今日で10月は終わりでしたねー。
振り返ると私は、個人的な日常の中で、
その中にすっかり同化していて見えなくしてしまっていた物事を、
発見する月だったな~と思います。
今月、目立って大きな出来事はなくても、まさにそうだったと感じる方…
日常の中で当たり前だったことが急に不思議に思えたり、疑問をおぼえたり、
見直しが必要になったりして、方向転換したという方…
他にもいらっしゃるのではないでしょうか?
着々と、自分の内面を耕しているというか。
草の根運動的に、身の周りから何かを始めているというか。
ビッグなアクションはなくても、
着実に「準備」が進んでいる月だったな、という感想でした。
今月の記事にだいぶ書いたスキンケア・ヘアケアの見直しも、
たかだかそれだけのことでも、色々と気づくことがあって大きかったです。
これまで「そうするものだ」という風に“習慣”になっていたことが、
いかに自分の生活に溶け込みすぎていて疑問に思わなかったか…
なくしてみると、逆によくわかるのです。
肌には何かつけなきゃいけないもの(でないと乾燥しちゃうのが「普通」と信じて)、
口にはリップクリーム、顔には化粧水や植物油、体にはボディローション…。
そういったお定まりの日課になっていたものがなくなると、ずいぶんとすっきり。
いつのまにか、それらが“なくては困る状態”になっていたんだ、
そんな風に自分の体を作っちゃってたんだと気づくことになりました。
そこに化粧品会社とか特定の「外のもの」に対する批判の気持ちはなくて、
ただただ、自分がいつのまにか合意して“常識”として採用してしまった観念が、
そうではなかったんだな、別の選択もあるんだな、という認識。
すると、物理的にも常備したい「必需品」がなくなっていくわけですが、
洗って、スキンケアして、補って、また洗って…というサイクル、
その作業に必ずかけていた「時間」も余裕ができるんだということにびっくり。
もちろん、こういったケアが楽しみだったり、幸せなひとときだったりする場合、
それはそれで全然OKなんですよ。
個人個人、何がちょうどいいかは違うのですから。
私は別にミニマリストになりたいわけじゃないんだけど、
今、自分がそうしたいと考えていることをこのまま実行し続けていったら、
かなり、これまで身の回りの必需品と考えていたものが減りそうです。
私と同じことをしているわけではないけれど方向性としては似ている、
(そしてある意味、先を開拓している)妹も、
浴室はだいぶすっきりするよね…と、経験上話していました。
私は今は、昔使っていたメーカーのせっけんシャンプー&リンスを、
頭には使い始めているのですが、これも様子を見ながら、
じょじょに別の形に(なくす方向に)変えていきたいと思っているから…
それが実現したら、という観点から眺めると、
ずいぶん今までは「ケア」に縛られて不自由だったんだな、という気がします。
それを不自由と自覚したことすらなかったけど。
ヘアケアやスキンケアは、“自分に合うものを探す”ことこそしていたものの、
それ自体を根本的にやめるなんて、発想になかった。
しなければコンディション的に困ったことになると信じていたから。
ちなみに何もつけないスキンケアは、しばらく明らかに忍耐が必要ですが、
それでも私はけっこう楽しかったりします。
「良くなっていく」楽しみがあるし。
おっ、だんだん平気になってきた?とか、
何もつけなくても本当に回復してくるものなんだな!(驚)とか、
自分の体のことなのに知らなかったことを目の当たりにできる。
けれども色々と心配になっちゃう人にはおすすめしませんし、
いつもきれいに見せたいという人にも向いていないと思います。
それから洗髪も、常にだいたい同じ状態に仕上がるシャンプーとは違って、
せっけんシャンプーは市販品を使うにしてもコツがあったり、
妹が使っているハーブ(の粉末)洗髪は自分なりの研究が必要だったり、
“コンビニエンス”な感じではないと思います。
でも、それは同時に自分自身の体の状態等を含めて観察することになるから、
全く不快な手間ではなくて、私はごく自然に面白いなと感じています。
さぁ、これからどうなっていくかな。
★スピリチュアルカウンセリングその他メニュー★