BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

実りとリセットと再浮上

数日前に、「実り」をテーマに記事を書こうとしていたのですが、

あれよあれよという間にエネルギーの動向が変わってしまい、

実り→リセット→再浮上

というのがしっくりくるようになってしまいました。






最初は、「実り」のエネルギーを感じることを、ただ書こうとしていたのです。

それは何か形として見える成就に限らずとも、

個人個人の心の中で感じられる成就のことです。


自分の内側の軸が定まったように感じる方、

自分なりの安定感や答えが見つかった方、

この11月の終わりに向けて、そういう「実り」の動向があるのでは…

と、書こうとしていました。



ところが、そうこうしているうちに、私自身は、

予期せぬ「リセット」の期間に入ってしまいました。


それはまるで、「これでよし」と満足しようとしていた矢先、

ぽーんと、目のきかない闇の中に放り込まれたような気持ち。


この期に及んで、なんだこれは!?と思ったのですが、

その感覚は、これまで似た経験をしたときの、

「ねばっこい、濃く重たいエネルギー」とは違っていて、

もっと霧のように軽い質なのではあるが、

そのくせ「光(出口)」が見えないというような気分
だったのです。


そのために、かえって目的を見失ったような妙な気持ちになったのでした。

軽くて、精妙なのに、やっぱり見えないなんて。

そんなことって、あるんだ…と。



そのエネルギーのさなか、意識に浮かんできたトピックは、

「グラウンディング」の個人差についてでした。


精神世界・スピリチュアルの分野では、

よく「グラウンディング」という言葉を聞くことがあると思いますが、

人によって、何がその人の「グラウンディング状態」と呼べるか、差があります。



たとえば、生まれながらの個性がとても「宇宙人的」な人が、

かなり地球人類的な観念の元に、それを「地に足をつける状態」だと信じて、

実践したとします。あるいは、

「皆のように“現実的”になることがグラウンディングなんだ!」と考え、

いかにも“実際的・現実的”と信じられている物事に集中しようとします。


ところが、うまくいかないのです。本人としては全力で努力しているのに。


その人は、自分の「力の至らなさ」にがっかりして、

どうして私は「他の人のように生きられないのだろう」と悩みます。


そして、自然にしていると超自然的な発想をしたり、

興味が別な次元に向かったりしてしまう、なんだか「外れている」自分のことを、

「どうして自分はこんなに現世からズレているのか」

と、否定的に見てしまう
のです。


内心そんな自分をゆるせない、活かせない、それでいいと思えなくなると…

ある種の「行き詰まり」は避けられません。



これは、「グラウンディング」の「グラウンド」がどこにあるかの違いです。


ある人にとってはたやすいことが、ある人にとっては困難で、

ある人にとっては当たり前に持てる視点が、ある人にとっては全然わからない、

ということはあるのです。


同じ人間でも。

同じ「地球人」というくくりの中でも。

地球人って、霊的にも「人種のるつぼ」ですよ(笑)

色んな宇宙と関連した魂が混じっています。



さて、私自身、この点には長年向き合ってきたのですが、

今回は「だめ押し」をするように、こんな結論に達しました。


「自分にとってのグラウンディングは、

他者にとってのグラウンディングと同じではない。

それすなわち、何を“グラウンド”と感じているかが異なるからだ。」


それも個性なのです。



私のホームグラウンドは、地球ではない。

その思いがぬぐえないからといって、地球で生きてはいけないわけではない。

留学生のように、体験学習者や研究者のように、

地球に生きていたっていいんだ。


もし、私同様に、この考えがあなたに「しっくり」来るのなら、

どうぞそれをそのまま生きてください。

いくらかでも、自分の感じることを「否定」して生きていると、

「生きることそのもの」に迷いが生じて、面白くありません。


“みんなが”上記のように感じて生きているわけではないし、ひょっとすると、

あなたの周りにあまりそういう人を見かけない可能性もあるけれど、

そう感じて生きている人は、この地球全体にはかなり多くいるのです。


自分らしく自然にしていると宇宙的な(地球らしくない)発想になり、

そのままその質をもとにして、人生のあれこれを実現させたい人もいれば、


現代の地球的発想に沿って、物事を考えたり行ったりすることが得意で、

それをもとに人生を充実させることができ、それに満足できる人もいます。


どんな違いがあっても、それはそれぞれのゲームであり、

「ゲームである」という本質には、何も違いはありません。

また、「正しさの対立」というものも必要ありません。


ただし、自分の性質を無視して「他者のようになろうとするとき」、

それだけが、問題になり得る
のです。



このことをはっきり認識したとき、私は「リセット」を終えて、

「再浮上」したという手ごたえ
を感じました。


そのとき、ふと今回ちょうどよいと思った言葉「リセット」の、

英語の意味を調べるようにという導きがあり、調べてみると、

「reset」には「規定値に戻す、整える」という意味があったのです。


日本でのメジャーな使い方では「ゲームのリセット」というように、

なんだかゼロに戻す、やり直すというイメージが強くありませんでしたか?

私はそうでした。


でも、今回は、「そうか、規定値に戻したんだ」という感想が適していました。

規定値とはもちろん、その人それぞれのオリジナル・トーンのことです。



これからはますます、それぞれが自分のトーンにしっかりチューニングし、

個人の現実の創造者として生きていく
ことが大切になります。

それぞれの現実の「明確化」が強まっているからです。

それぞれの宇宙に分離していく、個性化する、とも言えます。


集合意識になんとなく同調して、それで人生流れていく…

という生き方は、まだ可能ではありますが、

あまりにも「受け身」すぎると、本当の自分の思いと、

集合意識的なものとの間のギャップによって、苦しみが大きくなっていくでしょう。



「先に」あるのは自分の内から湧くものであるべきで、それが自然です。

何を選ぶかという中身は、それぞれ違っていていいのです。

それは、あなたの心のセンサーが教えてくれるのですから。


ただ、「私は、これを選ぶ」という能動的な決意、

積極的に自己を見つめ、そこにあるものを「認める気持ち」が必要
となります。


あなた自身の発するトーンこそが、

あなたの生きる世界の共鳴周波数、「素(もと)」になるのです。



☆お知らせ…☆講座(イベント)☆については今月はお休みで、

次回を12月中にするか1月にするか検討中です。

しばらくお待ちくださいませ。

こちらもお集まりくださる皆さんと一緒に、新しいエネルギーを響かせますよ!


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