BEATS AND LOVE

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みんなと「仲良く」しなくていい

こんばんは。

今回のテーマは、「みんなと『仲良く』しなくていい」というお話です。


 


「みんな」で仲良くしなさい

こう言い聞かせられて、あなたがそれに縛られて育ったら、

言葉通りにそれを信じ、それを「書き換えることなく」生きていたら、

あなたの人生はかなり大変なものになるでしょう…。



私は、「共存」の話をします。

共存をするということは、どんな人も存在する権利がある、

存在そのものを否定しない、ということです。


ところで、「仲良く」するというのはどういうことでしょう。

まず、「仲良く」という言葉に思い描くイメージ、その定義から、

人それぞれ異なります。


あなたは「仲良く」しているつもりでも、

相手は「仲が良い」とは思っていないかもしれない。

「仲良く」の定義が違うかもしれない。


それから、「仲良くする」ということに、

「好意を持つ」という意味まで持たせて解釈してしまう場合があります。

こうなると……大変です。


「みんなと仲良く」しなければならないあなたは、

みんなに好意を持たなければなりません。


人はそれぞれ自然な好みもあって、

その人なりの独自の個性や興味関心があるので、

誰もを「好き」になるというのは無理です。


好きでも嫌いでもない、ということがあっていいはずなのですが、

心の中で「みんなで仲良く教」に入信してしまうと、

「ある人を好きだと思えない」自分を、それだけで後ろめたく感じてしまう。


たとえ「仲良くする」を「好意を持つ」と混同しなかったとしても、

「みんなと仲良くしなければならない」という観念を持っているだけで、

あなたは不要に自分を苦しめることになります。


みんなと仲良くすることを、義務感から自分に「課す」からです。



気づいたらみんな仲良くなっていた!

ということがあったなら、それは素晴らしいことです。


でも、「みんなと(みんなで)仲良くしなければならない」

という観念を持っている人は、

「仲良くしない」行為に自分自身が罪悪感を持っているので、

「仲良くしない人」のことも見かけたら責めるのです。


それぞれがあるがままでいていい、とは思えなくて、

「みんなで仲良くしなくちゃいけないんだよ?」

と、自分の従っている「ルール」に引っ張ろうとします。



想像してみてください。


幼稚園の自由時間です。

幼稚園には絵本も、クレヨンと画用紙も、工作の道具も、

ブロックや積み木も、お人形やぬいぐるみもあります。


子供たちはめいめい、好きなことをし始めました。

この日はブロックが人気で、大半の子が歓声をあげて集まっています。

と、数人だけ、離れて絵本を読んだり、黙ってお絵かきしている子供もいます。

○○ちゃんや△△くんです。

それを見た先生が言いました、

「みんな仲良く、ブロック遊びをしなさい!

ほら、○○ちゃんや△△くんも入れてあげなきゃだめでしょう!」


○○ちゃんや△△くんはびっくり、内心はらはらです。

せっかく、好きなご本を読んでいたのに…お絵かきしていたのに…

ブロック遊びなんて、つまらないのに。



これは極端な例ですが、メタファーとして考えてみてください。

大人になってもこういうようなことが起こっていませんか?


そしてさらに、このテーマを発展させる話をします。


あなたは、躊躇なく自分の目標に向かって進むことができますか。


目標の過程で気を遣いすぎたり、

人にどう思われるかが気になったりして、

「目標そのものをあきらめる」

ということをしていませんか。


心の中で、「あなたを気に入らない人」、

「あなたの行動をいいと思っていない人」、

「あなたの感じ方に共感できない人、反発する人」、

そういった人々を想定して恐れ、身動き取れなくなっていませんか。


実際に、あなたが自分を表現したら否定されたり、

あなたの行動を非難されたりしたことも、あるかもしれません。


でも、

それによって、自分の心にフタをし、

波風たてない選択をしているとき、あなたは幸せでしょうか。

それで周囲も「本当に」幸せになっているのでしょうか。



「みんなと仲良くしなくていいのです。」

あなたの進む過程で、「みんな仲良く」という形が取れなくても、

罪悪感を持つ必要はありません。


あなたの心に描くものが

本当にあなたにとって大切なことであれば、

あなたの人生に必要なものごとであれば、


「みんな仲良く」に囚われず、

どうぞ、あなた自身の心に従って進んでください。


私たちは私たち自身のまま、「共存」できるのです。


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