今回は、セッションでご相談を受けるときにも気づくことのある、
私たちの陥りがちな「苦しみをつくってしまう要因」についてお話しします。
「あなたが思っている通りの進行じゃなくっていいんだよ」です。
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前回の記事◆「先は見えない方が面白い」でも、
「あなたが心から望んでいるものは、存在しているよ」
ということを書きました。
けれども私たちは、それに対してこんな風に反応することがあります。
「いいえ!私は○○を望んでいるのに、現実は思い通りになりません。
私の何がいけないのでしょうか?
何がブロックになっているのでしょうか?」と。
ブロック。
それは何とも挑みがいのありそうな、魅惑的な言葉ではあります。
でも、思い通りにならない=ブロック、と決める前に、以下のことも思い出してください。
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苦しみに気づいたとき、自分の思考や感じていることをチェックして、
「私の中のなにが、現実をこのように解釈しているのだろう?」
と見つめることは、助けになります。
そうすることで、外に見ている現実というのは、
自分が見たいように見ており、それに基づいて行動もしていて、
結果、自分が一定のパターンを反復していることに気がつくからです。
外に見える現実をそれまでの思い込みから解放し、“静止画”に戻して、
内側にある源泉に耳をすませるとき。
あなたは、今まで思い込んでいたのとは違うことを知らせてくれる、
感覚や声(情報、インスピレーション)を受け取ります。
「私の思っている通りに進行していない」と不安になることは、結局、
「今までの経験に基づく私のデータ(記憶、考え)の方が、
より正しいはずなんだ!それに沿っていなければ、うまくいかなくなってしまう!」
と、信じているということです。
しかしそのとき、あなたは“何”と対立、競争しているのでしょうか。
これは大事なクエスチョンです。
あなたに敵対するものなど、ありません。
そういうものが「ある」と、信じてその通り「経験する」ことは可能ですが。
あなたがひとつであるということは、そういうことです。
ここで、「あっはぁ~!」と納得して笑ってくださった方、ありがとう(笑)
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大局的な見地で、私たちはどれだけものを見ているのでしょう?
「私の○○が達成されるためには、このように進行しなければならないはずだ」
そのように決めた結果、そうでない状況にやきもきし、
私たちは苦しんでいるのです。
安心を得たくて、「自分の思う順調」に少しでも近づけようと、
力ずくで周囲をコントロールしようとします。
しかしそのとき……私たちは何とたたかっているのでしょう?
あなたは、目隠しのような“架空のついたて”ごしに、
現実という「表現体」をつかって、あなた自身と対話しています。
これはちょっとしたゲームですね!
それ(現実)を創っているのが誰だかわからない。
それはもしかしたら、ちっぽけな自分のことなんて眼中になく、
自分を不幸にし、犠牲にし、悲しませる、こわい存在かもしれない!
安心なんかちっともできない!
だから私は、私の学習したやり方で、
私の知っている安心できるやり方で、
それをよりよい方向に引っ張ろうとがんばるんだ。
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ツー、ツー、ツー。
Do You Copy? (無線での確認、「聞こえますか、わかりますか?」)
私たちの無線の接続が切れたことなんて、いちどもない。
耳をかたむけようじゃないか。
安全で、親切で、いつも新しいひらめきを、語りかけてくれているものに。
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