グッドイブニング~(〃'∇')ノ'`*:;,。・☆
今日のお話は、「後になってわかること。」
昨日に引き続き「夢」のテーマに入れました。
夢も、後になって「なるほど。」とわかることがけっこう多いです。
そのとき意味不明でも、後になって繋がるということはよくあります。
こちらの現実の“出来事”になってから、
「あ~っ!!」
って、初めてわかっちゃうこともあるしね(笑)
また、そうでなくっても、ある日突然インスピレーションが浮かんで
パズルがはまるように意味がわかることもあります。
なので、そのときに「全てを理路整然と読み解こう」としなくても、
こんな夢があったなぁ~と認識しておくだけでも、役に立ちます。
夢に限らず、現実に対してもそうで、
すべてに「今」、むりやり答えを出そうとしないで、
つまり自分の知っている解釈を工作して何とか当てはめないで、
自然と浮かび上がるもののための「余地」をあけておくことも、
大切なんです。
現時点の自分が知っていることが“すべて”だというのは、
とんでもない誤解だからです。
人はときどき自分の作ったロジックの中に閉じこもってしまい、
他者から見るとそれがすべてではなくても、
それしか解釈がないかのように思い込んでしまうことがあります。
また、人々が集合的に信じ込んでしまっていることに関しては、
それだけが真実であるかのように、錯覚しやすいものですね。
ところで今日のエピソードは、
実はわりと気の抜けた、私的なもので、
8年くらい前の「体外離脱体験」の中で起こったことの、
一見どうでもいい体験の意味が、
今年になってから、思わぬ形で理解できたかも!というお話です。
☆☆☆
私は昔ひとり暮らしをしていた頃、
わりと頻繁に体外離脱体験が起こる時期があったのですが
(◆参考記事◆「よもやま話霊的風味」)
半端な内容の体験になることも多く、
体外離脱中に起こったことについては、
なかなか解釈しようのない謎も多かったのです。
これは、そんな「謎」のひとつとなった出来事でした。
そのとき私は、フローリングの床で横になってうたたねしていて、
体がブーン!と携帯のバイブのごとく、振動し始めるのを感じました。
(外から見たら実際どうなっているんだろう?と思いますね。)
その前振りによって、あっ、体外離脱するな…とわかったのですが、
その頃、意識がクリアーなまま、体からうまく出られるようにと、
色々工夫していて、このときは以前人から聞いたことのある
「ヘルパーに体外離脱体験を手助けしてもらう」
というやり方を、実践してみました。
すると確かに、自分の手を引いてくれる「手」があらわれたのです。
私には、モノクロ映画の「白」のような色の光った手に見えました。
最初は手だけが見えたので、ちょっと怖い気もしたのですが、
その手に引っ張ってもらいながら、体から抜けました。
そして、ぶじに部屋の天井付近に浮かんでいたとき、
「この存在が、ガイドしてくれるのかな!?」
と、思うような男性の姿をした存在が、前方にいることに気づきました。
その存在の姿全体も、なぜか白黒映画のようなトーンで見えていて、
内部から光っている感じであります。
服装は、あまり複雑なものでなかったと思うのですが、
その男性の外見は、古い時代のヨーロッパの人のような雰囲気で、
髪型もそんな感じでした。
ウェーブがかっているか巻いているかの古風なスタイルの、暗い色の髪でした。
その男性は、モノトーンで光っているという点以外は、
私たちが想像しがちなマスターとか天使とかの絵ような
「際立った美形」
…ではなく、
ほんとにごくごくフツーの、ヨーロッパ人の顔立ちで、
顔のほくろまで見える、その、
ご近所にだっていそうな、ごくフツー感に、
私はなんだかかえって警戒してしまい、
この人がヘルパー存在でガイドしてくれてるなんてこと、
ほんとにあるのかなぁ?
なんて疑い始めました。
その存在の声は、私にとってはふだん通り日本語で理解できて、
(※昨日の記事のトリビアと一緒?↓)
ただし耳に音声として聞こえるのではなく、
頭の中にエコーがかかったような声が直接聞こえるのです。
その存在は、私の方を向いて、
私が自分の後をついて来るのを待ちながら、
「頭の後ろで手を組んでください。」
と、紳士的なやさしい口調で、言いました。
私はともかくも、言われた通りのポーズをしかけたのですが…
浮かんだままの姿勢で、頭の後ろに手を組んで…
って、何これ!?
なんでこんな妙な仕草を!?∑( ̄□ ̄;)
やっぱ、この存在はガイドじゃないかもしれない、
おちょくられているだけかも…!
と、思って、すぐにやめてしまいました。
私の思っていることは、テレパシーでだだ漏れだったと思います!
その存在は、あきらかに「困った顔」をして私を見ていました。
そして、私は結局、その存在の指示に従うことなく、
疑いの気持ちを残したまま、
体脱状態で一緒に部屋の外に出ることもせずに、
体の意識の方にもどってきてしまいました。
変な体験だったなぁ~、
あの人(人じゃないけど!)困っていたから、
わるい人ではなかったんだろうになぁ
という鮮明な印象とともに、
「ヘルパー存在が思った外見と違う」ということで疑った、
そんな自分の心にも苦笑するという、微妙な出来事となりました。
それにしても、
「頭の後ろで腕を組んでください」
…その意味は謎なまま、あれから8年ほどが経過しました。
☆☆☆
今年に入ってからのあるとき、私は他のことを調べていたつもりが、
いつのまにか、体外離脱のサイトに辿り着いていました(笑)
はじめて見るサイトでしたが、
そのサイト主さんの体験や、メソッドが詳しく載っていて、
興味深いな~と思いながら、自分の体験も思い出したりしていました。
その方は、人に体外離脱を教えることもしていらっしゃって、
そういった解説のコーナーの中に、
寝るときに、頭の後ろで手を組む姿勢にするとよい
これにより、体外離脱がしやすくなる
ということが書いてあったので、度肝を抜かれました。( ̄□ ̄;)!!
古代チベットか何かのやり方で、そういうのがあるそうです。
(もはやうろ覚えでごめんなさい)
その姿勢の図も見たのですが、それはあのとき、
「にせガイド」と私が疑った、
あのヨーロッパ人的な姿の存在が、私に促したポーズと同じでした。
とはいえ、まぁ、違う点をいえば、
私は体外離脱中、すでに体から抜けた後にその指示を受けたので、
「なんでこんなポーズしなくちゃならないの~?」
と、意味不明に思ってやめてしまったわけですが…。
もしかすると、私は
「意識を持ったままの体外離脱体験のサポート」
を、あらかじめ意識の中で要請していたわけなので、
体外離脱しやすいポーズを教えてくれようとしたのかもしれません。
あるいはその当時も、結局中途半端な状態のまま、
体に意識が戻ってしまったり、
ふだんの夢に入ってしまったりしがちだったので、
体外離脱後のエネルギー体の状態でも、
よりよい体外離脱状態、意識の状態を保つために、
そのときそのポーズを取ることに、何か意味があったのかもしれませんね。
なんと、8年も経ってから、やっと、
「謎」がとけたかもしれない…というお話でした。
あのときのガイドさん、疑ってごめんなさい。
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