今日のお話は、昨日の記事◆「非対応力、中心にある静けさ」に関連した内容、
なおかつ前回ワークショップの「意識の中にある現実」でもふれたことです。
ワークショップにご参加くださった方々は、思い出してこの記事を読んでください☆
もちろん、ワークショップのことを知らない方々にも、わかるように書きます。
☆☆☆
皆さんたった今も、画面から当たり前に読んでいる「文字」。※
(※音声読み上げソフトなどによって、視覚情報としてではなく、
「音」として受け取っている場合でも、以下の説明は本質的に同じです。)
私がこうやって文章を打って、公開すると、
読み手の皆さんには文章を通してその意味が伝わります。
これは、それぞれの文字に付与された音や意味、
つまり「合意」があるからこそ、意図していることが伝わるのですよね。
そうでなければ文字自体は、様々な形・パターンの集まりです。
皆さんもこんな経験があるでしょう。
アルファベットなどある程度「読める・知っている」外国語を除いて、
異国語がまるで、「絵」や「記号・模様」のように見えてしまう経験…。
アラブ語やタイ語なんかも、習ってない人にはそう見えてしまいませんか?
日本語を学習したことがない人にとってはきっと、日本語もそうです。
私たちは幼少期や人生のある時点でこれらを「文字」として習っているので、
今画面に表示されている文字にもすらすらと「意味を付与して」読めるのです。
…あれあれ?
それなら、その「意味」って、本当はどこにあるのでしょうね…。(・_・;)
学習しなければ読めないということは、読み手の内側に「概念」が先になければ、
文字自体には「意味」は、宿っていないんですよね…。
私たちは「読書」をしますね。
本を読んで、本の中に書かれている情報を理解、吸収します。
でも、本の実態は、物質的に見ると「紙」と「インク」で構成されています。
また、そこに印刷されている文字は、様々な形の集まりです。
ところが、私たちはそれぞれの形からのみならず、
各「まとまり」からも意味を見い出すという技までやってのけます。
(これとこれが組み合わさったらこういう意味だ、など。)
ここ最近、私はブログに自作の漫画を載せましたよね。
漫画というのも、点や線の集まりですね。
それでも私たちは、点や線の色々なパターンである漫画の中に、
あたかも日常体験と同じような「広がり」を見ることができます。
場面が展開していて、物語がそこにある、と読み取ることができるのです。
絵の中で、人物が笑っている、怒っている、雨が降っている、光が差している…。
もっとわかりやすくいうと、
顔文字(・∀・)だって、記号を組み合わせただけなのに「顔」と認識できますよね。
私たちの意識の中に先に、「顔」というイメージ・概念があるからです。
それを外(単なる点や線のパターン)に当てはめて見ています。
同じように、
漫画(絵)の中に描かれているあれもこれもが…
すべて、点や線のパターンであっても、
私たちは「あ、これは人の顔なんだな」とか、
「木」をあらわしているのだな、「空」をあらわしているのだな…と、
点や線のパターンを「心の概念」に対応させて、意味を付与するのです。
ばらばらの点や線のパターンとしてではなく、「○○をあらわした絵」と理解でき、
だから、ひとコマひとコマの中に描かれているものを認識できるのです。
…けれども、これをきっかけに、考えみてください。ここがポイントです。
本当はそこに「顔」も、「木」も、「空」も、ないですよね。
あるのは、点や線のさまざまな集合パターンです。
紙や画面の中に、「顔」、「木」、「空」が実在するわけではありません。
私たちが、あたかも、そこにあるかのように体験することができるだけ。
このことを理解することが、とても大事です。
なぜなら、「この世界」の「現実」の体験も、同じだからです。
つまり、文字や漫画を例にあげて、ご説明したことと同じように、
あなたの周囲にある…Aさん、Bさん、机、椅子、ヤカン…
それらも、ここにはいない。実体は、ここには存在していない。
外の“イメージ”は見せかけ、二次的、表意記号である。
意識の中に実体がある!
そうなんです。(*^▽^*)
すべてはあなたの意識の中に、概念としてあるのです。
Aさんも、Bさんも、机も、椅子も、ヤカンも、世界も、宇宙も、あなたの体もだよ。
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