グッド・イブニング~
相変わらず部屋を整える作業でいそがしくしております。
掃除したり、片付けたり、必要なものを買ってきたり…しているうちに、
じょじょにイメージが描けるようになって、そのイメージの中に自分自身や、
お客さまがいらっしゃる姿が浮かぶようになると、うれしいものですね。
今日のテーマは、「エネルギーに染まる?染まらない?」です。
夕陽に照らされる菜の花。
特定の人と一緒にいると、
その相手のエネルギーに染まったり、
相手との間の力学や、モードや、「空気」のようなものができてくる。
それを実感したことが、あなたにもきっとあるのではないでしょうか。
相手が個人でも、集団でもそうです。
確かに、エネルギーは共振し合うので、
「目に見えなくても」それは起こっていることです。
「あなた」という固有のヴァイブレーションの“振り幅”の中で、
共鳴する周波数を、相手によって使い分けているとも言えます。
自然に、相手と共鳴し合う部分で接しているのです。
そういった「調節」は、実際は自分でしているのですが、
あたかも自然に変化したり、つられるように変わっていることも多いので、
まるで「エネルギーに染まる」という感覚があるかもしれません。
染まったエネルギーがあなたにとって心地よくても、わるくても、
ふと、ひとりのまとまった時間がとれたときにはじめて、
「元々のあなた」のピュアなエネルギーとは違っていたのだなぁ、
と、影響に気づくかもしれません。
たとえばあなたは音階の「ド」という音が基音なのに、
「レ」の人たちといるときには「レ寄りのド」となるように頑張っていたり、
「シ」の人たちといるときはそちらに近付いた低めの「ド」になっていたり、
あるいは、集団のハーモニーが不協和音になっていると気づくと、
自分の音をなんとか変えて和音を調整しようとしていたり…
とまぁ、これは音になぞらえたたとえ話ですが、こんな感じです。
私たちが、関わる人や、地域や、仕事・活動等の内容や、
色々なエネルギーによって影響されることは日常に起こっており、
その変化を自分で観察していると面白いはずです。
注意を払うと、「目に見える範囲」や「行動の次元」にあらわる以前に、
エネルギーでやりとりしている事柄も多いからです。
一例をあげれば、
このブログを読んでいるあなたは、たぶんスピリチュアリティーや、
意識の可能性についてご自分なりの興味やポリシーがあるかと思います。
ところが、あなたの心にあるそんな内容に対して、もし、
強く「反対」や「毛嫌い」をしている人たちと密接に暮らしていると、
たとえ相手が面と向かってあなたの考えを否定することを言ったり、
あなたに何かを制限したり、禁止したりということをしなくとも、
あなたのエネルギーは委縮する可能性はあります。
エネルギーレベルで「遠慮」する、ということが起こるのです。
もちろん、これにも各々の個性や意識の持ち方が関係しますので、
周りがどうであろうと気にせず自分を貫けるという人もいるでしょう。
とはいえ、川の流れに逆らって泳ぐことの方が、
多くのエネルギーを必要とするように…
たいてい、密接に関わる人々との間に起こるエネルギー的な影響は、
知らず知らずのうちに受信しており、気流のようなそれに応じる形で、
あなた自身を調整してしまっているものなのです。
それは、「言葉」や「行動」のレベルより先に起こることです。
さて、その一方で、
あなたの現実に起こることはあなた自身の選択の範疇にあります。
先の例であれば、あなたがなぜ、
あえてそういった「逆流」のエネルギーの中に入っているか…
ということに注目し物事を眺めることもまた一興です。
と同時に思い出していただきたいのは、
あなたは、あなたにとって望ましいエネルギーの中に入ることを、
選ぶことができる唯一の人物であるということです。
いや、私はここから動けない!
と、感じるなら、最低限、そこで経験していることの中にある、
メリットや発見に注目してみてください。
あなたはいかなるエネルギーに対しても、
「無力」ではありません。
これは個人的な発見なのですが、わかりやすいエピソードなので紹介します。
私は、家族との暮らしの中で、
かつては自分のいる場所で「テレビ」や「情報」が流されているとつらく、
うるさかったり光がやかましかったり、色々な影響を受けるので嫌でした。
今でもその状態は好きではありませんが、
ただ、情報の刺激はかつてと同じようにそこに存在するのに、
昔と違って「スルー」できるようになってきていることがわかりました(笑)
少し前に、◆「バーチャルに飽きる」という記事を書きましたが、
そこに書いたように根底的な私のあり方が変わったのだと感じています。
本当に興味がないので、エネルギーの共鳴ポイントがなく素通りしてしまう
…という状態になったようです。
ということは、以前は「不快」でありながらも、
そちらに興味を向けなければならない「義務感」のようなものや、
あるいは「否定的」という形であっても、つられて注意を払ったり、
関心のエネルギーが向かってしまうだけの何かがあったのでしょう。
「エネルギーに染まる」のも自然な現象なら、
「エネルギーに染まらない」のもまた、
あなたの意識のあり方によっては、自然な現象なのです。
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