BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

BE YOU DO YOU

はいっ、この記事は、
ヒップホップ文化が苦手な人はスルーしてください。

ノン興味な人には、適さない記事かもしれませんからね(笑)
こてこてっと、そこに突っ込みながら書いていきますので。


ラッパー、lil wayneのインタビューをネットで読んでいて、
うむむむむ…と、感銘を受けてしまいました。

この人は、私から見ると、世の人をインスパイアしていると思うのです。
その魂の輝きが、なぜか私のことも幾度となく励ましてくれている。

しょっちゅう彼の情報をチェックし、新譜を必ず購入するようなファンであるとか、
男性としてのイメージが自分の好みのタイプだとか、

そういう見方をしているわけではないのですが、
同時代を生きていることのつながりを強く感じるし、その存在に感謝している。


☆☆☆

何年も前、youtubeにアップされているインタビューを見たときも、
彼はアルバムのセールスがヒップホップ界のトップに昇ったことについて、
こうなることを予測していたか、どのように努力したか…みたいなことをきかれ、

「期待とかはしないんだ。自分は、自分でいるだけ」

という回答をしていました。

私は、やっぱりなんだかこの人スピリチュアルだよなぁ、いいこと言ってくれる!
と思いながら眺めていたのですが。


こちらのインタビューをご覧ください。少し長いです。
DJスクールのブログで訳してくださっているものを見つけました。

◇パリス・ヒルトン、リル・ウェイン対談①
◇続き・対談②


正直、パリスさんはあまり私の興味をひく人物ではないのですが…。

この対談の中で、リル・ウェインが語っていることがなかなかいい。


色々ピックアップしたいポイントがあるのですが、まず、①の方。

「タイトルはタイトルでしかない。名前は名前でしかない」
と訳されているところがありますが、

これは日本語でもっと言えば、

「肩書きは肩書きでしかない。名称は名称でしかないんだからさ」

ということですね!


つまり、「新・ヒップホップ王」なんて言われても、
それはワクワクすることではあるが、実際のところ、そんな称号はどうでもいい、
と、言っているんです。

実にナイスではありませんか。

また、パパラッチについて、

「たぶん自分は、写真に撮りたい!と思わせるような風貌じゃない」
なんて言っているところもいいですね(笑)

私は、彼は非常に味のある容姿であると思いますが。
時折、はっと胸に迫るようなすばらしい笑顔を見せることがあります。



対談②の方には、さらに突っ込みたいポイントが出てきます。

たとえば、今や大人気のDrakeというアーティストを発掘したときのこと。

「Drakeに伝えた、伝授した1番大きなことは、
言葉が足りなかったりつまった時、困った時には

謙虚さを忘れずに、自分らしさを大切に、ということ。

日々色々なことに揉まれ自分がなくなってしまうこともある。
そんなときには自分としっかり向き合わないと。



そんなときこそ、“自分”に戻らなければならない。

自分らしさを忘れてしまったら、何のために鏡があるんだ?

って伝えたよ。」

わわわわわ。

これは、とても重要なポイントですよね!


精神世界でよく「無私」という言葉、
自分をなくす、という言葉が出てきますが、

これは、「この世界の中で、与えられた自分」というものを、
ありのままに受け止め、感謝し、
それを神性の媒体として本気で活用するとき、

あなたは、あなた自身であるので、
つまり神性と一体になっているので、

「私だけの私」は存在しない、

ということだと思うのです。


自分の中の神性にあなた自身が耳をすませ、
それを実際に、生きることであると。

言葉にすると逆説的ですが、自分を見失ったらそうできません。

つまり、
人の判断に従い、外の人に「自分は何であるか」を尋ねまわるのではなく、
外の世界(鏡)に自分を映し出しながら、
自分の心の奥に焦点をあて、自分でそれを正直に見る必要があるのです。

曇りのない眼で。



…インタビューの内容に戻ると、

こんな箇所もありました、

(今後の夢はあるかと尋ねられて、)

「夢とかあまり描かないんだ。
夢は、“今日”こうなったらいいな、とかいう程度で。
今日1日を夢見るっていう感じかな」


昔のインタビューでの彼のせりふ、
「期待とかはしないんだ。」と同じですね…。

「今を生きる」、これが彼のナチュラルな姿勢なのでしょう。


また、その後、「星座占い」について尋ねられ、こう答えています。

「よく星座占い見てたよ、天秤座…って。
でも、今は誰かが予想した通りになりたいと思わないし、
誰かに自分はこういうやつだとか言われたくもない。

“これがウェインです”
なんてまとめられたものを読みたいとは思えなくて。

俺に実際会って、あなたはこうです、って言われたら別だけど。
俺はひとくくりにされたくない、違うスペシャルな存在でいたいんだ、基本。

だから、質問の答えは…
星座占いは見るけど、信用していない。俺は俺。」


これも私は賛成です(・∀・)

もちろん、何を信じるかは個人の自由で、
それぞれの好きなこと、楽しいこと、指針は違っていていいのです。

ただ、さっき書いたように、
「自分の内に耳をすます」こと、「今の自分を正直に見つめること」、
この姿勢を失ったら、生きてる意味ないじゃーん、と、私は思うわけです。


まぁ、このインタビューに関しては、
最後に雑誌のインタビュアーから「近い将来に掲げている目標」をきかれ、
リル・ウェインは「今年中に、税金を払っても最低50億円作ること」
という確固たる答えをしていて、
キャッシュ・マネーというレーベル名を裏切らない終わり方をしたのでした(笑)


☆☆☆

それはともかく、
他にもこんなインタビューに私はビツクリさせられましたよ。

「リル・ウェイン、早めの引退、その後の計画について語る」


この「未来計画」の理由が、
レーベルの社長として自分がプロデュースしている後輩たちのためだったり、
自分の家族(子供たち)のためだったり、というのが、彼らしい。

この言葉なんていいなぁ、と思ってね、

オレには彼らが何にもやらないですむくらいのカネはあるけど、
彼らは何でもやることになるはずだ。それが彼らにとっていいことだからだ」

と、彼は笑いながら言う。

「6年以上はこのリル・ウェインの仕事をやってられるから、
彼らも、8歳にはなるだろう。そこからは彼ら次第さ。
なんだろうと彼らがやっていくんだ。
スポーツとか、なんでも夢中になれることを。

オレはそこに駆けつけるよ。すべての試合に。
オレは帽子を被ってジャージを着たパパなんだ。それがオレさ」



身近な人を大切にできなくなったら、
バランスを欠いていると言えるよね。

なんていうか、基本的すぎる思いやり、そういうものを、
仕事や自分の成功とかに目を向けるあまり、
忘れることさえも、正当化されることがあるでしょう?


スタイルは人それぞれ、人生の形は色々なんだけど、
もしも、心のどこかでわかっていながら、
自分の人生に含まれるある領域をないがしろにしたり、
切り離したりしていたら、それは何かが違うよね。

人生ってホール(WHOLE)、全体だから。

そんなことを思い、彼の唯一「先取り」している未来というのが、
そういう風に自分の周囲の人々も思ってのことだ、というのが、
そこはかとなくうれしかったです。


☆☆☆

ある別のインタビューでは、
過去の(ラッパーとして駆け出しの頃の)自分に、
今のあなたからアドバイスしてあげたいことは?と尋ねられ、

「彼は何をしたらいいか知っていたんだから、何も言うことはないよ」

と、答えてもいました。


また、彼はこう言ってもいました、

「BE YOU, DO YOU」

自分自身でありなさい、「自分」をやりなさい、


自分自身であること。
それは自分を信頼すること、とも言えます。

私は、このことがとても大切に思え、
それをインスパイアし続ける彼の姿を目にすると、
なんだか力づけられる気がするのです。


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