BEATS AND LOVE

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後から思いが爆発する人へ

今回は、「後から思いが爆発する人へ」というテーマでお届けします。


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まだ満開中のキンモクセイ☆



その都度、その都度、自分の思いや感情を表現することができなくて…

あるいは、自分自身の思っていること、感じていることを自覚できなくて…

しばらく経ってから、後になってから、

何かのきっかけで「爆発」してしまう。思いや感情が、あふれてきてしまう。


そんな傾向がある方は、いらっしゃいますか?


このような傾向があると、人生の中で、

「そのときすぐに思いや感情を伝えられていれば」「表現できていれば」

起こさなくて済んだトラブルや、もめ事を、起こしてしまうことがあります。

物事を、複雑にしてしまうことがあるのです。


また、「後から」爆発する、気持ちを訴える、ということは、

あなたの相手となる人にとっても対処しづらく、いさかいの元にもなります。



これを読みながら、心の中でうんうん、とうなずき、

自覚できている方もいらっしゃるでしょう。


自分自身でだって、そんな傾向に気づいている。

それなのに、一体なぜ、それは繰り返されてしまうのでしょうか?



この背景には、「自動的に、反射的に相手に合わせること」を、

礼儀としてか常識としてか、はたまた「それが思いやりなんだ」と学んだか…

いずれにしても、自分自身に「訓練してしまった」ということがあります。


子供の頃から、あるいは人生の何らかの経験から、

あなたはそうすべきだと思い込んで、自分の習慣にしてしまったのでしょう。


すると、

自分の本心よりもその「習慣」が先にきてしまい、

自分自身がそのとき感じていること・思っていること、

場合によっては「不快感」や「違和感」があったとしても、

それらを自覚することが難しくなります。

それらを押し殺して、習慣を優先してしまうのです。


でも、あなたがそんな風に“演技”していると…

あなたの本心とは、あなた自身の中で起こっていることなので、

「人に本心を察してもらおう」と、期待することは難しいのです。※

(※察することができる人もいますが、相手にそれを期待していると、

あなたにとっても相手にとっても良い関係にならないでしょう。)


ですから、自分で、

「自分は何を感じているか、何を思っているか」

なるべくリアルタイムで気づく必要がある
のですが、

ここにはさらにポイントがあって…

実は、あなたは自分ですでに、いつでも「気づいている」んですね。


本当は気づいているのだけど、

「自分の思いや感情を認めるわけにいかない」と、自分で抑圧してしまう。

何らかの理由で、それらが湧くことは不都合なのだ!と思い込み、

見ないふり、感じないふりをする訓練をしてしまった
のです。


そして、その代わりにどこに気を配っているかというと、

「外の人がどう反応するか」、「どんな空気を出しているか」を、

一生懸命読もうとしているのです。


でも、それはあなたの魂が望んでいることでは決してありません。

生きるためには「そうしなくてはならない」と恐れて実行していることであり、

よろこびからしているわけではないので、ストレスが溜まります。


そして、自分がないがしろにした「自分自身の本音や感情」は、

後になって出口を探し、ちょうどいいきっかけを見つけて爆発するのです。



ところで、この「空気を読む」ということについてですが、

あなたが「読んでいる」と思っている空気は、見当違いのこともあります。

「合わせている」つもりが、「合っていない」。


果たして、人は本当に、他者の気持ちを完全にわかるのでしょうか?

表面的なことを察することはできるかもしれませんが、

相手のすべてを理解することができると、もし、思い込んでいたら…

その方がかえって危険だと言えます。

あなたはあなたであって、他の人ではないからです。


そしてまた、あなたの本心を犠牲にして相手に合わせているとき、

本当の意味で相手に貢献することはできません。

たとえ、「表面上いい関係を築いている」ように見えても、「形」を整えても、

あなた自身の中心から外れたエネルギーは、

やはり相手の外れたエネルギーと共鳴し合うことになります。


つまり、わざわざ、

自分の本当の気持ちを犠牲にして空気を読んでいるつもりでも、

それが「相手のため」になっているわけではないのです。



それならば、外に合わせるため、相手の気分を害さないため、

空気をよくするため(壊さないため)…

と思って、あなたが習慣にしてきたことは何だったのでしょう?


そう、それは必要なかったのです!

単なる恐れに基づいた、誤った思い込み
だったのです。



そうとわかったら、

その都度、自分が思っていること感じていることを認める訓練をしましょう。

表現したいと感じたときには、それを「その場で」表現する練習をしましょう。


「溜める」のではなく、そのとき、そのとき感じたことを自分で認めることができ、

思いを表現することができれば、後から爆発させる必要もなくなります。


あなたがそれまで信じ採用していた習慣から抜けるまで、

はじめは勇気が要るようにも感じるでしょうが、

あなたの人生はきっと、これまでより楽に、スムーズになりますよ♪(*^▽^*)


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