BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリングとヒップホップ音楽、ライフスタイルや考えあれこれ

神にゆだねるコンプレックス

今回のテーマは、「神にゆだねるコンプレックス」

これは私自身が経験したことでもあり、かねてより書いてみたかった話題です。

☆☆☆

「神の意思に従う」

「私の意思と、神の意思はひとつ」

「神にゆだねる」

こういった言葉を、あなたはどう捉えているかなぁ~。


べつに宗教を信仰していなくとも、精神世界に親しみのある人なら、

一度は耳にしたことのある表現だと思います。


私はご存知の通り、もはや「神」という言葉を使って色々書くことを、

好んでいないのですけど、

これらの言葉が何を意味しているかは、わかっています。


そして、その内容を悟ることは大事だとも思っているのね。


ただ、気をつける必要があるのは、

これらの言葉の中で、「神」という言葉であらわされていることを、

読み手がどう理解し、捉えているかということ。

その定義によって、これらの言葉の意味も違ってきますからね。


このことに関しては、私のブログではもう、

繰り返しお伝えしていることの重複になるので、解説はシンプルにします。

単純なことで、「自分のほんとうの意思」にゆだねなさい、ということなんですね☆


あなたがあなたであることに、

あなた自身が、何の異論も唱えないということです。


「自分のほんとうの意思」というのは、

瞑想やサイキックな感覚を研ぎ澄ます修行をして、

ようやくわかるというものではなくて。

ただただ、日常のあなたの中に今もある、いつもある、

素直な自分のことです。

それだけなんです。


私たちはとっても複雑なコーティングをするふりをして、

巧みに、自分にそれを見えないかのようにすることはあるけれど。

「到達するのが難しい」というような自己ではありません。


たとえばあなたが何かを思ったとき、それについて自分で、

さらなる思考で茶々を入れる
ことがあるでしょ?

「いや、そんなことを思ってはだめ」

「それは不可能だよ、そうするためには○○が○○で…」

「それは正しくない!」

などなど。


その内容が何であれ、あなたはとたんに分裂して、

自分が素直に思ったことの方を、否定し始めてしまうのね!


誰のために、何のために、言い訳や反論をしてるんだろう?


なぜ、そうやってあなた自身のことを否定するかというと、

それは危険だ、いけないことだ、と思っているから。


あなたが信じている、もしかしたらかつて、そう教えられたのかもしれない

「物差し(観念・BELIEF)」に沿って、そこからはみ出す自分を、

抑えようとしてしまうわけなんです。


以前お伝えしたように、

観念はあなたの使う「道具」であり、あなたが変えようと思えば、

変えられるものでしたよね。


画家が絵を描くのに使う画材や絵の具と一緒です。

ただし、描いている絵は、「この現実、あなたの人生」です。


あなたが、画家です。

「絵」が自分とフィットしない、心地のよい表現になっていないのなら、

道具を変え、色を変えるのです


画家が自分の内から湧いてくる構想や、

自然なインスピレーションにしたがうことを拒否して、

「いや、私は……ちっとも好きな色でないし、よろこびも無いけれども、

この色を使わなくてはならないし、こんな絵を描かなければならないはずだ。」

と考えて、描きたくもない絵を描いていたならば、ずいぶんと残念なことです。


そしてさらに、そうして自分の描いている絵をよく見つめる代わりに、

ややこしいことに、こんなことまで考え出したらどうでしょう?

「私が望んでいない絵を描かなければならないのは、

私より偉大な神の思し召しなのだろう。

なにしろ、神は、私の叡知を超えたものなのだからな。

この中にこそ、恵みがあるのだ。うむ。」


そうやって絵を描いている自分を説得し、「私」を見つめる機会を放棄する。


ほんとうは、自分の心から湧いてくる「よろこび」こそが、

インスピレーション(霊感)であり、

「私」自身が、ここで表現されている「神のあらわれ」なのですが。

☆☆☆

さらにお伝えするエピソードは、

今ではそういうことはなくなりましたが、かつての私にあったことです。


私は、直観や内なる声に気づきやすいタイプだと思います。

色んな感覚でそれをキャッチすることができますし、

こうしてスピリチュアルカウンセラーという仕事を選んでいることからも、

そこにあまり苦労は感じていません。

だからこその、ウィークポイントがありました。


それは!

「直観に重きを置きすぎる」

「感覚を精査しすぎる」

「(神という言葉を使うなら、)神の意思にゆだねようとしすぎる」

という点だったのです。

なんか、パラドックスみたいですよね?(笑)


私はこれを、精神世界にたずさわる会社や仕事の場を通して、

周囲の人たち(=自分の鏡となってくれる人たち)を見ることで、

何が問題になっているか、自分のあり方に気づくことができました。


たとえば、誰かがどこかに出かけたい!と、思ったとします。

とてもうれしくて、楽しみにしていたとします。

ところが、ある事情で、その計画はだめになってしまいました。


さぁ、あなたがその人だったらどうしますか?


このとき、とり得る次のチョイスは色々あり、

そのときそのときのその人の、内から湧く素直な気持ちに従えばいいのです。

ただひとつの正解は、ありません。


ところが、精神世界にかかわる人たちの間では、

「これは、行くなっていうことだね。」

「そこには、行かないようになっていたんだね。」

というように、何もせず結論づけることが多かったのです。


私は、こういう答えをきくと、それってちょっと違うんじゃないか…、

と、よく違和感を感じていましたが、

のちに、そのような性質は私自身の中にもあると、わかったのでした。


この例でいうならば、状況がどのようになろうと、

もし、その人が心から行きたいと思ったら、

計画そのものをあきらめるのではなく、それをアレンジしたり、

他の手段・アイディアを見つければいいだけですね。


なのに、状況を見て、自分の意思とは裏腹な、

「神(なにか大きいもの)の意思」をそこに見つけようとする。

そういう「意味付け」をして、結論を出してしまう。


本当は、よく感じてみるべきは自分の心の中だけなのに、

そこを調べることには目をつぶり、なにか大きなものの意思だと言う。


確かに、「流れ」というのはありますが、

ほんとうの意味での「流れ」というのは、あなたの中にあるものです。


あなたの意思こそが、「流れ」なのです。

外にあるわけではありません。

心を見つめれば、感じれば、わかることです。


…さて、先述の、「私自身にも同じ性質があった」という部分ですが。

私は、自分の直観やインスピレーションに従っても、色々な苦難やチャレンジに出あうたび、

「これは、私の決断が間違っていたということかな?

そもそもの私の選択が、“ほんとうの自分(=神の意思)”と合っていなかったかな!?」

と、迷っていました。


自分の、「現在持っている観念」をチェックしてみる代わりに、

「神さま、もしこれが、“すべてにとっての最善”でないのなら、

私はこれを手放します。道をお示しください。」

というようなことを、よくやっていたのです。


要するに、自分のほんとうの気持ちを信頼する代わりに、それを疑って、

「すべてにとっての最善、に沿っているだろうか?(神の意思に沿っているだろうか?)」

という確認を、行っていたというわけです。


ここに「分離」が存在しているのが、わかりますか?

このあり方を、うっかり「美しい」と感じる方もいるかもしれませんが、

そう感じた方はアブナイです。自分の「観念」をチェックしてください。


神は外にあるものでも、あなたと離れて存在するものでもなく、

あなたを通してあらわれている
ということを、よく考えてみてください。バラ


私がこうした、

「源からやってくる意思を遂行したい(神の意思に従いたい)」という

「縛り」にも似たものから解き放たれたのは、

並行現実について、真の意味で、腑に落ちてからでした。


その概念はもっと前から知っていましたし、

それを示唆する体験すら、色々とあったのですけど。

だからといってすぐに、理解し認めることができたわけではなかったのです。


どの並行現実にも「正解・不正解」はなく、

また、どの並行現実を「消す」ことだってできません。


すべての選択肢は、ひとしく存在意義を持って存在しています。

どの体験もゆるされています。


先の画家のたとえでいうならば、

あなたの道具箱に、画材や絵の具が何千種類もあったとして。

その全部を必ず使わなきゃいけないということはないでしょうし、

自分が使わない画材や絵の具だからといって、

その道具の存在自体を否定するということもないでしょう。


ただ、今のあなたがどんな絵を描きたいか。

それに沿って、画家は道具を選び、使っていくものです。


どんな絵を描きたいかは、あなた自身がわかることですし、

それだって、描きながら変化していくものです。

これは、変化を楽しむ芸術でもあるのです。


どんな絵を描いていても「失敗」はありませんが、

あなた自身が描きたい絵をいつでも描けるということを知っておくことは、

大切なことです。


たった今だって、いつだって、絵を描いているのはやっぱりあなたですから。


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