今日はちょっと長い記事を書く時間がないのですが、ひとつだけ。
少し前に記事にした柿の種の話題について。
相変わらず、種に魅せられる日々は続いています。
たとえば、これはなんの種でしょう?↓
つやつやと、きれい♪
……カボチャの種でした。
カボチャの種がつるつるとすべりやすいのは
薄いセロファンみたいな被膜があるからで、
粗目の布などでこすると、きれいに取れますよ。
こんな風に、ただ種をきれいにして眺めたりしている私は、
この間母と会ったときに、「種なし」の果物の話題になりました。
すると、母が言うのです、
「私が子供だったときから、庄内柿には種がなかったよ。」
と。
それでは、自然に種が無い柿もあるのか……
と、気になった私は、調べてみました。
種無しの果物には、種なしぶどうのように、人為的に種をなくしたものと、
みかんや柿の一部などのように、
「受精をしないで果実が成長する」
単為結果というものがあるそうです。
私が、「種があったり、なかったり…」と気になっていた柿は、
「富有柿」という品種だったのですが、
この柿は、単為結果性が弱く、受粉をして果実ができる柿だそうです。
ですので、種が入っていることもあるのです。
一方、いつも「種なし」として売られていた、平たく四角いタイプの柿は、
母によると庄内柿のように、元々種なしの柿なのではということでした。
調べてみると、庄内柿は「平核無柿」といい、
単為結果とは違い、受粉をしますが成長の途中で発育が停止し、
種がつくられない、「偽単為結果」と呼ばれる現象だそうです。
一方、私がスーパーや八百屋さんでよく見かけて買っていた種なし柿は、
最初から甘い味の「次郎柿」ですが、こちらは、「単為結果」だそうです。
というわけで、柿の種なしは、天然の「突然変異」なようでした。
種がないので、接ぎ木で増やすそうです。
自然界は不思議がいっぱい!
私もまだまだ知らないこと、わからないことだらけなのですが、
ひとまず、ご報告まで!
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