BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

未来世界の、複製の卵

今日は、見たばかりの夢が印象深かったのに加え、

昨日の記事「恐怖の源を淡々と見つめる練習」と関連する要素もあったので、

beats-and-love.hatenablog.com

それを書きます。

昨日の記事を未読の方は、そちらを先に読んでいただくのがおすすめです♪

タイトルは、「未来世界の、複製の卵」

150621_1904~01.jpg 
とってもいい香りを放っていた夕闇のクチナシ。
Gardeniaっていう英語名の響きも好き☆


タイトルは、夢で印象に残った部分からつけました。

内容を読めば、その意味がわかっていただけると思います。

以下、夢の内容です。

☆☆☆

この夢の中の私は、感覚は似ていても「現在の私」とは違う人間という印象。

共通点もあるのだが、その共通点とは、

女性であるということと、親しい妹がいるということ。※

(※現在の私にも仲の良い妹がいる。)


夢の中の私は、女児をおもに狙った誘拐事件が頻発するという地域で、

自分より幼い妹を守ろうとしています。


私自身は、もしかすると十代くらい?

そして妹は、もっと小さな女の子(小学生くらい)のようでした。


2人は、大学のある学園都市のようなエリアを歩いています。

そこを通り抜けるときに、誰かから声をかけても「絶対に何も答えるな」

と、大人からあらかじめ教えられていました。


なぜなら、誘拐事件の犯人は、それが「どんな反応、受け答え」であっても、

逆上して襲ってくるそうだからでした。

もし知らない人に声をかけられたら、反応せず、すみやかに逃げるように!

と聞いていたのです。


ところが、公園のような区画を通り過ぎる際、私たちはヘマをしてしまいました。


見た目はひ弱な学生のような普通の男性が、声をかけてきたのですが、

そのときに、とっさに「はい?」とか何とか、思わず反応して答えるレベルで、

返事というか声にしてしまったのですよね。


男はその機をとらえて、

「今、なんて言った?ねえ、なんで無視するの!?」

と、言いながら追いかけてきました。


私は幼い妹の手を引いて、駆け足で逃げ、高い遊具の上に登ります。

遊具の頂上からは、二手に分かれた降り口があって、

それぞれ違う道へと続いていました。


男は下から、私のスカートの裾を引っ張ろうとしてきました。

(ワンピースで、よく伸びる布だった 笑)


その間も、私は、

「こうしている間に、どちらの道に妹を逃がせば、安全だろうか…?」

と、急いで考えていました。

怖いとかの感情よりも、どうしたら妹を守れるか、でいっぱいでした。


そして、とっさの決断で、片方側の「降り口」から逃げることにし、

ふたりで止まることなく駆けて、今度は小学校のある場所まで行きました。


その小学校内の職員室を見つけると、「ここに駆け込めば安全だ!」と思い、

ドアに走り寄ったのですが、先生方はもう帰ってしまったのか、

中はがらんとしていて真っ暗、電気も消されて戸も閉まっているのです。


でも、とにかく身をひそめて、学校内には誰かいるだろうから、と、

少し安心しながら気持ちを整えました。


その後、ここが夢だけあって少々曖昧なのですが、

気づくと私たちは施設内のもっと広いスペースにいて

(教室にも似ているけれど、旅館の畳敷きの大広間や宴会場に似てる)

例の男性が侵入してくることを大人たちが皆で警戒している状態でした。


大人がたくさんいるという、その点では安心できましたが、

いつ、あの男性が紛れ込んでくるかわからないし、

皆、彼の顔を知らないので、不審な動きや侵入者に警戒していたのです。


このときにはもう、妹は安全な大人に保護され守られていたようでした。


ところが、私は気がついてしまいました。

いつのまにか、あの男性が中にいて、手に「光」の爆弾のような物※を持っている!

(※これは、コンパクトな小型爆弾のスイッチのようなものなのですが、

カチッと押すことで光が炸裂し、その場の時間が止まったようになります。)


たとえ誰かに知らせたり、騒いでも、もはやどうにもならなそうなので、

私はそっと、気づかれないように一箇所の引き戸から部屋を抜けて、

他の場所にいる誰かの元へ駆けつけ、この顛末を報告しようとしました。


そのとき、光の爆弾が炸裂したので、

私は、ちょうど部屋の外側からその様子を見ることになりました。


いわゆる戦争兵器の爆弾のように人が傷つくことはないのですが、

不思議な光が広がって、そこの時間や動きをしばらく止めてしまうのです。


一方で、その威力が及ばない範囲にいる人たちはのどかなもので、

同じ建物の別の部屋にいる人たちの元へ行ってみると、

おじさん達が4、5人、卓についてお酒を飲んだりしていました。

この人たちは、何が起きているか全然知らずにいたのです。


ところで、こんな風に、

「どうにかしなければ、ここから逃れなければ!」

…などの感情を呼び起こす類の夢は、

普段ならそれ相応に疲れたり、せっぱつまって怖い夢になったりしがちですが、

今回は、ここで終わらずに、さらなる意外な展開がありました。


次の覚えているシーンでは、気がつくと、案の定というか……

私や、数人の女の子たち(大人のような人もいます)が例の男性に捕えられ、

まるで連行されるように知らない所に連れて行かれたのですが、

そこで目にした光景に、びっくりすることになるのです!


気づくきっかけは、こんな出来事でした。


連行されたメンバーの中の、ひとりの女の子が突然、

「どうせ殺されるんでしょ!殺さないで!何でも言うことをきくから!」

というようなことを言って、まな板の上の鯉のごとく、

わぁーっと泣きながら地面にデーンとひっくり返ったのです。


すると、その子の言ったせりふと同じ言葉が、

そっくり再生されるみたいにあちらこちらから聞こえ、

ゴム風船のような曖昧な形の「人型」がいっせいに、

彼女と同じポーズをとってジタバタしたのが見えたのです。


「犯人」と思っていたあの例の男性は、笑いながら、それら人型を指して、

「これはあなたのコピーだよ!」

というようなことを言いました。


今までの夢なら、「悪者」は「悪者」の印象のまま終わったでしょうが、

このとき、すでにこの男性は、宮崎駿監督の映画の「魔法使いハウル」みたいな、

なかなかさわやかで賢そうな印象の、不思議な青年に見えていました。

さっきと同じ人なはずなのですが……なんだか、わけがありそうです。


彼の説明によると、私たちの「卵(らん)」をもとに作った複製がたくさん、

ここで作られているそうなのです。ここはそういう場所なのでした。

複製たちは、今はまだ完全に分化していず、誕生したばかりで、

「親(つまり私たちそれぞれ)」の意識がそのまま伝達されます。

そっくりにコピーされ、意識も“親”と繋がったままのクローンのような状態です。


なので、さっき叫んだ彼女の場合も、

感情、思考、行動がそのまま、彼女の卵からできた他の複製たちにも、

いっせいに伝わったというわけです。


「卵」というのは、夢の中で私が受け取っていた表現なのですが、

私が理解できるよう、こちらの概念によって「近いものに翻訳」されていて、

本当は違うものを指すのだ、と感じています。


この夢では、集められたのが女性ばかりだったので、

女性の卵子となぞらえてこのことを考えたりもしましたが、

夢の雰囲気からして、男性はダメとかそういうこともなさそうで、

「卵」は象徴的な意味であり、何か別のものを指すんだな、とわかったのです。


目の前には、レーンで区切られた広いプールがありました。

(これも、私の概念によって既知の似たものに翻訳された結果と思います。)

そして、そこには、連れて来られた私たちそれぞれの複製たちがいたのです。

彼らはまだ、誕生したばかりで、さっき述べたように「個の意識」が分化しきっていません。


ですので、面白いことに、連行されたメンバーの中には「人魚」もいたのですが

(女性の姿で、下半身の魚の部分は黒い色。黒い鯉みたいな……)

その人魚が、プールの中にいる自分の複製たちの泳ぎ方を見て、

「人魚の泳ぎ方と、少し違うのよね。人魚はこう泳ぐのよ……」

と言いながら、自分の体をくねらせて、ふだん泳ぐときの再現をしました。

すると…

プールの中にいた「彼女の複製たち」もみんな、瞬時に、

彼女の言った人魚の泳ぎ方をいっせいに習得し、泳ぎ方が変わったのです!


つまり、彼女(人魚)を筆頭に、まだ意識が分かれていないその複製たちへ、

彼女が考えたり感じたりしたこと、意識がまるごと伝達されているということです。


図解するなら、「卵」を提供した本人が頂点にあり、

その下には円錐のように皆平等な形で、複製たちがいるとイメージしてください。


ただし、今は複製たちは個の意識が未分化なので、

「親(提供主)」の影響をそのまま反映するだけですが、

これから個々の意識が育っていって、個性や独自の意思も芽生えるのです。


私は、とても興味深くこの様子を見ていました。

(このあたりですでに、この世界が未来世界だということに気づいていました。

もちろん、現在の私たちからすると未来というフィーリングがあるだけで、

時間軸上の未来かどうかはわかりません。

たとえば地球時間でいう「過去」、古代にこういう文明があっても不思議はない。)


すると、例の男性が、夢の中の私の「複製」にあたるものも見せてくれました。

それはなんと……「姉妹なす(茄子)」でした。


(;´▽`A``

これ、起きてから考えると笑えるのですが、夢の中ではまじめだったの!


どういうことかというと、この夢の中の「私」という人物は、

妹をとても大切に思い、一貫して守ろうとしていましたよね。

その「私」の意識が反映された種とは、

寄り添うように大きめの実と小さめの実がセットで成る「姉妹なす」。

(別に、姉妹なすという名前があるわけではありませんでしたが、(^▽^;)

絵でも描かないとうまくこれを表現できなそうなので、名づけてみました。)


つまり、夢の中の彼女(私)の意識から「卵」を抽出して、

彼女の意識を反映した生物を作ると、この作物になったというわけなのです。


この意味で、「複製」は、必ずしも「人物」の形をとらなくてもいいし、

本人そっくりでなくても別に良いようでした。

むしろ、本人の「意識」が反映された産物、ということのようです。


夢の中の私は、ちょうど「お姉ちゃんと妹」のようにセットで実る可愛いなすを見て、

感動して泣いていました。


そこには、彼女(夢の中の私)の大切な思いが汲まれ、形になっていたからです。

彼女の意識から、新種の植物が誕生したのです。


例の男性は、こういったことを実現する生物学者やエンジニアだったようでした。



ちなみに、この夢に登場していた人魚のお姉さんは、人間とは体のサイズが違い、

とっても大きくて、地球人から見たら“巨人”レベルの大きさだったということを、

最後に付け加えておきます(笑)


☆☆☆

いかがでしたでしょうか。

私としては、この夢はもちろん、「現在の私の概念で理解できるフィルター」がかかって出力された結果だと、理解していますが、

それにしても、色々と興味深かったのです。

夢で表されていたような「複製」のシステムは、

意識の世界では本当にあってもおかしくありませんし、

それらの存在が「同期」する様子も面白いです。


また、ここで示唆されているのは、

私たち個々の存在も、意識の「親」になる可能性があるということなのです。


これは、便宜上システマチックに説明を試みるならば、

「魂(存在・本体)」がその内部に個を多く持ち、それら「個」を下位存在と呼ぶなら、

その「個」もそれぞれやはり、自分の独自の「下位存在」を持つ可能性がある、

ということです。


あくまで単純化した説明にすぎませんが、

私たちそれぞれが「創造主」であり、発展し続けるということが、

この夢では教えられている気がします。


そして、冒頭で述べたように、前回記事に書いたような「変化」があったためか、

ふだんなら「怖い人が出てくる緊迫した夢・怖い夢」として終わりそうなところを、

実はこんなお話でした……ちゃんちゃん♪

とでも言うように、恐れられ・悪者とされた者もその通りの人物ではないという、

別な展開を見ることができたことが、大変興味深かったです!


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