今日の夕焼け、めっちゃきれいでした～！
ところでこの間◆「すべては終わっているのよん」という記事の中で、
説明のためにこのような表を書いてみたのですが、
実在
↓
この世界（ヴァーチャル）
◆ヴァーチャルの中のリアルストーリー（コースでいうところのHappy Dream）
◆ヴァーチャルの中の妄想ストーリー（エゴの幻想）
ちょっとこの表について補足が必要だと感じました。
せっかく記事内で「階層」という概念を出しているのですから、
正しく書くならばこうなりますね。
実在
↓
この世界（ヴァーチャル）
◆ヴァーチャルの中のリアルストーリー（コースでいうところのHappy Dream）
↓
◆ヴァーチャルの中の妄想ストーリー
どういうことかというと、◆「真実は、真実なので、真実である」という記事をはじめ、
言葉ではたびたび書いているのですが、
本来ならば、上の表でいうところのリアルストーリーしかないものを、
私たち個人個人のもつ思い込み（フィルター・色眼鏡）により、
下の妄想ストーリーが生まれている、ということなんです。
なので、色眼鏡をはずしてしまったら、Happy Dream 幸福な夢、
しか存在していない…と。
この２つの間にも歴然とした階層の違いがある。
最初の表のように、２つを並列して書いてしまうと、
この点がわかりにくくなってしまいます。訂正しておきますね。
２種類の別々のストーリーがあるということではなくて、
本来１つしかないものを、私たちが思い込みにより解釈をし、
それを外に投影して別のもののように見ている。
（※あと、かさねがさね書きますが、
「ストーリー」というのも表現も説明のための便宜上の表現です。）
エゴの目線になっていると、
必ずフィルターがかかってしまい、歪んだ情報を受信・投影している。
ものごとを、そのままクリアーには体験できない。
エゴのフィルターがある限り、人間はそのサイクルから出られない。
歪んだ世界を見続けるのです。
☆☆☆
これでやっと実践編！
いよいよコースでいうところの「ゆるし」のお話ができます。（ニコニコ）
コース（『A Course in Miracles』）という本の中には、
以下のような言葉が頻繁に登場します。
Forgiveness （ゆるし）
Atonement （償い、あがない）
Salvation （救済）
これら、コースの中で重要な言葉なのですが、
キリスト教以外の日本人にはなじみの薄い表現かもしれません。
キリスト教を信仰したり勉強したりしている人にとっても、
コースの使っている言葉の解釈は異なっている可能性もありますよね。
そこで、これらの言葉で表現されている一連のことを、
私なりにもう少しなじみのある日本語であらわしてみますと、
「誤解をとく（訂正する）こと」
「浄化すること」
「解放すること」
が、当てはまるのではないかと思います。
実際、コースには undo （ほどく、取り消す、無効にするなどの意味）
という単語も非常によく使われています。
エゴの思考は、必ず、間違っている。
エゴの視点は、必ず、歪んだ（色付きの）フィルターを介している。
エゴは、思い込みから自由ではない。
だから、そこから正す（本来の状態に戻す）手段が必要なのですね。
その手段ですが、
問題をつくったもの（エゴ）自身は、問題を解決することができない
コースではこの考えに忠実に、
苦しみがあるとき、まず自らの認識の歪みを認め、
Holy Spirit（神との仲介役）に
誤りを訂正してもらうよう求めなさい、と言っています。
Holy Spirit は、
神と人間との橋渡し役で、
私のさっきの表でいうところの、妄想ストーリーとリアルストーリー、
両方を見ることのできるもの、と定義されています。
（妄想ストーリーをリアルストーリーに導く働きを担うもの）
「真実は、真実なので、真実である」の記事でたとえたように、
「実在」の側の目線からすると何も起こっていないので、
個の体験をしている私たちには、その視点のギャップを取り持つ、
Holy Spiritという橋渡し役が必要なわけです。
そして、Holy Spirit は「神のための声（Voice for God）」とも表現されており、
私たちの内側に存在しています。
「問題をつくったもの“エゴ”自身は、問題を解決することができない」
これはとても大切なポイントです。
ピンとこない方は、階層の違いなど前半の説明をよく考えてみてください。
コースには、これを実践するレッスンとともに、
エゴの思考の渦中で我に返る（！）ための、役立つ言葉が色々載っています。
今度、私がよく活用している言葉もご紹介しますね☆
今日はここまでで☆ ヾ(*＾∇＾*)♪
★スピリチュアルカウンセリング★
