こんばんは。
外を歩くたび、寒さに、「冬だ…もう冬だ…」と思う私です。
それもそうだよね、もう12月ですもんね。
でも…僕は今日もあなたのために、季節外れの薔薇を載せよう。
(何キャラ?笑)
さてさて、今日の記事の話題は、
「シェアする前に味わおうー!」です。
このブログを読んでくださっている方々は、ネットはよく見るのかなぁー。
パソコンにタブレット、スマホ…
最近は年齢層に関係なくスマホユーザーも多いから、
日常のちょっと手が空いたときや、何かの待ち時間に、
気軽にネットを見る人も多いかもしれないですね。
(byガラケーユーザーの私。うちの家族は今のところ全員ガラケー。
一番すごいのは、クリエイティブ系職業の妹まで、まだガラケーなところ。)
そうすると、ネット上で構築されている繋がりの世界…
facebookとかtwitter、インスタグラムを利用している方も多いかな?
どれにも無縁、という人もいるかもしれないけれど、
こうしてインターネットでブログを読んでくださっているくらいだから、
それらSNS等のネット上での存在は知っていますよね。
ブログももちろんそうなのですけれど、私たちはインターネットの普及で、
とても色々なことを「シェア」しやすくなりましたよね。
シェアする内容は何も特別なことじゃなくってもよくて、
何を食べたとか、どこに行ったとか、こんな面白いものを見つけた…
美しいもの、楽しいもの、珍しいもの、気になったもの…
色々な物事を、気軽に人に向けて発信できるようになったんです。
それが短期間でバーッと広がっていくということは、
人は、元々何かを人と「シェアする」ことが好きなんでしょうね。
心動くことがあったら。感動があったら。
誰かに見せたい。共有したい。知ってほしい。
そう思うのが人間なのかもしれません。
私も、その気持ちはわかります。
でも、それと同時に、呼びかけたくなることもあるのです。
「シェアする前に味わおう!」
と。
これは決して、ネット上でのコミュニケーションじゃなくても、
現実のどんな場面でも言えることで…
つい、
「あっ、これはあの人に見せたいなぁ!」
「わぁ、これを誰かに見せてあげたい!」
等、感動と一緒に思うことがありますよね。
でも、そんなとき、果たしてどれだけ、まず、
自分が存分に
味わえているでしょうか?
心の中を静寂にして、そのシーンを内側に刻み込むような…
本当の「味わう」という体験を、どれだけしているでしょうか。
自分だけで何かに十分浸ることが、なんだか「もったいない」。
自分だけを対象にするのでは「物足りない」、「面白くない」。
こんな気持ちを持ったことがありませんか。
そんな風に感じてしまうとき、
“共有したい”というポジティブな動きでもあるけれど、同時に、
自分の世界を大切にすることを過少評価していたり、
そうすることの意味をないがしろにしていたりすることも、
あるのかもしれません。
場合によっては、人に“見せる”ことで外からの承認や評価がほしい、
特定の見せ方で自分を見せたい!なんていうこともあるのかも。
これは決して、誰もがそうなのだとは言いませんが。
でもね、
しっかり経験して、あなたの内側に刻み込んだもの、
体をもって十分に味わったもの、それは、
そのときその瞬間に誰かが一緒にいなくても、
立ち合って経験している誰かや、見ている誰かがいなくても、
どこかで別な形で、いつか、
あなた自身のエネルギーとして「発揮」できるかもしれないのです。
そのエッセンスを、原型とは異なる形ながらも、
あなたの中に吸収して表現することができるかもしれないのです。
そう考えると、「しっかり味わう」ことも大切ですよね!
簡単なたとえだと、お食事だってそうなんです。
ブログや何かをやっていると、
「あ、これ、ブログに載せようかなー?」
と思いつき、それならなるべくきれいな形でシェアしようと、
食べる前につい、カメラを構えてしまう。そこに気持ちがいってしまう。
そうしたらお料理がさめてしまって…とか、
食べるのに集中できなくなってしまったということ、ありませんか。
(って、これは経験者は語るで、私もやったことがあるんですよ。
そのくせ、結局その写真は載せなかったりするんだよねー。(;^_^A )
私の経験では、目の前にある美しい景色もそうです。
カメラにおさめることに躍起になるのもまた楽しいんだけどね、
ファインダーから目を外して、肉眼で眺めた方がやっぱり感動する。
だって、その色も、空気も、匂いも、光の具合も…
写真ではぺらっと薄まって、全然違ったものになってしまうんだもの。
(芸術作品としての写真の素晴らしさは否定しませんよ!
その効果が面白かったり、道具を介する技ということは認めています。
クリエイティブな活動であるそれは、それとして…のお話です。)
それからこれは、ネットでシェアする場合に特に起こることなのですけど。
ネットでは、アップしたものをスピーディーに共有することができます。
文章だって画像だってそう。
そして話題になると、どんどんその連鎖が広がっていって、
その広がりには意外性があることもあって、面白いですよね。
ただ、「パッとシェアして次々流れていく」
その…なんというか、新陳代謝の早さに気づいたことはありませんか?
どんどんシェアされる一方で、あっという間に、話題は入れ替わったり。
次々と情報が流れて、ちゃんと消化する暇がないような…。
うっかりしていると、どれもこれものインパクトが薄まっていくような。
気づけば通り過ぎていってしまう。軽いタッチで。
そのときは心が動くのに、後には意外と、何も残っていない。
もちろん、この話はただの一例ですよ。
でも…
シェアの力はすばらしいけれど、
目の前にある瞬間の素晴らしさは、本当は「そのとき」にしかない。
写真や記録とは異なるもの。
大量消費して無くなってしまうものは、本当の経験じゃないのです。
自分の心を通して、ゆっくり味わうことも、忘れないようにしたいですね。
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