BEATS AND LOVE

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まだ、間に合うよね。【原子力発電のない未来】

朝、セミの声や鳥の声を聞くと、静かに確かめるような愛しい気持ちになります。
ああ、今日も生物の気配がする地球に住んでいるんだな、と。

それは決して当たり前のことではなく、意識の中には生物の気配がない地球、自然環境の荒廃した後の地球という並行現実もあるからです。
場所は地球に限らずとも、たとえば核で自らの星を滅ぼしてしまった文明の“記憶”を、おぼろげながら持っている方もいるのではないでしょうか。

それを認識しているからといって、特におびえて暮らすということはありませんが、私たちがこの時代に「課題」を共有していることは確かだとわかります。

そのうちのひとつであり、特に日本が抱えているトピックは、ご存知の通り原子力発電の問題です。 
すでに事故は起こってしまい、その処置は済んでいないというのに、いまだ稼働し続けている原発がたくさんあるという、大いに「未解決」の課題ですね。
実際に事故を経験した後でも、原発のように取り返しのつかないものに対して対策がないまま稼働し続けるというのは「異常事態」です。

私は恐怖をあおろうとしてこの記事を書いているわけではありません。
ただ、「課題が進行中」である以上、私たちには「できることがある」のです。

かつても記事の中で、この話題にふれたことはありました。
うちは福島に親戚もいて、そのことにも言及しましたが、皆元気に暮らしているそうですし、それについての個人的感情からの意見ではありません。
これまでに原発賛成派の人たちの考えを鑑みる機会ももちましたが、私の中で共感できる点はやはりなく、私は原発がなくなる未来を望んでいます。
原子力」そのものが良いとか悪いとかではなく、私たちの扱い方が現状誤っていて、その上「扱い切れていない」からです。

たとえば雇用も、経済も、暮らしの豊かさも、何もかもが「人々の命あっての話」であり、ひいては私たちの生活全体が「自然環境の恩恵あっての話」です。それを抜きにしては語れないのです。原発は、ひとたび事故があればそれを壊してしまうものです。

その根本をあまく見ることはできません。

原子力発電についての話題を今でも一緒に語るのは、小さい子どもがいる友人とだけです。
「このままでいいの?いいわけないよね?」と内心思いながら、ただ風化していくということは避けたいものです。
子どもたちはこれから「今私たちが作っている世界の続き」を生きていくわけですから、そしてまだ、暮らしを自分で選択できる自由がないわけですから、こういった問題をどうするかは大人の責任です。

私は小さな頃からずっと、この世界に自分の痕跡を残したいという思いがなく、自分の物理的な様々な足跡はもちろん、子孫を残すことにも興味がないのですが(とはいえ生きているだけで何かしら痕跡は残るので、意図して特別何かを残したい願望はないという意味で)、そんな一時訪問者的な自覚のあるビジター目線の私ですら、この地球ゲームに参加した以上、共通の課題に合意しているのだということは実感していますし、何よりも、地球が「もったいない」と思います。

この地球を豊かに生かしていくのも、破壊的な方向に追いやるのも、私たち次第で、「まだ、間に合う」のです。

時間軸上の「未来」からも、地球のサポートに来ている存在が色々います。
中には、「破壊後の環境」をすでに経験したことのある(覚えている)魂もたくさんいます。
それらは私たちが共有しているメモリーの中にあるからです。

だからこそ、「そちらの方向に行くのはやめようよ。他にできることがあるよ」と様々な方法で呼びかけているのです。

すべてが一夜にして一変するような大きなことはできなくとも、自分の生活や生き方の中で、望む未来の「現実」に向かうことはできます。

たとえば、昨年から開始された「電力自由化」。
私はちょうど昨年引越しをしたので、そのタイミングで、電力会社をそれまでこの地域に標準だった東京電力から、他の会社へ変更しました。もう1年以上前になります。

手続きもとても簡単で、申し込んだ後に、取り付けられている電力のメーターを「スマートメーター」というものに替える工事がありますが、業者の方が来て済ませてくれます。申込者側には費用も含め何も負担がありません。

電力会社を変更した後は、月々の電気代もかえって安くなりました。
ただ、私はもし電気代が高くなるのだとしても、この機会に変更したと思います。
個人でエネルギー会社が選べるというのは大きな一歩であり、原発は必要ないという意思表示になると思うからです。

マンションやアパートでも、各世帯ごとに電力会社を選べます。
もし、興味はあったけど面倒だからとか、詳しく知らないからなどの理由で変更していない方がいたら、検討してみてください。何ひとつ難しいことはありません。
私は、電力会社を変えた後のデメリットは、何もありませんでした。

電力会社を変えることは最終解決にはならないまでも、ひとつの経過としては意味があると、私は考えています。

ひとりひとり、できることは違います。
それでも、あなたのできることは必ずあります。

それはあなたにとって自然に、日常の中でできることばかりです。
行動だけでなく、物事の根本である「意識や心のあり方」も該当しますよ。


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