ラスいち(残りラスト1回)!と思っていたのですが、
ポップアップ!してきたことがあって、2回分の記事になりそうです
前回記事はこちら◆「無ベースから有ベースへ3」
昨夜ふと、
「最近何を書いても、いつのまにか光と闇、のテーマになってしまうなぁ」
と、思っていたら、シャワー中に聖ジャーメインさんが、
「いま、闇LOVE月間だからね~」
と、情報を送ってきました。
個人的に…なのか、集合エネルギー的に、なのか、わかりませんが、
少なくともこのブログを読んでいる皆さんはシンクロしてるかもしれません♪
確かに、時代は「統合」を指していると思う。
それまで闇と思い、嫌っていたもの、隠していたものが浮上して、
別のものの見方で捉えなおされる時期。
あなたの中に見える「黒~い!」と思うものも、
統合する準備ができたから見えるのです。
そのとき、私たちは気づきます、
光と闇、という分け方の基準、定義は確かなものではなく、
そのどちらもが結局、補完関係にあったのだということを…。
☆☆☆
たとえば前回の記事の中で、
私は、無力感が介入している例として、両極の状態をたとえに出しました。
これは決して、そのような状態を批判するためではなく、
自分自身、どちらも「同じものの表現だなぁ!」と、実感していたので、
それをお伝えしたかったのです。
私は、自分の人生の中で、
自分と正反対の表現を見るときに、「癒しだなぁ」と、よく感じました。
自分の中の「固定観念」、極端な嗜好からはみ出た部分が、
そういう表現の存在を求めていたのだと思います。
私の心の奥底が望んでいたのは、どちらかの極に属することではなく、
「自由」だったからです。
たとえば、「整理整頓してある状態の方がよい」という観念があったとしますね。
もし、自分の人生に、その観念があまりにはばをきかせていますと、
単なる好みを超えてそれが「縛り」になりますと、たいてい人は苦しくなります。
なので、私の場合、このケースに即していうならば、
たとえば散らかし放題散らかして生きている人を目にして、
批判というよりも、ほんわかとした憧れと、安らぎを感じることになるのです。
「す、すごい。こんなに散らかせるんだ~。いいな! 」
みたいな感じ。
心が解放されるのです。世界が広がるのです。
真の安らぎ…遊びが増える感じ。
せせこましい規則なんてどこにもない。
どこまでも飛べる、高い、高い、空が広がっています。
なんて楽しい、なんて自由、これぞ癒し。
観念を打ち砕くって、そういうことではないでしょうか?(笑)
潔癖?と思うくらい清潔にこだわる文化になっている日本の人が、
たとえばインドなど、衛生面が必ずしも整っていない国に旅行して、
パワーをもらえたりするのは、そんな一面もあると思います。
この記事にも書いたこともそうです◆「何もかもがスポンテイニアス」
結局、「光」だの「闇」だの、二極性の中で定義することは、あいまい。
どちらがいいとか悪いとか、言えないし、
常に、完全に、どちらか一方の極だけを生きてる人もいない。
二極で分けて考えている限り、
光の中にはそれを引き立てる闇があり、
闇の中には、必ず光があるであろう。
そして大切なのは、私たちはどちらかの極に属している存在ではなく、
そういった二極性の表現を楽しみ、好んで体験していた、
「WHOLE(全体)」なのだということです。
☆☆☆
いつだったか、何年も昔のことです、こんな体験がありました。
うたたねの途中、半分起きて半分眠っている金縛りの状態で、
全身真っ黒な男の姿を見ていました。
それは人間ではなく、頭髪もなく、全身タイツみたいなつるっとした姿で、
しかし、端正な黒人男性のような容姿でもある、美しさもある男です。
私はその存在を「ミスターX(エックス)」と呼んでいました。
まるで、その存在を以前から知っていた感じです。
夕方~日没、電気のついていない真っ暗な部屋の中でした。
部屋の闇に溶け込んだ、真っ黒なミスターXの姿を間近で見ていました。
彼は、私の目の前に向かい合って座っており、
暗い目で、暗い声で、ひっそり笑い、私にこう言いました、
「どうぞ、こちらへ。」
私は、怖れたら負けだ…と思い、恐怖をおさえて、
こう言い返しました、
「あなたが、どうぞ、こちらへ。」
すると、ミスターXは消えました。
後日、今度は夢に、彼が顔だけで出てきました。
まるで機械音のような響きの、何重かに音が重なったようなバリバリした声で、
私にこう言ったのです、
「根源となる悪、死んでない。」
言うが早いか、彼は、ぺらぺらの薄い姿になって飛び去りました。
私は、直感で、彼を取り逃がしてはいけない!と思い、
自分も飛んで追いかけました。
そう、彼は、真っ黒な顔だけの、ぺらぺらに薄っぺらい姿で、
猛スピードで飛んで行きます。
追いついた私は、彼を両足で押さえ込もうとしましたが、
なにせ薄い姿な上にものすごい力なので、するっとすり抜けてしまい、
またしても飛んで追いかけることになりました。
すると、今度はいつのまにか逆襲されてしまい、
私の方が彼に噛みつかれ、その中に飲み込まれそうになりました、
体に感じられる、熱い痛みすらあったのです。
そのときです、まさに聖霊の象徴のような「白い鳩」がひらりとやってきて、
私を間一髪!空中で、救ってくれたのです。
(ちなみにこの頃はコースだとか聖霊だとかについて学習する前です。)
闇の男、ミスターXは、すばやく逃げていきました。
ところが…ここからが笑えるところなのですが、
その白い鳩は、私と2人きりになると、妙に得意げで、高慢な感じ。
私は、救済に感謝しながらも、なんだか訝しく思ったのです。
そして、聖なる存在の化身らしい鳩は、
人間語で、私に偉そうにこう言ったのです、
「ほっほっほっ…これからも、何かあったら、私を呼ぶとよいぞよ。」
その瞬間、私は、どうしたと思いますか!?
なんと、いつのまにか、ダーツの矢を手に持っていて、
えいっ、えいっ!と、その白い鳩に向かって投げつけ、
その白い鳩を追い払っていたのです。
夢の中の自分は無言でしたが、その気持ちをあえて言葉にするなら、
「嘘の光に用はないっ!あっちへ行ってくれ!!」
でした。
起きてから、闇の男との激しい闘いの余韻でどきどきしていましたが、
聖霊?の白い鳩に対する自分の行動には、あぜんとして、笑いました。
私、余計なことしてくれるなよ!って、確実に怒っていたな。
ということは、本当に怖れてなどいない?
私は何か、あの闇とやりたいことがあるのか、と。
☆☆☆
あなたが「闇」と判断しているものは、
あなたにとっての最良の友かもしれません。
それが「闇」の形態に見えるのはあなたの思い込みで、
あなたの最も尊い光を、示そうとやってくるのかもしれません。
日常のささいなことでも、
自分の嫌っている何かが出てくるたびに、祝福してください。
「ありがとう」と、胸の中心で包み込んでください。
そこにはいかなる差別もありません。
これは闇だ、これは光だ、なんて、狭量なことは言いません。
あなたの心の中心に宿る源泉は、すべてを「よき哉!」と、
慈しんでいるのです。
あなたが闇と判断したところ、「自分って汚れてる!黒い!」って
判断したところを、思い切って胸にぎゅ!ってするのです。
「大丈夫!私はあなたを見捨てない。」
このセリフが…次回のテーマへつづきます!
◆「自分と結婚してますか(無ベースから有ベースへ5)」
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