今回のテーマは「意味を与える能力」。
あなたは、物事にどんな意味を与えているでしょうか?
あなたの現実にとって、それが効力を持つことに気づいていますか?
あなた自身が、あなたの現実のシナリオライターであるということ。
これはおおげさなたとえ話ではないのです。
自分自身で考えているつもりでいても、
よくよくその内容を見つめてみると、
誰かの言っていたことや、自分がそうと教えられてきたことを、
単に反復し、なぞっているだけのことがあります。
それでも、それがあなた自身の確信から出ていればいいのですが、
そうでないのに「こう考えなくては」と自分を訓練していることがあるのです。
私たちは、自分自身の心の奥底で本当に感じていること、
直観的に知っていることを信頼するよりも、
これまで学んだことや常識、社会通念、人に教えられたことなどを、
信じるように自分を義務付けていることがあります。
それらの方が、信頼に価すると思うのです。
この結果、生まれるのが葛藤です。
私は本当はこう思う、こう感じている。
なぜだかわからないけど、こうしたい。
でも、
あの人はこう言っていたし、
一般的にはこうだと聞くし、
常識的には、こう考えるべきだろう。
などなど…。
自分の中で、自分を分裂させてしまいます。
ここで立ち止まって、思い出しましょう。
あなたの持っている魔法のような能力は、
あなたの人生にあなた自身の意味を与えること
そして、それを現実として生きること です。
ですので、あなたが一体物事をどう見るか、何に信頼を置くかだけが、
あなたの現実に効力を持つのです。
現実に、自分の本心と一致する意味を与えること。
これをもし放棄するならば、
それはまるで「力を使うことをやめた魔法使い」のようなものです。
ところが、
自分にはそんな力なんてないという思い込みを持つことはできても、
あなたはその力自体を失うことはできないので、
自分自身の内からやってくるものではない別な意味を人生に付与するなら、
あなたは自分の能力によって、その別な意味通りの現実を目の当たりにします。
経験します。
すると、生じている「本来の自分自身の見方とのズレ」によって、
その現実を経験しながらあなたが感じるのは、
絶望や、苦しみや、無力感、人生を楽しめないという気持ちです。
そう、あなたはあなたを生きていないからです。
☆☆☆
あなたの人生が
あなたにとってときめくものでないのなら
あなたは 自分の心に添わない意味を物事に与えているのかもしれません。
そうしなければならないのだ、と信じて。
あなたは、現実というのは何か定まった意味をあらかじめ持つもので、
正解は何だろうと 外側を探し、
「自分に、意味を決める自由などない」と、勘違いしてしまったのかもしれません。
現実は、あなた自身の延長です。
そのシナリオを定めるのは
誰かが代わりにできることではなく
常に、どんな選択であれ、それはあなた自身によってなされていて
あなたは、あなたの内から湧いてくるままの、最も心の鳴り響くストーリーを
現実に与え 紡いでゆくこともできるのです。
★スピリチュアルカウンセリングその他メニュー★