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BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリングとヒップホップ音楽、ライフスタイルや考えあれこれ

インナージジイと仲良くしよう

今回は、「インナージジイと仲良くしよう」
自分の内側のことを指すので、親しみを込めて愛称は「ジジイ」です。

セラピーを学んだり、受けたりしたことがある方の中には、
インナーチャイルド
という言葉になじみのある方も多いでしょう。

これは幼少期の自分や子供時代の自分のエネルギーを具体的に指す場合もありますが、それだけでなく、あなたの内側にある創造力や遊び心を擬人化して、子供のキャラクターに見立て、「インナーチャイルド」と呼ぶこともあります。

その場合、癒すべきものとしてではなく、ワンダーチャイルドとかマジカルチャイルドという風に認識して、その部分を意識することによって自分の創造性を大切にしたり、インスピレーションに耳を傾けたりもできます。

実際は自分内での対話、自身の側面とのコミュニケーションなので、だんだんキャラ化して見る必要もなくなりますが、きっかけとしては有効な手段です。

さて、そんな風にインナーチャイルドの概念は親しまれていますが、
あなたの中の老齢者のような側面、大切にしているでしょうか?

子供時代はもう経験して「通り越してきた」ものだから想像しやすいけど、
老齢は人によっては「これから」なのだから、想像し難い、と思いますか?

いえいえ、あなたの中には「すべての側面がすでにあります」よ。
そこには今の肉体に限定されない、あらゆる側面のあなたがいます。
男性としてのあなたも、女性としてのあなたも、肉体を持たない存在や、異星人としてのあなたもいます。

そして、意識の世界に時間はありません。


中でも、「インナージジイ」を今回取り上げてみたのには理由があります。
この側面を活かすことは、現代の私たちにとって大切なように感じたからです。

人によっては「インナーババア」でもかまいませんが、あなたの中の、

頑固ジジイのような側面とか…
妙に“古臭い”ものが好きで、おばあちゃんの知恵袋的な感性を、確信を持ってぱっと実行したくなる部分とか…

何でもいいのですが、老齢者のイメージと重ね合わせやすい性質を思い浮かべてみてください。
(※実年齢がすでに高齢の方であっても、内側のこの側面を活用できているかどうかは別です。ここでふれているのは、「インナー(内側の)」老齢者だからです。)

そして自分の中のそういう部分をないがしろにしないで、耳を傾けます。

たとえば、あなたが知り合ったある人のことを、「“いい人”だったし、これからも交流を続けてみるか…」と“前向きに”考えようとした矢先、インナージジイはぴしゃりと、
「あんな筋の通っとらん奴とはつきあえん。時間の無駄じゃ。」
と、言うかもしれません(笑)

あなたが、今まで自分のペースでやっていたことを新しいビジネスの軌道に乗せようとしたとき、ある提携先から「成長に必須な条件」として提示されたことを“いやいや”飲もうとしたら、インナーババアが、
「私は、そんなところとは取引はしません。心のこもらない仕事なんて、ないのと同じよ。」
とはっきり意見を述べるかもしれません。

これはただの「例」ですが、自分の内側の老齢者のような側面を「邪魔!」と思わずに、自分の一部としてそのまま尊重し、仲良くすると、あなたがあなたらしく生きて活動するのに必要なあり方を力強く体現することができます。

もちろん、こういった部分を老齢者に見立てなくても活かせる人はそれで良いのですが、インナージジイやババアとして認識すると面白いのは、
自分もまた老いるし、自分の内側には老齢者の叡知のような成熟した側面もすでにあるのだ
ということを、どんな年齢の人でも自然と受け入れやすくなる点です。
そうして、この世界に存在する様々な年齢層を、自分の延長として地続きに見つめてみることができます。

「今の肉体の自分」だけを自分だと思っていると、特に若者にとっては、「老齢」というのははるか先のことで、想像しづらいこともあるでしょう。

寿命はそれぞれ異なるので、個人個人が老齢をこの人生で経験するかどうかはさて置き、「高齢化社会」と言われる現代では、昔に比べれば寿命が延びているのに、 人々の老齢への概念はあまり刷新されていない、というギャップも生まれてしまっているように思います。

極端に言えば、もし100歳まで生きるのだったら、80歳はまだ…熟年ではあるけれど、老齢ではないかもしれません。
80歳から先、赤ちゃんが成人するくらいまでの時間があるわけですから、その期間をずっと「老人」として過ごしたいかどうかは疑問ですよね!

もちろん老い方も生き方も人それぞれなので、肉体の状況や精神の状況に合わせて、選ぶスタイルは変わってきます。

ただ、元気で働きたいと思っている人や、まだ活動したいと思っている人で、それが可能な人たちが一様に年齢で制限を受けてしまうというのはもはや不自然と感じます。

こういう話をすると、「若者の雇用の機会を奪ってしまう」という意見も出てきますが、これもまた個人個人の心に従うこと、「適材適所」を考えることで解決するように思えるのです。
(誰かに雇われることがだけが仕事でもないですしね。)

まずは、老齢への観念を変えよう、ということです。


振り返ると、アメリカインディアンをはじめとする様々な民族の伝統の中では、老齢者の知恵を生かすことを大切にしています。
年を取ること=役に立たなくなっていくことではなく、
年齢を経たからこそのあり方や貢献できることがあるという見方です。 

一方で、現代文明で、老いるということをポジティブに捉えることが、どのくらいあるでしょうか?

せっせと働いて貯金をしておけば「リタイヤ」できるとか、悠々自適とか、そういう理想は全て仕事の「退職、引退」という部分と繋がっていて、それを本当に楽しめる人ばかりではなさそうです。

「年をとってもなお、元気!」みたいな言い方をするときにも、「年をとることは弱くなること、衰えていくこと」という前提があって、社会全体でそれを共有している感じです。

その一方で、年とともに自然と変化していくことに、いかに「逆らうか」、たとえば若年層と張り合ったり同じ理想を持って美を保つとか、そういうことに情熱を見出す場合もあります。近年もてはやされているアンチエイジングという言葉もその流れですね。

楽しめる範囲ではそれも良いのでしょうが、その根本に、「老い」をネガティブに捉える観念がないかどうか見つめてみることも大切です。
「若さ」に価値があり、「老い」はその対極にあるという考えを信じていないでしょうか?

今回は、こんな映画を紹介して終わりにします。

「ラストべガス」

ラストベガス [DVD]
B015R7QCMK

2013年、アメリカの映画です。
主演は、マイケル・ダグラスモーガン・フリーマンロバート・デニーロケヴィン・クライン

笑える愉快なコメディなのですが、心に響いてくる深みもあって、私は好きでした。
ずっと独身だった、マイケル・ダグラス演じるビリーが結婚するということで、幼馴染4人がラスベガスに集まるのですが…。

私は先月、「等身大の精神年齢に着地する」という記事を書きましたよね。↓

beats-and-love.hatenablog.com

私の場合は、先に老いてしまった部分が今の年齢に戻ってくる、という感じでしたが、この映画では、別な形で「等身大の精神年齢」を考えさせてくれます。

そして、それはとても良い経験でした。
今回のテーマと同様、年齢を経て成熟していくことに改めて思いを馳せたり、「年をとるのもいいものだね♪」と、楽しくなる味わいがありましたよ。

トーリーを詳しく説明してしまうと面白くないので、気になる方はぜひ映画を見てみてくださいね!


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