今日のお話は、「恐怖に支配されてない? ~cross your finger~」です。
英語で、cross ○○'s finger とは、中指と人差し指を交差させて祈ること。
おまじないのような動作で、
成功を祈る、幸運を祈る、神頼みをする…などの意味がある表現です。
文化は違っても、日本にも(他のさまざまな国にも)似たような表現がありますね。
験(ゲン)をかつぐ、○○祈願、魔除け、厄落とし…。
ところで、日常のささいな挨拶として、
「○○に気をつけてね!(安全、健康を祈る)」
という場合には、普通は、ただの思いやりとしての表現ですから、
とりたてて気にする必要はありません。
今回話題にしているのは、そういう場合のことではなく、「本気で」、
験をかつぐ、祈願する、魔除けをする、cross one's finger…の類をしなければ!
…と、思っている場合のことです。
お守り類を常に携帯しなければ落ち着かない・不安である、なども該当します。
そのようなケースでは、よく見れば根源にあきらかに「恐怖」があります。
「いやいや、よりよい結果を願っているだけなんだ」
と、思うかもしれませんが、
「何か上手くいかない・満足いかないことを想定して、それを予防している」
ということに、気がつきませんか。
よりクリアーにするために、たとえをあげますね。
あなたが、車の通る道路を渡るときに周囲を見回して、
安全を確認してから道を渡ることは、普通です。
車が通るということを知っているので、適切な行為をしているだけです。
一方で、「危険な運転の車がいつ突っ込んでくるかもわからない!」
と不安な思いで、「交通安全」を常に祈願しているなら、先に恐怖があります。
行為としては似ていても、この違いが伝わるでしょうか?
案外、意識せずにしていることかもしれないのですが、
病気の予防のために○○を食べる…△△(特定の行為)を習慣にする…
なども、先に想定されている「恐れ」があります。
単にそれが楽しいから、快適だからしている、という場合と、
「病気や、体の○○な(望ましくない)状態を予防したいから」という場合とでは、
先にある「意図」、行為に向けられる意識は、はっきりと違うのです。
「幸運を願う!」という場合にも、
「うまくいかないことや困難がきっとあるだろうから、幸運を願おう」
という気持ちから発生している場合と、
単に挨拶や励ましとしている場合とでは、ヴァイブレーションは異なります。
自分の日常に、実は、どんな「恐怖」を認めているか。
その恐怖によって自分の選択・反応・行動は、方向づけられていないか?
観察してみると、きっと発見があると思います。
日常の表現や習慣の中にもし、該当するものを見つけたら、
今後もそういった「恐怖に基づく想定」が必要なのかどうか?
先回ってそういった意図を持ち、その恐怖に基づく現実を生きたいのかどうか?
ぜひ、ご自分の心を確認してくださいね。
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