課す」のです(笑)
そういうとき、スピリットは必ず、その私の決めた範囲と関係なく、
「今日はここまでだよ。」
と、前もって、どこまでがそのときの区切りか、教えてくれました。
確かに、その区切りを超える頃、
私の集中力は低下し、同じところを何度も読んでいたり、
意識がもうろうとして頭に入っていなかったりするのです。
にもかかわらず、
私は自分の意志(エゴ)を貫きたくて、度々それを無視しました。
すると次の日、結局その部分は身になっておらず、
「あれ?どういう意味だっけ…」といった具合に、
ちょうどスピリットの教えてくれた範囲が終わっているところから、
戻って学習し直すことになるのです(笑)
また、たとえば家の掃除でもお仕事でも何でもいい。
ある作業をしているとしましょう。
やはり、そういうときも、
「これを先にやった方がいいよ」
とか、
「今日はここまで。あとは分けた方がいいよ」
とか、教えてくれるのです。
これについても、
「いーや!せっかく始めたんだから、全部いっぺんにやるっ!!」
と、強情に我を通すと、
結果、終わるころ私は疲労し、
あとで無駄にイライラしたり、気持ちがささくれ立ったりします(笑)
スピリットは、
「体は信念体系なのだから、何でも思った通りにできる!
これは幻想なんだから、疲れなど、ないのだ!!」
なーんて、言いません。
むしろ、「そうやって疲れなくてもいいんじゃない?」
という方法を教えてくれます。
現在の私たちのことをよくわかっていて、
エネルギーの状態まで見て、ベストを教えてくれます。
肉体の体験をしている私たちは、
自分の「度を越したら」、当然疲れます。
どこかで無理をすれば、気持ちも下がります。
そうならないよう、そうなる前に、バランスを教えてくれます。
☆☆☆
疲れるまでやらせる、
無理を押して何かさせる、
これはエゴです。
自分を大切にすることが、全体の調和にも結び付くと、信じていません。
誤った「自己犠牲」の精神があります。
その結果、怒りをためていくのです。
でも私、日常、いちいちスピリットの声なんて聞こえないよ~
と、思う方もいるかもしれませんが、
この前の記事に書いたように、あなたはそれを、
もしかしたら「体の声(サイン)」として感じているかもしれません。
☆☆☆
たとえばですが、こんな感じです。
すごくいい条件の仕事の話をもらったのに、
それについて考えると腹~胸のあたりが重い。
→どこか、自分に合っていないところがあるのではありませんか?
表面的な条件にとらわれず、感じていることを尊重しましょう。
笑顔で「いいよ」って言ったのに、
内心、かすかにムカッとしたり、躊躇したりした自分を感じた。
→いいよ、って心から思えていないところが、どこかにあります。
自分に嘘をついていませんか?
そんなのすぐ気づくよ~!という人は立派です(笑)
でも、けっこう人間は、自分の感じたことを誤魔化しているものです。
体と心がバラバラ、という状態は、スピリットと一致していないサインです。
この間、◆「体はない!」の記事でも書きましたよね。
私たちは、体を通して、マインドの声を聞いていると。
このサインによく注意していると、とても多くのことがわかります。
体の反応はすなわち、あなたの心の反応です。
それはとっっっても正直です。
論理的思考は、あなたをだまします!
はっきりいって、いくらでもそれらしい言い訳を提供してくれます(笑)
☆☆☆
「雨の日もあるよ」
いつもちょうどいい素の自分を、認めてあげましょう。
他でもない、あなたが。
そうすると、人生のどんな季節も、天候も、慈しむことになります。
どの瞬間にも、それぞれの味わいがあります。
スピリットはどの瞬間も、あなたとともにいます。
雨の日も、嵐の日も一緒に…って言うと、結婚式のスピーチみたいですが(笑)
実際そうだから!!
この曲を貼りつけておきます↓
みんな、晴れの日は好きだけど、雨の日も変わらずにいられる?
人生はいつも晴れの日ばかりじゃないよ、
それでも君は一緒にいられるかい?っていう歌です♪
New Edition 『Can you stand the rain』
それでは、また次回お会いしましょう~☆
Can you stand the rain?↓
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