今日のお話は、「自分をいじめるいじめっ子」。
セラピーの極意とも言えるポイントにふれます。
昨日の記事「真実を探すより大切なこと」と共通のテーマが含まれているので、
補足的な意味もあり、早目にアップすることにしました☆
おとといの月☆
常にあなたは自分の「反映」を見る。
あなたのヴァイブレーションに呼応した現実を体験する。
そのために、たとえば「悪意」を信じている人は
「悪意」が存在する証拠となる現実を必ず見つけるし、
その真逆の信念でありながら、「善意」を信じている人もまた、
「善意」が存在する証拠となる現実を多く見る。
それでも私たちには、うわべ上は、
両者が「同じ現実世界にいる」と、認識されているのです。
すでに何度もお伝えしていることですが…
あなたの意識が採用している「観念(BELIEF)」が、
あなたの体験する現実を選ぶベースになります。
(この間の講座「観念書き換え教室」でもくわしく学んだことでしたね♪)
だからこそ、
客観的な現実があると信じて、その中で「真実探し」をすることは、
迷いの状態なのです。
それは、「鏡」を「鏡」だと認識せず、そこに写っているものの「元」を見ずに、
鏡に写っている反映をリアルな世界だと思い込んでいるようなもの。
昨日の記事でお伝えしたように、本来、
「真実を探すよりも大切なこと」が、あなた自身を知ることになるわけです。
さて、
これはセラピーの極意と言ってもいいのですが、
外の状況の様々な変化や時の経過にもかかわらず、
なんだかずっと生きるのが苦しいという方は、あなたの中にある、
「自分をいじめるいじめっ子」に気づくことが大事です。
たとえば、日頃気をつけてみると、
何かにつけて自分自身へ、心の中でこんな声かけをしてしまう。
「調子にのるんじゃねぇ!」
「いい気になるなよ」
「お前なんか…○○(あなたのうれしくない言葉)」
「身の程を知れ」
自分自身を蔑んだり、叩いたり、頭ごなしに抑えつけるような「思い」を、
何かにつけて、いちいち浴びせる自分がいるということです。
ちょっといい気分や楽しいことがあっても、ブレーキをかける自分がいて、
またもとの「自分を否定する現実」へ戻そうとする。
このようにもし、あなたが、あなた自身へ悪意を持っていると、
安心して幸せやよろこびを感じられないのはもちろんですが、
(いつもそんな風に台無しにする「声」があなたの中で発動するのですからね、)
“外”の世界にも、やはり「悪意」を見て体験してしまうのです。
起こる状況自体もそうなりがちですが、
場合によっては、相手に悪意やあなたを否定する意図がなくても、
そのように(あなたの方では)受け取ってしまう、ということも起こります。
これが「観念」というセットアップのなせる技です。
現実はあなたを「通して」起こっているから。
現実は、あなた自身のヴァイブレーションに呼応した、二次的なものだから。
元にあるのは他でもない、あなた自身の意識なのです。
「いじめっ子」を自分自身の内に持ったままの状態では、
「外」にも自分を否定する現実や、同じようなつらいものを見続けるので、
「この世界」で幸せになるのは、とても難しい…
と、絶望的に感じてしまうでしょう。
それは道理です!
でも、その同じ世界を見続けるよりも、ただ思い出してください。
「この世界」は、あなたの中にあるのです。
あなたの意識を反映して見せてくれている現実なのです。
あなたの基本的な「観念(BELIEF)」が変わるなら、
体験する世界も変わらざるを得ないのです。
あなたの中の、「自分をいじめるいじめっ子」に気づいていますか?
何か苦しいこと、つらいことがあったときに、
現実レベル・行動レベルでの解決策や、
外の、“正しい”とか“高尚”とか“権威がある”と思われる真実探しをするよりも…
シンプルに、自分の心、見てみてください。
あなたの中に一体どんなものがあるのか。
どんな思い、信じていること(観念)が採用されているのか。
そこを明らかにしてください。
いつも、必要な答えがあるからです。
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