こんばんは。
こちらは今日もセミたちの声が絶好調ですよ。いいなぁ、夏の風物詩。
セミたちの合唱に耳を傾けているとトランス状態に入れると思うのだけど…
(前にも書きましたが倍音成分もたっぷり☆)
体外離脱の練習のお伴に…瞑想の伴奏に…セミの声。いかがですか?(笑)
半ば冗談で切り出しつつ、私自身の体外離脱体験を振り返ると、
セミの大合唱と、離脱時に起こることのある独特のサウンドとは近いものがある。
なので、先月の◆「マンゴーと明晰夢の関連性!?」の記事で書いたように、
現象が起きたときに近い状態をセットアップすることで再現することも有効だから…
セミの声を聞きながらお昼寝…からの体外離脱、アリな気がしますよ!(笑)
ただ1つ、
動物をはじめ他の生物の言葉を受け取る能力をお持ちの方は…
セミの鳴き声は、オスがメスを呼んでいる声と言われているので、
(セミになってみないと事実がその通りかどうかわからないけど)
鳴き声の「メッセージ」の方が入ってきて落ち着かないかもしれませんね(笑)
雑談はこのくらいにして、今日の本題は「真実のエッセンスを汲もう」です。
真実って、日常生活の中で常に意識しているものじゃないかもしれないけど、
精神世界・スピリチュアル分野では、そこを極めて重要視する方もいます。
一般の感覚から言っても、見えない世界のことを扱っていればいるほど、
「何が真実か?」を確かに掴みたい、と願うものかもしれません。
私は直接お話しする方へだけでなくブログでも自分なりの真実を伝えていますが、
過去記事も色々と読んでくださった方であれば、それがどんなものなのか?
私のスタンスを理解してくださっていると思います。
普遍の真実には、そう種類がありません。
たとえば、「存在」は存在しているとか。
文字で書くと単純なことばかりだけど、
「肉体の生命=存在」と信じていたら、それも衝撃になるかもしれませんね。
それら少ない「普遍の真実」のほかに、
この世界の中で「あれが真実、これが真実」と数限りなく出てくる真実は、
厳密にいえば私たち各自の、独自の観点から定めたものであって、
「必ずしも真実ではない」と言うこともできます。
それは精神世界・スピリチュアルの分野で扱われていることでも同様で、
色々な人の見解がそれぞれ異なりますが、
それらは有名な「目の見えない人たちが象を体験したら」※のたとえのように、
部分部分から見れば、そのように見えることが「どれも真実」なのです。
※このたとえを聞いたことがない方のために解説すると、
象という未知の動物の全体像を見て把握することができないまま、
足の部分を触った人は「象は丸太のようだった」と言い、
鼻を触った人は「象は長いホースのようだった」と言い、
耳を触った人は「象は大きなうちわのようだった」と言う。
けれども、どの体験の描写も象の一部分だけしか表しておらず、
それらを総合しても、象の真の姿は浮かび上がらないという意味です。
注: 詳細の表現は私のオリジナルです。概要が伝わるよう適当に書きました。
そういうわけで、
「この教えこそが真実だ!」
「いや、こちらの教えが究極の教えなのだ。」
「あの人たちは真実をわかっていないが、我々はわかっている。」
そんな「真実争い」は、とっても不毛なのです。┐( ̄ヘ ̄)┌
どれもが、ある部分から見た「真実の経験」だからです。
そして、
今日のタイトルの「エッセンスを汲もう」の意味ですが、
あなたが経験していること全ての中に、真実はあります。
全ての中に、ですよ。
それをあなた次第で汲み取るのです。
たとえば、私たちの日常的な常識からすれば、何か偽りごとがあったとき
「誰々は私に嘘をついたから、そこに真実はなかった。」
そう解釈することがよくありますが、
スピリチュアルな視点では、その現象の中にある真実を汲むことができます。
それは無理矢理何かを「正しいもののように」解釈しなさいということではないし、
「何が本当のことだったか」を調査し追求するということでもありません。
“現象”の根本にあるものが真実です。
見えるものや現象というあらゆる“表現”を介して、
その元にあるエッセンスを汲み取れるんだよ、ということです。
このように見つめることができれば、
この世的な視点から「何が真実か?」を探し求め、争うこともなくなります。
真実が無い場所など、ないからです。
(逆にいえば、この世界からの観点のまま“絶対の真実”を探しても、
意味がないということがわかります!)
もし、あからさまに、
「真実をあえて覆い隠すような行動や思考」をしている状況があった場合ですら、
あなたはその奥に存在する真実のエッセンスの方を汲み取ることができます。
そして、真実のエッセンスを汲み取ったときには、
あなたの心は騒ぐのをやめて、ピタッと平和になるという特徴があります。
それはいかなる「味付け(説得や、思考の中での格闘)」も必要とせず、
ストンとあなたの中におさまるからです。
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