◆「場所や物とのコンタクト」という記事を書いたことがあるのですが…
色々ないきさつで、以前よりさらにエネルギーに注意を払うようになって、
「ありがとう」という感謝の気持ち、愛のヴァイブレーションの、
「実際の効果」にびっくりしています。
昔は自分が怖れているばっかりに、感じても「無いこと」にしていた、
あまり好きとは思えないエネルギー、
おそらくネガティブと感じているであろうもの、
それらに気づいても、この「ありがとう」のスパイスが、
すべてを「美しいもの、輝くもの」に変えてしまいます。
たとえばあなたが、ある部屋に入って、何か違和感を感じたとします。
密度の濃い…ちょっと苦しくなるようなエネルギーです。
そのまま放っておくと、こんなことが起こることがあります。
あなた自身の内側から、なぜか「ネガティブ」がポップアップしてきて、
とめどなく増幅していく。
急に疲れる。落ち込んでいく。感情的になる。なぜだかイライラしてしまう。
必ずしもそうなると思い込む必要はありませんし、
そういう機会はそういう機会で役に立っているものなのですが、
こんな「増幅」体験をしたことのある人は、
「同調している」可能性があります。
心当たりのある方は、ぜひこれを試してください。
部屋に心で話しかけるのです。
複雑なことをする必要はありません。
「原因を探そう」なんて思わなくてかまいません。
ただ、自分の内から湧いてくる愛や感謝にフォーカスして、
その心であいさつするのです。
たとえば、
「ここにいさせてくれて、ありがとうね～」
「お邪魔しているよ、
（壁や天井をやさしく心でなでるように）守ってくれてありがとう」
出ていくときも、
「ありがとう、またね」
と、やさしく、愛情深く、心で声をかけてから出ていくのです。
空間に、それらのエネルギーを放射するのです。
それは本当に効果があります。
場が浄化されます。
「ありがとう」の気持ちは、祈りの形態です。
そんなにも、単純なことなのです。
ポイントは、心からの愛や、感謝を自分が放射することなのです。
これを、生活の中で、あちこちでやってみてください。
お風呂の、肌をなでるあたたかいシャワーのお湯にありがとう。
使う石鹸にどうもありがとう。
野菜に、ありがとう。
袋に入ったパンにも、ありがとう。
眠るお布団に、枕カバーに、ありがとう。
それらが存在してくれることそのもの、ありがたさ、
そして時には、あなたのもとにそれが運ばれてくるまでの、
関わったものすべてに対し思いを馳せてみてください。
たくさんの、たくさんの存在が協力して、
それはあなたのもとへやってきました。
あなたはそれを享受しています。
自分を含め、人の中に何かを見たときも、
「ありがとう」と思ってみてください。
それがたとえ、あなたが「好きではない」と判断したものでも。
なぜならば、あなたは、その人は、それをやってみてくれました。
まるで幾層にも重なったミルフィーユのように、パイ皮のように、
その人の中で、たくさんの「記憶（データ）」が何層にも重なって、
そのオリジナルの形態を、表現してくれました。
たとえそれが、あなたには「痛み」や「苦しさ」と感じられても、
表現されたことに感謝してください。
宇宙に存在するデータを、誰もが、ユニークな形で表現してくれている。
その感情は、感覚は、ときにそれが痛みや悲しみ、怒りであっても、
いつかの誰かや、ご先祖さまや、
ある場所に刻まれていたかつて生きていたものの記憶が、
その人という存在を通して、複合して、
新しい色で、表現されているのかもしれない。
あなたはそれを「純粋な光へ戻す」人なのです。
それを嫌って、避けるのもいいけれど、
あなたの望みと関係なく、意味なく見ているものなどないのです。
浄化は、結局、「自分のため」なのでしたね。
それは自分の一部なのでした。
ですから、愛しさがあることに気づいてください。
その核に必ずある、美しさを見てください。
包み込むのです。
自分のどんな「反応」が出ても、
その「愛しさ」のチャンネルは同時に存在します。
あなたがそれを思い出せば体験できます。
それは大きな…全部を見ている目線の、存在感です。
見えない世界、エネルギーを「目で見よう」とするとか、
こういう形で見なくては、感じなくてはならない、とかいう思い込みは、
特に必要がありません。
もしも、そういう能力が発展しなければ、自分は無力である…
と、思っている人がいたら、それは手放してくださいね。
中心はあなたの「心」なんです。
あなたの、その小さな「感謝」が、対象を光輝かせます。
「あなたの世界」が、息を吹き返すんです。
あなたがよろこびから歌っているとき、世界も歌います。
そういえば、私は以前、ちょっと珍しい民族楽器が好きだったのですが、
それを演奏しているときは、たびたび「見えないギャラリー」を感じました。
自分が音の美しさに共鳴するとき、フィーリングがよろこびで満ちあふれるとき、
まるで炭酸の泡が上に昇っていくように、周囲で、
一緒にたくさんのものが浄化されていくのを感じました。
ピアノを弾いていても、バッハの音楽などは特に、
「これははっきりとした祈りの形態であるなぁ」と思います。
よい気分で口ずさむ好きな歌、程度でもそうなんです…
音楽は、パワフルなツールです。
音楽に限らず、日常のささいな瞬間にも、
あなたの心から湧いてくるよろこび、
満ち足りた感覚を感じるものは全て、浄化の作用があります☆
そのときあなたは、本当に美しい光を放射しています。
あなたの心がよろこぶことを、尊重してくださいね♪
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