私たちの存在の、構成要素そのものが愛なので、
特定の状態や形を指して「愛だ」と限定することはしませんが、
今回は「愛を感じているときが幸せ」というテーマで書きます。
私たちは多くの場合、こんな風に愛されたいとか
こんな愛の形・状態が実現できたらいいなとか
自分の思い描く状況が現実に見えることを期待します。
そんな風に愛が実現できたら、どんなに素敵だろうと思うのかもしれません。
でも、実は、そのような条件と愛とは関係ありません。
そんな風だったら幸せだろうなと思うことと、
実際にどんなとき、あなたが幸せを感じているかを確かめてみてください。
誰かを…何かを…心から愛しているとき。
形がどのようであっても。
表現がどのようであっても。
状況がどんな風になっても。
幸せなのです。これ以上ないくらいに。
甘やかなのです。自分の感じている波動が。
あなたの存在自体が愛なので
愛するということは、真の自分自身をダイレクトに経験すること。
誰かや何かのおかげで、
「私」そのものをじかに感じられているということなんだよ。
その波動は最高の自分に一致しているから、
たったひとつの、本当のあなた自身に他ならないから、
よろこびに満ちて、どこにも隙間なく完全に満たされてしまうんです。
そうです、
あなたがただ「愛する」ということ、
あなたが愛を感じているということこそが、あなたに幸福をもたらします。
そして、その気持ちを呼び起こしてくれた対象が存在していることに、
その存在そのものに無条件に感動し、感謝してしまうのです。
一方で、もしもあなたが願った通りの形で、どんなに外から愛されようとも、
あなた自身が愛を感じていなければ、
あなたは幸福を感じることができません。満たされません。
あなた自身の中に愛が響いていないからです。
どうぞ自分に「無条件に愛するチャンス」を、あげてください。
信じ込んでいる愛の方程式を無効にしてください。
「こういうときしか愛を感じてはいけない」と規制するのをやめるのです。
私たちは現実に見えるものに絶大な信頼を置く。
「結果」と定義するもので何かを量り、判断する。
現実に特定の形をもたらすことを望み、その価値を決め、そこに執着する。
でもそれらは全部、関係がないんだよ。
あなたの心が満たされるかどうかとは。
真実を映す鏡はあなたの心の中にあり、
すべての美しいものはそこにある。
あなたは、あなた自身が本当は何を感じているか、
ただそれだけは、ごまかせない。
愛すれば愛するほど、幸せになるし、
愛を感じれば感じるほど、よろこびでいっぱいになる。
「この状況がもっとこうなったら愛せるのに」というのは、
自分への愛の出し惜しみなんです。
「条件付け」に囚われて、
そんな風にならなければ愛を感じてはいけないと、思い込んでいるんです。
人生のどんな分野においても、
うまくいっても、やりたいことをやるし、
うまくいかなくても、やりたいことをやるのです。
どうなるかを予測して、思い通りになるか？成功するかどうか？を気にして、
「愛」の流れをせき止める、それをやめるのです。
Let Yourself Feel Love.
自分に愛を感じさせてあげて。それをゆるしてあげて。
あなたが魂から望んでいるのは、
「形」や、私たちが「結果」と呼ぶ枠組みではありません。
人生という“映画”の中で、どれだけ愛やよろこび、
真の自分自身と一致したエクスタシーを経験するかなのです。
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