BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

映画「トランセンデンス」と意識

今回は、最近見た映画(DVD)を取り上げながらの話題です。

映画は、こちら☆↓

トランセンデンス

トランセンデンス DVD

トランセンデンス DVD

 

この日は、どのDVDを借りるかでなかなかふたりの意見が一致せず(笑)、

最終的にパートナーのチョイスで、この作品を借りました。

見た感想は…けっこう個人的な「シンクロ」というか、

心に響く「あるある」があって、すごく考えさせられました!


しかもそれが「意識」に関連するので、ぜひ記事にしたいと感じました。


映画を見ていない方にとっては一部抽象的な内容になるかもしれません。

また、ストーリーが明らかになってしまう(ネタバレ)部分がありますので、

新鮮な状態で映画を鑑賞したい方は、読まないでくださいね!

☆☆☆


科学者のウィル(ジョニー・デップ)とエヴリン(レベッカ・ホール)の

キャスター夫妻は、愛し合っている仲の良い夫婦。

ともに、人工知能PINNの研究開発をしていましたが、

テクノロジーの危険性を懸念する過激派グループの一斉テロによって、

夫、ウィルも亡くなることになってしまいます。


ところが、妻エヴリンとその友人の科学者の協力によって、

ウィルの意識は、亡くなる直前にPINNにアップロードされていたのでした…。


…というところから、ストーリーは展開していきます。


見終わった私の感想は、まず、

テクノロジーが発展しても、それを使う人間の意識が追い付いていないと……

と、考えさせられたということでした。


肉体はなくなっても、コンピューターを通して意識として生き続けるウィルは、

目覚ましい技術で、次々と理想を現実にしていきます。

あらゆる病気やケガ、不治の病の人を治したり、

ナノテクノロジーによって、世界中のあらゆる物質を構成する粒子の中に、

自分の意識を混ぜ込み、自然環境それ自体が自らを浄化できるようにしたり…。


インターネットに接続することで、ウィルの意識は、

(なまじ体という制限がないだけに……)

すべての箇所に同時に存在することが可能になった、

ということが、映画からはわかります。

これは意識の性質をうまく描写していて、面白いですね。


周囲の人々は、それが実際にウィルであるのかどうか、疑います。

最初はウィルの復活を喜んだエヴリンも、本当にそれが彼自身なのかどうか、

PINNを通して活動する彼を疑い、悩むようになっていきました…。



私がこの映画を見ながら思ったことは、

人間から見ての“高次”※への怖れや疑念とは、

ちょうどこんなものなんじゃないか

ということです。

(※高次、低次という言い方は語弊がありますが、ここではこう表現します。)


地球外生命(地球外の文明)への怖れや疑念、も同様です。


作品中の、「意識だけ」になったウィルへの、

人々の気持ちや行動、解釈に、それがあらわれています。


何かすばらしい「奇跡(※人間にとってそう感じるもの)」があると、

それを起こした存在を、

こいつは何をたくらんでるんだ、とか、

異常だ、危険だ、とか、

自分自身の中にある怖れ、不安、悪い意図など反映させて、勘ぐるのです。


ウィルは、「個の意思を持ったまま全体とつながっている」

自分と繋がっているハイブリッドの人間を次々と増やしていくのですが、

それに対する周囲の人間の解釈、ものの見方は、興味深いです。

(これについて、私は地球外の文明との関わりも思い浮かべながら、

非常に興味深く見ていました。)


そしてまた、関係する人間たちが次々と、

(生きていた頃のウィルを死に至らしめた)

テロを起こした側の恐怖や疑い、その考え方に、

じわじわと染まっていくさま
も、興味深かったです。


これは結局、特定のグループだけが「悪」だということはありえず、

それは私たち自身の意識の中にあるもの(怖れ)を代表しているのだ、

ということを思い出させてくれますね。


さらに、この作品からは、

いかに私たちが「体があること」に依存しているか、

体を生命の証と考えているか、

ということにも気づくことができます。


作品中では、

意識をコンピューターにアップロードする
というコンセプトでしたが、

私が想像したのは、たとえば少し似たアイディアとして、

すでに亡くなった人の意識と交信できる機械が現実に発明されたとしたら、

この作品で描かれたのと同じような怖れや疑念、

パニックが起きる可能性があるのではないかと思いました。


なぜなら、それは今も、すでに似たようなことがあるからです。


私たちは、疑って、疑って、疑って…

せめて夢などで、意識の“侵害”と取られない形で、

他の存在が“ラブレター”を送っても、

それをそのままでは受け取れない、

信じられないような状態に、なってしまっているかもしれません。


少し位相のずれている世界から……

あるいは、とっても近い別の世界から……

あなたをとても愛している人が、コンタクトしているのかもしれないのにね。


ちなみに、「体のある・ない」の重要性は、

ラストシーンにも続く大切な要素でした。


物語前半のシーンで、テロが元で亡くなる前に、ウィル本人は、

僕はもう死んでもいいんだ…と、発言していたのでした。

彼が案じていたのは、彼の妻であるエヴリンのことだけでした。


純粋な愛が一番、人間にとっては理解しがたいものだとしたら、

なんとも皮肉なことですよね!


私にとっては見終わった後とても悲しくなり、考えてしまった、

インパクトに残った映画でした。


※この記事の続きを書きました→
「もうひとつの解釈」

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