意識は私たちの道具です。
私たちはその意識を、全体としてではなくレベル分けして、
自分の気づいている部分と、気づいていない部分をつくっています。
たった今も、あなたはある部分では、同時に、
今体験しているような世界以外の領域にフォーカスしているのです。
でも、あたかも「この舞台」における自分がすべてであるかのように、
この体験にフォーカスしている自己にスポットライトを当て、
限定することで、物質世界や、肉体をリアルに感じています。
気づいている部分と、気づいていない部分が統合されればされるほど、
意識をひろく使いこなせるようになります。
現状の私たちは、意識的に使いこなす状態にはなっていません。
☆☆☆
変えられないものを受け入れて、変えられるものを変える。
そのためには、自分自身に正直になる必要があります。
人と比較して正解が得られるものではありません。
あなたが本当に現状に満足しているならば、
他者が何を言おうとも、状況がなんであろうとも、
あなたはただ、あなたであればよいのですよね。
心が平和であるならば、何かを変える必要はありません。
でも、あなたの奥底からメッセージがやってくるとき。
信号やパルスが、あなたを揺さぶるとき。
その呼びかけを無視しないでください。
心の目や耳、感覚を、そこに向けてください。
それはそこに捕まるという意味ではなく、
出てきたものを認め、流れを容認するということです。
「私はこうでなきゃいけないんだ…」
なんていう形で、自分を縛る必要はありません。
ホップ、ステップ、ジャンプ。
あなたの望まないと思える状況も、それがあなたの人生にあらわれたなら、
あるレベルでは、あなたはそれに同意しました。
ほかならぬ、あなたの人生の中にそれを持ち込み、そのように経験することで、
あなた自身、それを背景や小道具に用いて何かを表現しています。
あなたが思ったこと、感じたこと、それはそれとして尊重しながら、
さらに奥からやってくるフィードバックがあるならば、
心を開いて受け取ることができるでしょうか。
フタをあけて。
目を開く。
恐れるためにそれはやってきたのじゃありません。
自分と思っていた自分が、氷山の一角で、
実はどっしりした根源が存在しているということに気づくのは、
あなた自身が多次元の存在であると気づくのは、
あなたの人生を不自由にするでしょうか、自由にするでしょうか。
☆☆☆
あなたは学んでいます……
この現実にあらわしながら、体験しながら。
常に持っている力の「向け方」を。
自身がどんな作品を創っているかを、より広い視野から眺められるところと、
この体験のさなかにある狭い視野にある自己とを、分けてしまうのではなく、
ひとつの「私」としてフィードバックを得ながら進んでいくことを。
それはあたかも芸術家が、インスピレーションに従って、
実際に手を動かし、腕を磨きながら、作品を洗練していくプロセスのようです。
逃避ではなくて実践。
そしてそれは、
自分自身の人生をよくしたいという望み以上のものなのです。
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