こんばんは~。
今日は、「どんな言葉にも勝るもの」というお話です。
言葉や目に見える形で伝わるものは一見、強力。
でも、存在そのものから、
もっと深いレベルで伝わるものがあることを忘れてはならない。
私たちは、他者とコミュニケーションを取るにしろ、何にしろ、
物理的な表現に目がいきがちです。
何と言ったか、どんな表情や動きをしたか、どんな行動をとったか…
そこに目を奪われ、それらから意味を自分なりに解釈しています。
もちろん、あなたが表現する立場のときもそうです。
何と言うべきか、どんな言葉を使おうか、
どんな風に何を「したら」伝わるだろうか…
と、言葉や行動を考えると思います。
これは私たちにとっては自然なことでもあるのですが。
ただ、それら「見える表現」それだけに、あまりにも重点を置きすぎると、
忘れてしまうこともあるのです。
見えているもの、「それだけじゃない」ということを。
私たちは一般的には、心の「中までは」見えません。
ですから、一番肝心なところを隠してコミュニケーションをとり、
言うなれば表層の色とりどりの「衣装」のようなものの方を観察して、
そこから解釈を導き出しています。
すると、本当は100あるもののうち2、3しか伝えられないとしても、
見える形で伝わるのはそれだけなので、
その中から推測で答えを見つけたり、
こうなのであろうとそれぞれが補って納得したり、しているのです。
そうではなく、もっと多くのものを見たい、知りたい、受け取りたい…
と思ったら、「見えない部分」にチューニングするしかないのです。
そこにも意識を向けるしかないのです。
ただ、
見えない部分は、見えない部分なので(笑)
物理的な表現にいかにとらわれず、
それを透過させて見つめることができるか、
感覚を研ぎ澄ますことができるか、ということも問われます。
私たちにとって、この次元で生きているということは、
自分の心を物理的な表現にあらわし、行動する必要を伴う、
ということです。
それを怠らないことはもちろんなのですが、
どうか「そこだけ」にとらわれず、
たとえあなたが「何もできていない」とか、
自分の思いを「言葉にすることができない」とか、
誰かのために何もしてあげられない、とか…
あなたの心を物理的にあらわすことができなくて失望しているときでも、
それを「無価値である」と捉えないようにしてください。
あなたが何を思うか。
何を感じ、どんな心で生きているか。
それ自体は、決して力を失うことはなく、
エネルギー的に効力があるからです。
より深いところで、伝わっているからです。
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