BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

表現することへの怖れ

今日は「見えない世界を受け入れ、表現することへの怖れ」についてです。


今までの仕事と、今の仕事は言うまでもなく、
こうしてブログでも「見えない世界」のことを扱っている私ですが、

自分がよっぽど心を開いて信頼している人や、同じ業種の中で出会った人、
セッションのお仕事をしているときなどをのぞいて、
自分の感覚について話すこと、
不思議と思われがちな体験について話すことを避けていました。

それを表現することについて、根強い怖れがあったのです。
だから、体験していることを、自分の中に閉じ込めました。

たぶん、ある時期まで、私は自分の半分ともいえるものを、
眠ってる間に見る夢の体験だけに限定し、詰め込んでいたと思います。
夢の中ではいきいきと、平気な様子で能力を発揮し、
色々な「お仕事」をしている自分が、うらやましいくらいでした。

こっちの現実では、私は、それを隠している…
おびえている…

今回のものに限らず、過去「ホームページ」や「ブログ」という、
自分の自由な表現ができるはずの場を作っても、

あるところまで「魂的現実」についてしっかり書く一方で、
ある種の表現に関してはとても用心深く、おびえていたと思います。

たとえば、後で思えばなんのことはない、
「スピリットの声、大天使、アセンデッド・マスター1・2」という記事があるのですが、

beats-and-love.hatenablog.com

beats-and-love.hatenablog.comこうした記事は、かつては書くのにためらった内容でした。
意外かもしれませんが、自分のブログの中で書くことすら、躊躇が生まれたのです。

なぜだか私は、真実を語ること、自分の能力を公にあらわすことで、
「狩られる」、「殺される」という恐怖を持っていました。

夢でたびたびその恐怖を見ていました。それは本当にリアルでした。
地球の歴史の魔女狩りのエピソードなどではなくて、その背景は様々なのです。
地球かどうかすらわからない「記憶」みたいなものなのです。


シックス・センス」という記事にも書きましたが、

beats-and-love.hatenablog.com

私はそうした怖れから、「見えない世界に対する自然な感受性」を、
かなり長いこと受け入れずに(切り離そうとして)生きてきたため、
自分が2つに分裂してしまったように感じていました。

その影響は体にもあらわれていたので、
トゥルー・セルフ(真の自己)とのつながりを再び受け入れてから、
はじめて、健康って何かがわかったくらいです。

だからこそ、魂的見地から見た「癒し」について、
人にもお伝えすることは有益だと感じています。

私が書いていることは、少なくとも私自身の体験であり、
私には、生きるのに役立った、知る価値のあると思う情報なのです。

☆☆☆

そうした怖れがまだ完全に消えていないことを自覚していたのですが、
最近私は、「ア・コース・イン・ミラクルズ」を書いたヘレン・シャックマンさんの、
生きていた頃の様子について記された本を持っていた人から貸してもらい、読みました。
そのときまで、本の存在すら知らなかったのですが。

ケネス・ワープニックさん著、『天国から離れて』という本です。

天国から離れて

天国から離れて

  • 作者: ケネス・ワープニック,加藤三代子,澤井美子
  • 出版社/メーカー: 中央アート出版社
  • 発売日: 2010/08/10
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私も、ヘレンさん同様、幼少期からの「内なる声」と、
「夢」によって様々な体験をしていたので、
鳥肌がたつくらい、シンクロや共感の多すぎる内容でした。

彼女の人生の中に起こった出来事や、詳細についても、
「こんなことまで一緒なの!」と思うような点もありました。

ああ…この人のこと、わかる!わかりすぎる。

ヘレンさんの人生に、
自分の知覚がぴったり重なっていくような気がしました。

それは私が現在も、完全には乗り越えられずにいた
「自分の体験を自分が受け入れ、怖れなしに表現する」
ということについての、内からの回答、促しになったのです。

(※ヘレンさんは「内なる声」を聞き取り、コースを書いたご本人です。
臨床心理学者でしたが、見えない世界に対する鋭い感受性と、
とても深い霊的な理解を持っている「真実の自己」に気づいていました。
けれども、それに対しての根強い怖れがあり、導きに抵抗したり、
書いて表現することにも葛藤したりする側面がありました。
それは生涯続いたようです。)


さらに驚いたのは、ふだんスピリチュアルな話題に興味を示さない私の母が、
この本と自分との一致について、思わず語っていた私に、

「あのときヘレンさんができなかったことを、あなたは今回できるよね。
輪廻転生とかじゃなく、魂は、繋がっているものね。
やってほしいことがあるから、ヘレンさんの魂が来たのよ」

と、言ったのです!

もちろんこれは、ヘレンさんの人生が未完成だったという意味ではなく、
私が「同じタイプの怖れ」を持っているのを、ほどくための導きだよ、という意味です。

この本を手にする前には、私はパートナーからプレゼントとして、
コースの元原稿である「URTEXT」を注文してもらっていました。

何か欲しいものある?と尋ねられてリクエストしたのがURTEXT
すごいコース好きな感じがしますね(笑)

これは、私がずっと読んでみたかった、コース編集前の原稿です。
現在出版されているFIP版は、万人が「教え」として読みやすいよう、
エスからヘレンおよび周辺の人々に対し与えられた個人的アドバイスや、
適切でないと判断された内容については、削除・編集が行われています。

手にしたURTEXTは電話帳サイズでした(笑)
英字新聞~!?と、つっこみを入れたくなるほど、中の字も細かいのですが、
数ページ読み始めてみると、コースの元の原稿とはいえ、
これは他の読み物みたいな感覚です。

先にもし、『天国から離れて』を読んでいなかったら、
つまりヘレンさんの人生についての知識がない状態だったら、
確かに意味不明になってしまうエピソードも多いかも…と思います。

(本を手にして読んだ順番を考えると、内なる自己の計画って、用意周到ですよね!)

一方で、コースの中でときどき「???」となってしまう、
言葉が難解になっていた箇所も、
こちらを読むと、もうちょっと平易な表現で書いてあるなぁと思いました。

エスと、ヘレンさんの個人的なやりとりが興味深く、
私自身の場合もそうなのですが、
いかに「真の自己」とそのヘルパーたちが、忍耐強く、愛情をもって導いてくれるか、
そしていかに私たちが、エゴの発想でしてそれに抵抗するか…(笑)
目の当たりにする思いです!

でも、このような日常レベルでの生々しいやりとり、
それにヘレンさんがかなりのサイキックであったことを知り、
私は、とてもうれしく、勇気百倍になりました。

私が指針にしたい!と思っていたコースの著者が、
自分と似た体験をする人であったのです。励まされないわけがありません(笑)

URTEXT、なかなか分厚い本なので、ゆっくり気楽に、
これからも読み進めてみようと思いますが、

同時進行で、
自分が「内なる知覚」で体験している「見えない世界」のこと、
それを表現することについて、信頼を育てていこうと思います。


皆さんも、ご自分の中で「表現できないでいる」何かがあったら、
ぜひ、それを無視しないで何らかの形で出してみてください。

その形式は、なんでもいいのです。
それはきっと、あなたの人生に大切なことです。

小さな一歩が、きっと、はずみをつけてくれるはずです。


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