今回はどのテーマにしようかな…と、浮かぶ内容がいくつかあったのですが、
最も日常的なこれに決めました。
「消費活動だってエネルギー」。
タイムリーに自分の生活の中で考えたことなのですが。
「食」の話題です。
この間の、スキンケアやシャンプー等の見直しと重なって、
噴出したのは「食」の、入手経路とか選択の問題。
こちらも、もうずっと継続して感じてきてはいたことだったのですが、
ついに、具体的な策が必要になってきているというか。
私は、わりと最近の◆「テキトー流」記事にも書いたように、
食生活に特に方針はなく、自分の体の声(直観)に従っているのみで、
それ以外のルールは何もありません。本当に何もない。
そのように暮らすようになってからもうずいぶんと長く経ちますが、
だんだん、ある傾向がはっきりしてきました。
それは、近隣で市販されていて買える野菜・果物が苦手になってきたということ。
おいしいと思えずに、食べたくなくなってしまっている、ということです。
外食先などで、出されたお料理に使われている野菜は普通に食べています。
きっと調理・味付けされているので気にならないのでしょう。
でも、私が家で自分で野菜を食べるときには、
生で食べる野菜だったらドレッシングや調味料なしでそのままかじるし、
ゆでる野菜だったらゆでてそのまま食べる、という具合です。
ですから、野菜や果物の味をダイレクトに感じるわけで、
そうするといつからか、驚くほどほとんどの場合、おいしいと思えない。
だから食べるのが苦になって、だんだん敬遠するようになってしまいました。
買い物をしているときは、見かけがおいしそうな「旬」のものを見かけると、
「わぁ おいしそう!」
と思って、何度でも、以前の経験を忘れて買ってしまうのです(笑)
ところが、家で食べてみると、やっぱり悲しくなるほどおいしくない。
どうしてだろう…
いつから、こんなに野菜や果物はおいしくなくなったのだろう…?
と、考え込んでしまうのです。
どのお店で買うかとか、つけられている値段とかもあまり関係がなくて、
安かろうが高かろうが、おいしくないときはおいしくないです。
この点に関してはまだ、実家のある千葉県の方が、
おいしい野菜や果物に出会える確率が高かったです。
(現在は都内在住。)
現状、買った野菜や果物を食べても、よろこびが全くない。
それで、わざわざ野菜や果物を食べたいと思うこと自体が減っていって、
元々自分の体が避けたがる食べ物もあるので、それに素直に従っていると、
これまで以上に“変わった”食生活になっていました。
他にこういう人いる?と思って「偏食」のキーワードで検索をかけて出てきた(笑)、
様々な有名スポーツ選手などにもけっこう共感できてしまいます。
偏食の理由の中には、感覚が鋭くてそうなっている人もいるのではないでしょうか。
ただ、私の場合は元々そういう食生活の人だったわけではなくて、
人生のある時期までは「好き嫌いはなるべくしたらいけない」と思い込み、
食事と健康の知識も信じ、真面目にそれに従うようなタイプでした。
でも、今では、日常で魚を買って食べるということはまずないし(食べたくない)、
肉もそんなに多くはとらず、食べるとしたら主に外食時なので、
これで野菜・果物も食べないとなると…
おもに穀物や加工食品に頼るしかなくなってしまう。
しかも私は元々お米もあまり食べない。
加工食品についても、
レトルトの食品・カレー等や、惣菜の弁当類は体調を崩すので無理、など、
自分の体の反応を見ていると基準がはっきりとあって、
本当に、夏頃などは食欲の低下もあったので、
「食」について考えることが面倒くさくてしょうがありませんでした!
野菜も果物も無理になってしまったし、一体どうしたらいいっていうんじゃい、と。
音楽をふたたび、たくさん聴くようになった時期でもあったので、
音楽を聞いただけで肉体にもエネルギー補給できたらいいのにな~、
なんて、心から思っていましたね。わりと真剣に。
秋になってからは、俄然食欲が湧いてきたので、
食べるということへのモチベーション面はクリアーしましたが!(笑)
それにしても、「好き嫌い」というわけでなく野菜や果物がおいしく感じられず、
こんなにも食べてがっかりするようになってしまったのは、ひょっとすると、
野菜や果物の栄養がどんどん「エンプティー」になっているからでは?
…と、いうのが私の今感じているところなのです。
もちろんこれは私個人の現実から導き出した考えなので、
そんなことまったく感じていないという方は、無視してください。
こういう人も世の中にはいるということで。
そして、もしそうならば、本当に栄養を感じられる、
食べる価値を感じられる野菜や果物を買うことができたらどうだろう?
と考え始めたのです。
たとえば、私の妹は(彼女は私よりも料理好きでまめですが)、
以前、無農薬りんごで有名な木村さんの教えている農法、
「自然栽培」で作られた野菜を、通販で試しに購入していました。
近隣に買いたいものがないのなら、通販というのもありだな…と。
ブログ上で木村さんのご本を紹介したこともあるように、
私自身、自然栽培の考えには共感しているので、
こうして近隣のお店で無理矢理食べられるものを探すよりも、
そのような応援したい方法でつくられた食物を、
通販で買うことの方が自分には合っているのかもしれない、と。
そしてタイトルの、「消費活動だってエネルギー」です。
テキトー流の記事で書いたように、私は、
わざわざ「新たなこだわり」を作りたい方ではありません。
むしろ、こだわらなければこだわらないほど楽だと思っています。
でも、同時に、自分の現実が見せてくれること、
体が表現してくれていることには、意味があると思っています。
私がもし、「先に」、化学物質や農薬の害だとかの考えを「インストール」して、
そこに強い恐れをもっている人間だったら、今回のような反応も、
自分の「観念」によってごく自然に起こるといえるでしょう。
でも、どちらかというと私はそういう考えに特別に傾くことはなく、
むしろ、「○○の害」というスタンスで人々を説いて聞かせるような活動は、
正直苦手で、その姿勢に共感できないのです。
そこに恐れや批判のエネルギーがはっきりと感じられるからです。
それでも、こうして「食」についても、立ち止まって考えざるをえないのか、と。
何かを買う、何かを選択する、
それはすべて自分の「エネルギーの使い道、表現方法」です。
あなた自身が応援したいもの、心から良いと思うものにエネルギーを使うと、
あなたは自分の意識に沿う形で、自分のエネルギーを使うことになります。
そして、「何かをしない」ということもまた選択です。
選ばない、買わない、それもエネルギーの使い方。
私の場合は、後者(選ばなくなる、買わなくなる)が先にあって、
その後に、本当に適したものを選ぶプロセスが訪れているようですね。
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