こんばんは!
今日はちょっとマニアックかもしれない?けれどお話ししたかったこと。
「死後のご案内の注意点~」です。
ブログ記事内でも、ときどき、
私が経験した「すでに亡くなっている方」との交流話を書いています。
私は幼少時から物質と同じように霊(※すでに亡くなった方など)が見えていた、
というタイプではありませんでしたが、いかんせん、夢での経験が豊富でした。
(詳しい経緯は過去記事で色々と書いています。)
その実体験がなければ、今のように、
「生きている私たちも死後の人たちも、同じく“霊”なんですよ。 」
なんて言えなかったかもしれませんね。
ところで私は、
「肉体が滅びた後にも存在し続けるなんて絶対信じない!」
という人がいても無理に説得しようとは思わないし、
「死んだら無になる」
とか、
「無我なり、集合意識なりに、溶けてしまう」
とか、色々な考えを信じている人がいても、それでいいんだと思います。
そう信じることで、この人生に強くフォーカスできるという、
その人のなりの意識の働き、メリットもあるかもしれません。
私にできることは、自分の経験を、ただ提示することです。
それをきっかけに…もし、それまでの考えに誰かが疑問を持つようになったなら、
それはそれで素晴らしいなぁと思います。
この感じは、たとえばあなたが、どこかの国で…
「日本人って、魚と米しか食べない民族なんだって!」
と、信じられていると知ったとします。
あなたは、必死でそのことに反論し、説得しようと思いますか?
どちらかというとちょっと笑ってしまい、情報それ自体に面白さを感じませんか?
それは、あなたが日本の生活を現に体験して知っているからですよね。
…前置きはさておき。
スピリチュアルな情報や、見えない世界に興味があったり、
たとえば体外離脱を実践していたりすると、
「死後に迷っている人や、とどまっている人を、ご案内する」
という活動に興味を持つ場合もあると思います。
そこには確かに、感動の体験やストーリーがあることも多いです。
この活動について、霊能者のいう呼び方、体外離脱実践者のいう呼び方、
それぞれの呼び方、やり方は色々あると思いますが…
これについて、私の経験からお話ししたいことがあります。
あなたは、
人の心や感情の、渾身のエネルギーを経験したことがありますか?
快く美しいものばかりではない、すべてを含む深淵に耐えられますか。
これについてまだ「ノー」だったら、
自分から意図してそういう活動をすることは、控えた方がいいかもしれません。
つまり、興味本位に足を突っ込むことはあまり推奨しませんよ、ということです。
もし、あなたがそういう活動をする深い意図のある人だったら…、
きっとこれまでの日常なり、夢の中なりで、自然と訓練を受けているでしょうし、
活動するときにはヘルパー(援助する存在)もついているのがわかると思います。
死後(と、便宜上こう書くしかないのですが、正確には時間のない世界)
何らかの理由でとどまっている人の中には、
強い執着や想念、感情に囚われて、攻撃的になっているケースもあります。
それはもちろん、彼らが「悪い」からではなくて、
生きている私たちと同じように、怒りや悲しみや愛憎、様々な苦しみから、
そうなっているのです。
彼らと関わる場合、たとえ援助の意図から接するのであっても、
相手はガチで、渾身の力を込めて、向かってくることがあります。
ときには、その力を一時的に抑え込むために、
真っ向からエネルギー対決をするようなシチュエーションもあります。
これを例にたとえると…
私たちの経験している現実でも、救助隊の方たちは、
もしそこに救助すべき人がいたなら、危険な場所へも出向きますよね。
そして、その場所のリアリティーや、救助する相手の「状態」に動揺することなく、
しかるべき措置をしますよね。そのための、訓練もしています。
それと同じなんです。
相手からの、ガチンコで必死なエネルギーには、それなりの理由があります。
また、想念の世界ですから、
相手の信じているリアリティーを、一緒に体験することもあります。
そこに引きずられたり、飲み込まれてしまっては、仕事はできません。
もちろん、あなたの愛する身近な方で、すでに亡き人へ送る、
やさしい心遣いや、向ける愛の想いが…
結果として、その方の死後のご案内の役目をすることはあります。
あなたは意識してそうしていないかもしれませんが、相手に届きます。
こういう交流については、今日の話題の該当するところではありません。
私がお話ししているのは、あえて霊的な現場にかけつけようとする場合のことです。
その場合は、生きている人間に対するケアと同様、
プロとして向き合う訓練も必要なのです。
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