BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

それでいいんだよー!

昨日の記事「場所や物とのコンタクト」を書いた後、少し考えました。

beats-and-love.hatenablog.com

それは、
こうして、“カタチ”(形式)について話すことで、「縛り」になるのを避けたーい!
……と思ってしまったからです。

ザ・矛盾。言葉のパラドックス。

このブログでよく紹介するコースの内容も、
自分が書くことにしても、すべてがそうなんです。

それらを解放のために使ってもらえたらうれしいけど、
逆に縛りになっちゃったら意味がない。

そのバランスについて、今日は記事にしてみますね。


以前書いた、「レット・イット・ビー☆」いう記事の続きでもあります。
まだの方は読んでみてくださいね。

beats-and-love.hatenablog.com

☆☆☆

私が、最近スピリットによくかけられる言葉。

「それでいいんだよー!」

ねえ皆さん、「スピリットに従うなんて表現をきくと、

スピリットって厳しい指示を飛ばしてきたり(笑)
説教していさめてきたり(笑)

…するんじゃないかって、想像してない?


違うんだよねぇ、それはむしろエゴのしるしなんですよね。
そこのところの区別、大切なんです。

あのね、今日のサブ・タイトルは、

いまの自分の実力はこんなもんだ

で決まりだな!って思ってるんですよ。(笑)


☆☆☆

生きてる間には、イラッとかムカッとか、することもありますよね。
不安や怖れ、いやな気分に入ってしまうこともあります。

そして、そういう状態の自分に気づいたとき、
「ああ、エゴの状態に入っているなぁ。」
気づいただけで終わりにすればいいんですが、

その状態をなんとかしようと苦戦してしまうときがあるんです。

ねえ、あるでしょ?ありますよね、そういうとき!

でも、「レット・イット・ビー☆」の記事で私、書きましたよね。
「幻想に荷担しない」ということを。


スピリット側の声ってね、どんな状態でも、
「それでいいよ!」っていうところから始まるんですよ。

矛盾して聞こえますか?エゴの状態で「いいよ」なんて?

ううん、違うんです。

いまだけは、いまの自分を、全肯定しなさい

って、スピリットは教えてくれてるんです。


☆☆☆

「あ!今、私、こんな気分になっている。
むしゃくしゃしているし、人を批判している。
自分がすっかり被害者だと思っている…(etc. お好きな文句をどうぞ 笑)」

それに気づいた瞬間、そこに「取り組もう」とするのではなく

「うん、今の自分の実力はこんなもんだ。」

と、試しにいさぎよく、受け入れてみてください!


どんなエゴの状態に気づいても、そこでストップ!

気がついたら、そのままの状態でストップ。
(エゴのもたらす現象はそのまま続いていてもいいですから。)
それ以上、裁き(ジャッジ)を重ねて、罪悪感を増やさないこと。


意地悪でも、
くだらないことでイライラしてても、
人を批判してても、
傲慢になってても、
自分を哀れんで痛みに浸ってても、
無力感におそわれても、
手放せなくても、
スピリットの声が聞けなくても、
妄想に走ってしまっていても…

なんでもいいから!!(笑)


それに「働きかけよう」としないで!

今だけは、今の自分を受け入れてしまおう。
罪悪感なしに。すっきりと。

いまの自分の実力はこんなもんだ!…って。


☆☆☆

あのね、それがわかったら、次に進めるんです。

正確に、今を見つめることができたら、
「人間体験中」の自分の、今の実力を把握できたら、

それを乗り越えてゆく「時間の中の道」がちゃんとあるのです。

以前、こちらの記事にも書きましたね、「癒しの基本・
自覚すること」。

beats-and-love.hatenablog.com

いかに、正確に見ることが大切であるかを。

そこから逃げないで、
そう、自分に言い訳したり、その状態と格闘しないで

ああ、こんなもんだなぁ、自分は。
今はそうなんだなぁ。

と、ただ知る(自覚する)ことで、そこから始まるんです。スタートできるんです。
スピリット主導の、いつも「今仕様」の、自動操縦が


あなたが、私が、正確な自分の状態を把握していなかったら、
つまりそれをやせがまんして、自己のスピリットに取り繕ってしまっていたら、

スピリットの声は届かない、それと一体だと気づけないのです。


☆☆☆

この世界目線の私たちの心って、エゴの状態って、
「もっと…もっと…」って、いつも言うでしょう?
今の自分以外の、もっと○○な何かに、なろうとするよね。

それで自分の正確な位置づけを、否定しちゃうの。

「こ、こんなの幻想だー!!(泣)」
「これはほんとうの、私では、ないっ!」

とか言ってね。
背後にあるのは、自分(エゴ)はもっとすごいんだぞ!ってこと。
(そのくせ同時に、もっと果てしなくダメな自分だとも思ってるんだよね。)

名付けて、強がりメソッド。(笑)

自分(スピリット)を信じてないから、から騒ぎするわけですよ。

精神世界の知識やテクニックをいくら仕入れても、
こんな風に強がっていちゃぁ、意味がない。


スピリットとしての自己の自覚を持つということは、
エゴの状態で何をやろうが、この世界で何が起ころうが、
無傷だから、ぴかぴかのままだから、スピリットなんです

スピリットの観点からは、いつもちょうどいい。

いつも「今」という着地点からものを見て、「いいよ、できるよ!」って言う。

それだけ。


☆☆☆

私たちはどんなに「今」の近くにいるようでも、
自己疑念に基づく思考に入り込んだ瞬間に、
「ちょっと過去」
とか、「ちょっと未来」にずれてしまいます。

過去の経験か、そこから想像する未来かの、怖れに入るんです。


スピリットは、そのどちらも存在しないことを知ってるから、
怖いものなんて何もないから、

「どうしたの?べつに大丈夫だよ、それで。」

と声をかけて、私たちを安心させてから、
次の「今」にフォーカスさせます。

今、今、今…の完璧を知っているのがスピリットです。

ただひとつ、
スピリットがゆずらずに「強さ」を見せるのは、

私たちが「自分以外のもの」になろうとしたとき。
ひとりひとりの美しい、「歩む道」を「見ないふり」して、
それにふさわしくないと自己否定して、遠ざかろうとしたとき。

スピリットのコールは、やむことがありません。

このとき、それに対して怖れから抵抗する私たちが、
強大な愛に逆らって泳ぐという理由で、苦しくなるだけなのです。


☆☆☆

まずはこの今、あなたも、私も、あの人も。

「それでいいんだよー!」

本当にそこから、ですから!


それでは、また次回お会いしましょう~☆

 

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