今回は、あなた自身の一致の感覚を持って生きること、
あなたが、本当に、あなたであることの大切さについてお話しします。
☆☆☆
こんなたとえ話をします。
創造主(神)という存在が、花の種子を創りました。
神は、色んな色、色んな形、色んな香りの…
思いつく限りの、ありとあらゆる、美しい花々の種を創り、播きました。
それが育ち、咲き誇ると、…なんということでしょう!
上空から見ると、それはそれは見事な、
ひとつの素晴らしい絵を描く、庭園になるのです。
この話の、「花の種子」は、私たちの1人1人に入っています。
バラの人はバラに、ひまわりの人はひまわりに、
チューリップの人はチューリップに育つようできています。
色も、香りも、形も、それぞれがオリジナルのものです。
ユニークです。同じものは2つとありません。
それぞれが、それぞれの資質をそのまま育てることに成功し、
無事、おのおのの花を咲かせると、
神の庭(全体)は完成するのです。
☆☆☆
私たちがしていることは、このようです、
「自分でないもの」を知ることで、「自分は何であるか」が、わかる。
外と交流することで、
「自分でないもの」を目にする中で、「自分が何なのか」を知っていく。
こうやって、「自分という花」を絞り込んでいくのです。
外を見ることで、少しずつ自分に気づいて、自己像を把握していくのです。
「汝自身を知れ」の旅です。
☆☆☆
私たちの見ている世界の特徴として、
外のどこかに、漠然と正解があると思っていると、それを信じていると、
そして外の現実に自分を、いつのまにか合わせるようになっていると、
私たちは自分が何なのか、どうにもわからなくなってしまいます。
手がかりがなくなったかのように、自分を見失います。
自分は、はたしてコスモスだったか、さくら草だったか、
はたまたマツバボタンだったか…すっかり、混乱してしまうのです。
外のあれこれに目移りして、自分の資質が何なのか、
自分の真実がどのようなのか、
わからなくなって途方に暮れるのです。
でも、創造のシステムは親切です。
そうすると、「自分」を知るために、
外の人や出来事が、様々なテーマで、必ず私たちを刺激してくれます。
弱いところをつついてくれたり、知りたいと思っているところを、
何らかの形で知らせてくれたり……これは「救い」です、まさに。
そのようなとき、自分が自分を見失っている分だけ、外の人も、状況も、
その状態を「教えるために」、私たちの現実で一致協力、演じてくれると言えるのです。
背後にあるのは、まるでこんな問いかけです。
「ねえねえ、これがあなたなの?
それで心地いいの?本当に?イエス?それともノー?」
自分を正直に見つめるチャンスです。
外から提示された答えを自動的に受け入れるのではなく、
背後にあるもの、自分の心をよく見るチャンスです。
こうすることで、心を洗い出すことで、
自分という存在の、成長したい姿、ありたい姿(心から望んでいる姿)、
そして、すでに個性として持っている輪郭を、くっきりとさせてくれるのです。
☆☆☆
あなたという存在には、とても意義があります。
はかり知れない価値があります。
Aさんのパーソナリティ(個性)でもなく、Bさんのパーソナリティでもなく、
テレビや本の中の誰かのパーソナリティでもなく…
あなたは、あなたとして、この体験に入りました。
そこに、すでにふさわしい「種子」が蒔かれていたことを、信頼してください。
人を制限するものは外にはありません。
外の状況や、誰かが、あなたを制限しているように感じるとき、
そのような現実を目にしていることがもしあったなら、
心に留めてください、それはあなたの心の影絵です。
もしかしたら、あなた自身が、あなたの内面の一部をないがしろにしたり、
閉じ込めたりしていて、「統合への呼びかけ」を見ているのかもしれませんし、
あるいはもしかしたら、自分自身の選択した、
より自分を大きく成長させるためのプロセス(課題)を映し出して、
体験しているのかもしれません。
いずれにせよ、
あなたの「やってみたかったこと」や、「知りたいと思っていること」を、
必ずその中に映し出してくれているのだと、理解してください。
背後に存在するギフトを、受け取ることに決めてください。
☆☆☆
あなたは、自分の内なる真実に、耳を傾けていますか?
外の者が、あなたを「こうである」と語ってくれ、決めてくれるのを、
何らかの形を提示してくれるのを待ってはいませんか?
自分の心で起こっていることや、内なる感覚に、向き合う意志があるでしょうか。
自分について学ばない限りは、
外の人についてもやはり、同じ程度しか、学べなくなってしまうのです。
出来事に関わらず、自分の内をまず観察できるようになると、
あなたは、すばやく幻想(思い込み)から出ることができるようになります。
人のせい、外の状況のせいにするのをきっぱりやめることができます。
さらに、自分の内なる真実を自覚すると、
外からの影響は、もはやあなたをおびやかすものではなくなります。
あなたは、あなたの花を咲かせてください。
ブログランキングに参加しています
クリックありがとうございます
精神世界ランキング
☆スピリチュアルカウンセリング☆