今日は、「自分の世界を変える」というお話です。
「自分を変える」ではないことに、注意してください。
あなたの意識、心の世界は、あなたが変えることのできる世界です。
でも、外に見える現実の「源」として、そこにストレートに目を向けることを、
当たり前に思える人はどれだけいるでしょうか。
それよりも、「外の世界を変えようとする闘い」に挑むことの方が、
現実に違いを生み、実りをもたらすという錯覚を起こしていませんか。
もしそうであれば、エネルギーを自分の中心に戻すことをおすすめします。
なぜなら、
「外に見えるものを映し出している映写機はどこにあるか?」
を忘れているからです。
映写機は、あなたの中にあります。
あなたの中にある世界、
あなたの意識が何を描き出しているか、
何を信じ、何を外へと投げかけているのか。
その内容を見ることが大切です。
(因はかならず意識にあり、結果は外の事象としてあらわれます。)
たとえば、あなたの心の中に、もし、
「ふれられたら痛い傷」や「踏まれたら爆発する地雷」があるなら、
絶対にそこにふれない人を探したり、そういう世界を求めたり、
外側に自分の「望む取り扱い方」を強いるのは、根本解決にならないとわかるでしょう。
私たちはときどき、幻想にはまってしまうことがあります。
自分に都合のいい形で、自分を絶対に傷つけない、優しい相手や世界を探す。
理想の現実や人間を「探し続ける旅」をしてしまうことがあるのです。
でも、そのときに気づいていないのは、
自分を傷つけているのはいつでも、他者でなく自分自身だということです。
あなたの心の中に痛みがあるとき、
あなたの「痛いところ」を直視させてくれる他者、あるいは状況が現れます。
そのときに必要なのは、外側(現実)と闘うことではなく、
自分の内側に、そのような痛みを生むどんな「観念」をもっているのか、
点検をすることです。
それらの感情や思いを生じさせる、根本にある「思い込み」は何でしょうか?
そのとき、一体どんなことを真実だと信じてしまっているのでしょうか。
まずは、内側に描かれている「自分の世界」、そこにこそ、
あなたを苦しめている「エラー」があるということを自覚することです。
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