BEATS AND LOVE

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菌について考え直す

今回の記事は、「菌について考え直す」です。

☆昨日の記事☆で花粉症についてふれましたが、それにも関連する話題です。


こちらは今日は風が強く、花粉が多そうな気候でした。

私の体も、あっ今日は多そうだな!という程度には感知しています。

我が父は、朝から大くしゃみをしていましたので、

花粉症の方はどうぞご無理をせず、お大事になさってください。


160321_02.jpg 

線路沿いの草原に生えていたつくし♪
つくしんぼを見るのはとても久しぶりで、うれしかった!(^∇^)



花粉症については、過去にも多く記事にしてきましたね。

(未読でご関心ある方は、ブログ内検索をご利用ください。)

その中で、環境全体を見るということについても言及をしました。


これだけ多くの人が花粉症にかかっている今、そこには、

集合的に見て言えること、共有しているテーマも必ずあります。


今年の花粉症の訪れがあったとき、

自分個人のことのみならず全体としても、

本当にこれは何か、解決する方法はないものなのか…?

と、考えていました。


そのとき、ふと、意識に浮上してきたのが「菌」の話でした。


…といっても、

世間で言われている花粉症にヨーグルトが効くとか、発酵食品が効くとか、

という意味で、ではありません。

少し前なら紫蘇や甜茶、色々な食品もブームになりましたよね。


かつては私も花粉症を治したくてそれらを試したことがありますが、

第一に自分の体の声を聞くようになってからは、

欲しくもないものを「健康のため」と無理に摂るのは止めました。


特に私の場合、体があまり発酵食品を得意としないばかりか、

負担になってしまうこともあるので、いくら良いと聞いても、

あえてそういう食品を多く摂るということはしませんでした。


では、どういう意味で「菌」のことを考えていたかというと…


私たちの体の抵抗力についてです。

つまり、「殺菌や消毒のしすぎ」は、

必要な菌を含む「菌の世界」のバランスも壊すのではないか、と感じています。



そんな折、都内セッションルームから移転する直前の頃、

☆対面セッション☆にお越しくださった方が、

やはり「菌」についてのご関心をお話ししてくださったのです。


その方は、海外に関わりのある方なのですが、

たとえばワイン作りと菌の関係など※興味深いお話を聞かせてくださいました。

(※私はよく知らない分野でしたので、記事にした後、少し調べてみました。

こちらの説明がわかりやすかったです→ワインの醸造と熟成

日本酒やビールとの違いや、「有害菌が舞台が変われば有用菌になること」

が書いてあります。)


それは私にとってもシンクロする内容だったのです。


☆☆☆


最近では、「おにぎり」も、ラップで包んで握ることが多いと聞きます。

素手でごはんを握るのは熱いから…という理由だったら別ですが、

もし、「じかに手でおにぎりを握ったら汚い!」

と思う人が増えたとしたら、それは残念です。


他の調理の現場、たとえばたくさんのサンドイッチを製作する現場や、

大量流通させる食品の製造工場だというなら、素手で食品をつかまないとか、

衛生面を徹底させるというのは必要なことなのだと思います。

家庭の料理とは、作ってから食べるまでにかかる時間や、

経るプロセスなどが違うからです。


でも、もし、家で握るおにぎりまで「素手では雑菌が気になる」としたら…

それが常識になっていくのなら、私は違和感を覚えるのです。

おにぎりは、手で握るときの体温や、手によって生じる塩のなじみ具合も、

大事だと思うのだけどなぁ。



日本の「清潔」を保つ文化、たとえば、

外出先でどこのトイレに入ってもほとんどきれいで安心できるという、

そんな環境を便利だと感じるし、誇りに思います。


その一方で、「清潔さ」にこだわる影に、失われてほしくないものもある。


現代社会があまりにも、「どの菌が人間にとって有効かを選ぶ」ようになり、

人間が「良くない」と見なした菌を排除するようになっていったら、

結果として、人類の「抵抗力、免疫力」は落ちる一方でしょう。

そのままでは人類が滅びてしまいそうです。


やがて、まるでどこかのSFストーリーのように、

人々は無菌ドーム内に都市でも築いて居住するようになるのかしら?

なんて思ってしまいます。



「排除」するとき、私たちは「二極」の考え方をしています。

よいものと、わるいもの。

薬と、毒。

有益なものと、無益なもの。


などのように。


でも、本当はそのようには分かれていません。

ひとつのものの調和の中の一側面を、

私たちがどのように見るか、どのように扱うか、なのです。


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