こんばんは☆彡
今日のお話は、「人の幸せと、自分の幸せ」です。
「私だけが幸せになってはいけない!」
「まず、○○を幸せにしなければ…私が幸せでいるわけにはいかない※」
(※○○には、あなたのご家族や身近な方、あなたの心配している誰かの状況、
ときには「世界」を入れても当てはまります。)
あなたは、こんな思いに苛まれて、がんじがらめになったことがありますか?
スピリチュアルカウンセリングでお話しする中でも、
こういった思いを胸に抱え、悩んでいらっしゃる方はけっこう多いのです。
そこでは、「幸せでいることに対する恐れ、罪悪感」すら、起こってしまいます。
このことは、実は、
色んな角度から元になっている観念をひも解いていくことが可能ですし、
これまでの記事の中でも関連した話題を扱っていますが…
今日は、タイトルの通りに「人の幸せと、自分の幸せ」というテーマにのみ、
フォーカスしてお話しします。
私たちは基本的に、「他者」と「自分」とが分離しているという目線から、
世の中を見ています。
ですから、
「私だけの」とか、「彼・彼女・あの人たちだけの」ということが可能なのです。
その目線から発生するのが「比較」という概念ですし、「競争」もそうです。
それぞれが分離した存在で、繋がってはいない。
それが土台だ、真実だと思えるからこそ、「不足」の概念も色濃くなります。
誰かが勝てば、誰かが負ける。
誰かが得れば、誰かが失う。
それがそのまま真実なのであれば、
「私だけが幸せになっちゃいけない!」と思うことは、自然な気がします。
でも、実際にはどうでしょうか?
あなたが、誰かのためを思って「幸せにならないように」と自分を仕向けたとして、
その「誰か」に、その分の幸せが与えられましたか?
あなたが幸せを差し控えた分、遠慮した分、
世界の誰かが救われた、幸せになったと、確信を持てたことがありますか?
こう客観的に考えると、「このセオリーはどこかおかしいのかも…?」と、
気づかれると思います。
あなたが、物理的な現実よりさらに広い現実(リアリティー)…
ご自身のスピリチュアリティーの眼差しを使ったなら、こんなことがわかります。
あぁ、これまで私は、「私」を、この世界の「登場人物の1人」と見ていた。
この世にたくさん存在している、
それぞれ分離した登場人物たちの、「1メンバー」にすぎないと。
それが単に「私」であるのなら、これまで信じていた古い概念も、力を持つだろう。
でも、そうじゃない。
「私」は、私の意識によってつくった、私の投射した世界を見ている。※
私の経験する世界、現実の源は、私の中にあるんだ。
※プラネタリウムの投影機や映画の映写機のようなイメージです。
…「私」を、「この世界内のバラバラに分離した登場人物の1人」と信じていると、
あなたは、ずっと、「この世という舞台で踊る役者の1人」であり続けます。
ところが、「私」とは何かということに気づいたとたん、
あなたは、「自分が発信源」であるということに気がつくのです。
そして…あなただけではなく、周りの全ての存在がそうであるということにも。
あなたの経験する世界は、あなた自身が「源」となり、発信し受け取る現実です。
あなたが「幸せ」を自分に許可しないならば…
あなたはどこまでも「やっぱり幸せにはなれない世界」に出会うのです。
でもでも、他の人が不幸な様子なのに、自分だけが幸せになんかなれない!!
そう感じることは、先に述べたように、自然な反応でもあります。
私たちが繋がっているのなら、なおさらです。
でも、なぜ「自分だけ」と決めてしまうのでしょう?
あなたが発信源となり、世界にも変化が起こると、なぜ信じられないのでしょう?
「外の状況にもかかわらず、あえて平和な心」を持ち、
よろこびを見出すことができる人が、世界を変える力を持つのです。
「人と、私」、本当は繋がっているからこそ…順序を思い出してください。
あなたの見ている世界で、どちらが「源」ですか?
あなたが不幸であるままで、人を幸せにすることはできないのです。
ちょうど、わかりやすいので一例として挙げますが、
私のような仕事では、人のお悩みや、ときには苦しみをお聞きしますが、
私も一緒に悩み苦しむことでは、決して相手の方の助けになることができません。
(そのことはずいぶん前にしっかりと学びました。)
幸せの波動とはどんなものか?
生きるよろこびとはどんなものか?
あなたも、たとえば自然界のあるがままの姿や、美や、息吹や、動物たちから、
気づかせてもらったことはありませんか?
それが伝播して、勇気をもらったり、力づけられたことはありませんか?
あなたが、「苦しんでいる誰かを助けたい」と案ずる人であればあるほど、
ご自身の幸せに「尻込みする」癖からは、抜けてほしいと思います。
そして、ひとりひとりが光源であるということに、ぜひ目を向けてくださいね。
あなたの世界の源は、あなたです。
順序はまず、あなた自身の光源に、光を灯すこと。
そこからなんです。
★スピリチュアルカウンセリング★