BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

鎮痛剤をやめた後の発見(下顎完全埋伏歯抜歯)

やー、なんと私、おそらく熱を出しまして。
うちに体温計がないので正確にはよくわからないのですが、体の調子が、明らかに風邪などで熱が出てしまったときの様子と同じでした。
体は熱いのにゾクゾク寒かったり、頭や節々が痛んでだるかったりして、たくさん汗をかいて、何度も着替えて。

ずっと安静にしていたのですが、少し症状も軽くなり、変な時間に目が冴えてしまったので、こうしてパソコンに向かってます。

抜歯後の顔の腫れはほとんど引いており、患部の化膿なども一切ないので、その点は、記事を読んでくださっている方もご安心くださいね!(笑)たぶん回復は順調です。

この症状を経験しながら、思いがけない発見や考えたことがあったので、それを書きます。

これまでの経緯は、
「最後の親知らずを抜きました(埋没)」の記事から始まり、

beats-and-love.hatenablog.com

カテゴリ「日常風景・ライフスタイル」内で数記事を連載しています。

beats-and-love.hatenablog.com

それにしても…下顎完全埋伏智歯の抜歯、なめてました。
いえ、事前に嫌がってびびっていたくらいだから、上とは違うぞっていう認識があったわけですが、ここまでとは…。
この期間の予定を長めに空けておくようにして、正解でした。
(上の2回の抜歯のときの経験では、数日経てば痛みはおさまるという感覚だったのですが、今回は念には念を入れました。)

今回のつらさには、傷口の痛みももちろんありますが、奥の骨の方からずんずん痛い感じなんです(涙)痛みの質が異なるというか。
私の場合の歯は、特に傾きもなくまっすぐに、全ての親知らずが完全に歯茎の下に埋まっていた状態だったので、つまりがっちり骨に埋まってたというわけなんですね。
こういった親知らずの抜歯は、上は上で鼻腔に近いというリスクはあるのですが、下顎の骨は神経と密接しているため、こんな風に痛んだのかもしれないです。(その点は、術前に説明を受けました。)

これまで経験しておきながらちゃんと考えたことがなかったので、改めて完全埋伏親知らずの抜歯について調べたら、骨が回復するまで7ヶ月はかかると言われているそうです。
うぎゃー!知らなかったよ。

引かない痛みと具合の悪さの中で、思わず、「そもそも、他の歯に影響を与えていなかった親知らずを、最初から抜く必要はあったんだろうか…?」と、8年くらい前の最初の抜歯から疑問に思い始める始末
熱のときの朦朧とした意識で、思いがけないことをとりとめもなく考えることありますよね。

もちろん、親知らずの中には、表に出て生えていても他の歯を圧迫していたり、完全に埋もれていても横向きになって隣の歯を押していたりしているものもあるそうなので(水平埋伏智歯など)、この場合、本人に痛みがあったり、他の歯への影響が出たりで抜歯を選択するというのはわかります。

けれども私は今思えば…どの歯のときもレントゲンを見、親知らずが埋まっている場所の歯茎を先生に押されて触診も受けたのですが、各所痛みや他の歯への影響はまったく見られなかったのです。
特に問題を起こしていなくて、体に元々備わっているものを、こんなに体に負担をかけて取り出す必要はあったのか?ホリスティックな観点からは、色々な親知らずの存在そのものをどう捉えるのかな?と、興味がありますね。

現実にはもう、私は歯科医療トラブルからの流れで矯正をしている状態ですから、他の歯を動かすのに今回の抜歯は必須だったわけで、その点は、今はむろん、受け入れていますが。
ただ、さかのぼって最初の親知らず抜歯から振り返ると、自分はかつてはあまり深く考えたり吟味したりしてなかったんだなと、つくづく思いました。
どんな治療を受けるときでも、「自分で考える・吟味する」ということは大事ですよね。


そして今回の熱のような症状ですが、私は抗生物質の服用をやめた経緯があったので、家族も連絡を取り合う中で、その点を心配してくれたんですよね。↓
「免疫力とお薬、体や肌の健康を考える」

beats-and-love.hatenablog.com

記事内でも書いたように、途中で抗生物質の服用を止めるのは決して真似してほしくないことです。それによるリスクもあるそうですし。(ただし処方された抗生物質で体調を崩したり、アレルギーが出た場合は、注意書きに従い、服用を中止して相談した方がいいですよ。)
私の今回の反省点は、事前によく考えなかったことでした。最初から、抗生物質を飲まないと決めていたら、医師にもその旨を伝えてみることができたでしょうしね。

ただ、それはそれとして、今回の熱のような症状が、抗生物質を飲むのをやめたことによる症状か…というと、そうでもなさそうでした。
もちろん、体調が悪い中で、もしそのせいだったら…?という考えは多少湧いてきましたが(その点でも、事前にしっかり決めておきましょうね。中途半端にすると自分でも後で不安になりますから 笑)。

それよりも、体の変化を見ていてやがて気づいたのは、「鎮痛剤」のことでした。

この症状、ちょうど胃痛が感じられて鎮痛剤を飲むのをやめた少し後から、一気に出ているんですね。(その後の消化器系の不調はないです。)

すると、風邪で熱が出ているときなどと同様、皮膚の表面というか全身がとても敏感になってきて、「味」「匂い」「音」にも普段より過敏になったんです。
静かに、安静に寝ていたいし、強めの味や香りを受け付けない。
食べ物も、様々な水分と、梅干しの入ったおかゆとかの特定のものしか食べたくない!
体がそれしか欲していないのです。他は、気持ち悪くなって、ほしくありません。

この体の様子を見ながら、手術の後(刺激物などは避けながらも)わりと普通の食事が取れていたのは逆におかしかったのでは、と、気が付きました。
さすがに手術後初めての食事は、食後のお薬を飲まなきゃというだけの目的で、ウィダーインゼリーを流し込んだのみだったんですけど、その後はときどきそういった食事に替えるものの、わりと普通の食事を摂れていたんですね。

それが、今の体の様子を見ていると、本来、私の体は手術後からこんな状態で、こういう風に過ごしてほしかったんじゃないか

熱のような症状が出て、汗をかきながらじっと横になって、気づくと眠っている。
一見、寝込んで「ひどくなった」ように見えますが、実はそれまで鎮痛剤で抑えていただけで、元々手術後から体はこういう状態だったのでは!?と、気がつきました。

私は鎮痛剤を飲むのは今回が初めてか、あってもせいぜい2度目くらいです。
もしかしたら何かの折に病院で処方されて、一度くらいは飲んだことがあったかもしれませんが、少なくとも上の親知らず抜歯の後は2回とも飲まずに済んでいたし、
日常生活でも昔、生理痛がひどかった頃があったのですが、薬を服用するという発想がありませんでした。痛み止めの常備薬を持っていて、飲んでいる友達はいたけれど。

私は、単にそういう習慣がなかったんだと思います。
実家でも、市販の風邪薬や鼻炎薬くらいは服用していましたが、何かあると薬をという考えはあまりありませんでした。薬を否定することもなかったのですが。

今回寝込みながら、ふと、子どもの頃にぜんそくがあって喉が弱かった妹に、母が手作りの「かりん」シロップをスプーンで少しずつ飲ませていた風景を思い出しました。
喉にいいということで、ベランダで父がかりんを鉢で育てて、実を母がかりん酒やシロップにしていました。私もほしくて、せがんで飲ませてもらったことがあります(笑)
妹は幼い頃、すぐに恐ろしいほどの高熱を出す子で、その様子を私は何度も見たことがありました。(小児科にもよくかかっていましたよ。)
でも、妹は今、とても健康です(笑)食生活も私よりずっと苦手なものがなく、何でも食べられます。

そんなことを思い出しながら、自分の今回の経験を見つめてみました。

熱も、痛みも、体のだるさも、寝込むことも…薬で抑えていただけ。
体は今、素の状態を出してがんばってくれているんだなと。

その視点から、興味深い記事も見つけました。
決して、怖がらせるためにご紹介するわけではないです。ただ、知っておくことは役に立つと思うので2つの記事を紹介します。

「『重大な副作用』が追加されたロキソニンは安全か?医師による解説」

news.yahoo.co.jp

こちらは、はてなブログの方の記事です。
「効きすぎて怖いロキソニンの、もっと怖い話をしようじゃないか」

drugstore.hatenablog.com

ロキソニンの鎮痛効果がありすぎて、重大な病気の症状だということを見逃していた…という人の例も書いてあって、今、実体験をした私としてはそれもわかるなぁという感想です。

私が今回処方されていたのもやはりロキソニンジェネリック薬品で、先述のように日頃鎮痛剤をまったく飲まないにも関わらず、処方された通りに2錠ずつ飲んでいたんですね。
かなり効いていたんだと思います。薬が切れると、痛みで心臓がドキドキしたり、呼吸が乱れるほどだったので、こんなに痛いんじゃ仕方ない!と、出された鎮痛剤に頼っていました。

手術翌日の消毒・洗浄のときに、その日の担当医師の方へ、鎮痛剤は飲み続けていて大丈夫かを一応尋ねたんです。普段になく、切れるとつらいから(服用期間を空けつつ)毎回服用していたので、ふと疑問に思って。
特に治りが遅くなるとかはないので大丈夫ですよ、と答えていただき、それから気にすることはなかったのですが。

私の場合はたまたま胃にきてしまって、鎮痛剤も3日ほどでやめましたが、このような症状が抑えられていたということを今知ると、薬で鈍麻させ続けていてよかったのかどうか…と思いました。
食べる物も、薬で麻痺させた感覚からものを食べるというのは、結局は、体に無理をさせてしまうでしょうし、自覚症状なしに動くことができてしまっていたら、それも体に負担をかけるのではないでしょうか。

鎮痛剤をやめてからの熱のような全身症状は確かにつらかったけど、それを経て今、少しずつスッキリしてきていることを考えると、体があれだけの症状を出して解毒なり修復なり、何かしてくれた結果だと実感します。
実際に、熱の後の方が患部の痛みがだんだんと和らいできたし…
この先にある変化は、薬で作られる「大丈夫」な感じではないですものね。

広い視野で見たときに、一体何が本当に私たちのためになるんだろう…。
健康に本当の意味で貢献できる治療って何なんだろう。

医療に接するたび、つい、考えてしまいます。

よかれと思ってしていることが、実は体の邪魔をしてしまうことがあるとしたら、その根本にある、体の仕組みや医学の「観念」から見直すしかないわけですが、

たとえば、「医学」のようにすでに体系立ったものがあって、さらに「科学信仰」の現代の世の中では、それを土台から見つめ直せる人はどのくらいいるのでしょうか。

私にはそれはとても興味あるテーマですし、そういうことをすでに実行している方、これから携わる方々を、心から応援しています!


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