BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

叶う願いと叶わぬ願い

こんばんは♪

今日のテーマは「叶う願いと叶わぬ願い」

あ、これは「願望実現法」の話ではないですよ。

何かを“頑張って・テクニックで”叶えるということからは程遠い、

あなたの「素(す)の心」に気づくためのお話です。


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私たちが人生に何らかの「願い」を持っている場合、

その願いが叶うか、叶わないかというのは大きな関心事です。


願いといっても、描く夢のようにワクワクする願いもあれば、

「負(マイナス)からの願い」とネーミングしたくなるような…

「現状がつらいので、せめてこうなってほしい」

「ここから抜け出したいから、これが叶ってほしい」

というものまで、色々ありますよね☆



ざっくり分けると、現状に対してプラス、拡げていくような形の願いと、

現状何かが不足していると感じていて、それを埋めたいがための願いと、

両方あるということです。


湧いてくる願いは、そのどちらも自然なもの、否定する必要はありません。

ただ、願いの根本にどんな気持ちがあるかには注目しましょう。


なぜなら、

後者のように、「何かマイナスの気持ち」から出ている願いであれば、

その願いが「形として、ただ叶うこと」があなたの本当の望みなのかどうか、

あやしいからです。

いえ……、

このケースはほとんどの場合、望んでいる形そのものは「虚構」であります。


正確に言えば、「○○だったらいいな」の、もっとその奥にこそ、

あなたの本当の希望があるんですよ、ということです☆



たとえば、日常にありそうな例を挙げると、

あなたの配偶者なり、おつきあいしている人なり、家族のメンバーなり、

誰かとの関係の中で、あなたには不満があったとして、

「もっとこういう関係であったらいいのに…」

と、願っていたとします。


願いの内容、「条件や形」は、あたかも重要なことのように感じますが、

その奥を見ると、もっと重要なメッセージが存在します。


ところが、条件や形のみに目を奪われてしまうと…、

自分によりふさわしい・ちょうどいい他の相手が登場するとか、

もしくは、現状の相手のあり方や態度が都合いいように変わってくれるとか、

何か、今と異なる「物理的な状況そのもの」があなたの願いになります。


形を思い描く願いがあってもいいのですが、ヒントや手がかりに用いて、

それ自体を「ゴール」にはしないよう気をつけてください。


なぜなら、

根本的なあなたの願いは、あなた自身に向けたものであって、

「外の世界を使ってあなたが自分を理解するため」に生まれた、

自己内のメッセージだからです。



「決める力に気づいてる?」という記事でもふれましたが、

あなたの現実に登場してくれる人々やシチュエーションは、

「あなたの意識の下で指揮をされ、撮影されている映画」の枠内にあります。


その映画が「もっとこういう風に変わってほしい」という願いの委託先は、

登場人物ではなく「この映画を指揮しているあなた自身」であるはずです。


外の状況は、「あなたの意識から発信される指令」をフィードバックしていて、

あなたがその内容を気に入らないなら、あなたの“指令”を知る必要があります。



多くの願いが「叶わない(自分の意に添ってない)」という錯覚をしてしまうのは、

自分の指令=発信している意識の内容を自覚していないからです。



さらに、「願い」そのものの持つ性質についてもお話ししましょう。


「願い」には、「叶わない恐れ」がセットになっていることが多いです。

「叶わないかもしれないので、願う。」
という背景があるのです。


どんなに強気な願いでも、

必ずいくらかは、「叶わないかもしれないなぁ…」とも感じています。


では、恐れがセットになっていなければ…? というと、

それは願いではなく「意図」になります。


純粋な意図には、「叶わないかもしれない恐れ」がありません。


その違いを示すために、ここでも例を1つあげてみると、

ある人が、「30までに結婚しよう」と思っていたとします。


本人がただそう決めていた(意図していた)場合は、叶います。

そのアイディア自体が、自分の内から生じたものだということです。


一方で、背景に「それまでには結婚しなければ!」という思いや、

「できなかったら大変!どうしよう…」という恐れがあるなど、


自分自身の純粋な意思によるものではなく、

それまで学んだ「人生や結婚や年齢にまつわるルール・常識」、

身に付けた観念からそう願っていた場合
、話は変わってきます。


この場合、この願いが、

「自分の意思ではないよ。素の気持ちではないよ」ということを知らせるため、

(=内側の状態をありのままに反映して、)


なかなか状況が思い通りにならずに叶わないとか、

一見、「形」だけは願い通りに手に入れたように見えて…

思いがけない問題や葛藤を生じさせ、その「形」を壊したりします。


そのときにあなたが、現実という映画の登場人物になりきっていると

「私の何がいけないんだろう?」と、違った方向を探求し、努力し、

結果として自らを苦しめてしまう可能性すらあるのです。



魂の目線から眺めると、現実を通した“自分の意図”がわかります。


周囲の人々や状況は、あなたに、あなたの意図をフィードバックして

知らせてくれただけ。


「私」を眺めることで、現実は意味を持つんです。


経験そのものから「あなた自身を知れば」……

あなたの「叶う願いと叶わぬ願い」、

そのどちらも、同じだけ、あなたには意味のあるメッセージ
です。


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