こんばんは!(*^.^*)
こちら、風が強かったけどとてもあたたかい雨上がりの日でした。
道には色とりどりの落ち葉がたくさん。黄色やオレンジのもみじがきれい…。
(車の多く通る道路なので接写できず、もみじとわかりづらいですね!)
本日のテーマは、「受け止めすぎちゃダメ!」です。
精神世界・スピリチュアルの分野では、
愛や、ゆるしや、“受け入れること”について、
観念的に語られることが多いですが、
それらを「言葉だけの解釈・頭の理解で」現実世界に適用すると、
却っておかしなことになることもあり、注意が必要です。
もちろん、言葉の本質を汲み取って“応用”できている場合には、
話は別ですが、多くの場合、
そういった教義には「現実的・現代的な具体例」を伴わないため、
「現実に見合っていないことを、そのまま正しいと信じ実行している」
ということもあるのです。
また、こういった教えを実行することに対する熱心さから、
「どう振る舞う“べき”か」や、「思いや行動の正しさ」に縛られていて、
いつのまにか頭でっかちになってしまい、
実は、自分自身にも、周囲にも、無理な負担をかけているのに、
自分の本心・心の中にある思いを確かめず、大切にせず、
矛盾したことを行っていることになかなか気づけないこともあります。
そういうときでも、もちろんその根底には善意も愛も、あるのですよね。
ただ、
後付けのセオリーや倫理観に縛られて、
ものごとを、あまりにも複雑にしてしまっているのです。
たとえば、よくある例として、
「あなたを信じているよ。信頼しているよ。」
と、言いながら、
常に心配のエネルギーをべったりと相手に送っている。
…という場合があります。
本心はエネルギーとして、相手に当然伝わっています。
ブログ記事でもよくお伝えしている通り、
私たちは互いに「エネルギー」を感じ合って生きているんです。
では、この場合の相手に伝わる「心のメッセージ」は何でしょうか?
相手は、「信頼されていない」という本心をそのまま感じ取り、
その人から「常に心配される」エネルギーを受け取り続けることで、
「あなたは心配が必要な人なんだよ。
あなたには、十分な力が無いんだ。
注意が必要で、私の助けがなければ生きられないよ。」
…というようなことを、エネルギーで何度も伝えられているわけです。
しつこく、しつこく、
「あなたには、それだけの力がないよ!」
と、念押しされているのと一緒です。
たとえ言葉の上では、その人からの励まし、
信じているよ。(^-^)
あなたにはできるよ!
頑張って。応援しているよ!
などを受け取っていても、同じその人が心の中では本当は、
「あの人、大丈夫かな…また○○にならないかな…
△△の状態になってしまうのでなければよいが…」
などなど、“相手の力を信頼してないことを前提に”、
様々な思いをたびたび展開させているのであれば、
不安や心配からそのような思考で頭をいっぱいにしているのであれば、
その人は「善意に基づいて」、「よかれと思って」、
「とても相手を大切に思って」、「なんとかしてあげたくて」、
相手の自信を失くす手伝いをしているのです。(><;)
ここで注目すべきは、「心(エネルギー)の中身」といっても、
無理矢理なポジティブシンキングの実行や勝手な期待を指すのではなく、
シンプルに、「自分自身が、何を本当に感じているか」についてです。
この例だと、思考の元になっている観念(ものの見方)を変えない限り、
相手はいつまでも、その人の現実の中で、
「私(その人)の世話の必要な相手でいてくれます」。
その人の本音が想定している通りに、
「また、困った状況に陥ります」。
「何かをやらかします」。
そして、「私(その人)の助けがやっぱり必要になります」。
すると仕方なしに…苦しみながらも…その人は、
殉教者のように耐え、愛しているけれど困った人を、
愛しいけれど自分の手を焼かせる相手を…献身的に関わって支え、
愛しているからと、何があっても「受け止め続ける」かもしれません。
…それは双方にとって、とても苦しい体験が続くということです。
では、この例で、自分のためにも相手のためにも、
その人ができることは何だったのでしょうか?
それは、
「無理をしなくても受け止められることは受け止めるが、
自分の心が悲鳴をあげてノーと言っていることは、受け止めない」
という一線を引くことです。
「えー!!それって、“分離”じゃーん!(´Д`;)」
なんて、安易に解釈しないでくださいね。
「みんな“私”なんだから見捨てずに助けてあげないと…」
なんて、うわべの理解をしないでくださいね。
そう解釈する場合、「愛」や色々な真理を、
何か余計なものと混ぜてごっちゃにしてしまっているのです。
「必要な距離を置くこと」
この大切さを、あまくみないでください。
それは、心の距離のことです。
物理的な距離は、取れたり取れなかったりすることもありますが、
心の距離というのは自分の中で作れるものですね。
自分のことができなくなるほどに、
心理的に“誰か”にかかりきりになっているのなら、
それは「あなたの病気」なのです。
本当はあなた自身のバランスが崩れてしまっているのです。
そのときあなたに必要なことは、
相手をどうにかすることではなく、あなた自身に集中することです。
あなたの本心を受け止め、あなた自身をしっかり立て直すことです。
「受け止めすぎちゃダメ!」
だって、私が対応しなければどうなるの?
いくら嫌でも、私が応えてあげなければかわいそうでしょ?
自由になりたいけど、私は必要とされているでしょ?
そう思い続ける気持ちが、相手を、
「その状態に釘付けにしている」一因となっています。
また、あなたの心が「イヤイヤ!」をして嫌がっているのに、
あなたがそれを無視し続けていると、
誰も、あなたを助けられる人はいません。
あなたがあなたを受け入れていないとき、
一体外の何を本当に受け入れることができるでしょう?
私たちが見るべきは、いつでも、私たち自身の…
自分の心の中なのです。
外に向かってとる態度や行動、決断は、二次的なもので、
自分の内側のシグナルに添って派生させるものなのです。
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