今回のテーマは、「こんがらがった心をほどくには」です。
引越し後の荷解きと片づけの作業に没頭している中で、
舞い降りてきたメッセージです。
☆☆☆
私は、からまったものをほどく作業がけっこう好きです。
それは物理的にもそうなのですが、
スピリチュアルカウンセリングの☆個人セッション☆のように、
非物理的な作業も該当するのだと思います。
こんがらがって、もつれて、一見何がなんだかわからなくなっている、
糸のようなものがあったとしましょう。
そういうものを、慎重にほぐしていくと、
最後にはすんなりと元の姿に戻る…というプロセスが好きなのです。
ああ!じれったい。こういう作業って大嫌い!
と感じる人もいれば、私のように、
「私にやらせて!」と、同じ作業にわくわくする人もいるのですから、
個性って面白いですよね。
さて、物理的な「こんがらがったものを元に戻す作業」は、
好き嫌いも、得意・不得意もあると思いますが、
あなたの心がもつれてしまっているとき、
あなたの内側で何かがこんがらがってしまっているときには、
どうしたらいいのでしょうか。
実はこれも、物理的な作業と同じなのです。
もつれたものを物理的にほぐすとき、
まず、どうするかというと、ゆるめます。
心も、まずはゆるめる必要があります。
きゅっと自分を縛ってしまうのではなくて、固く力を入れるのではなくて、
ふんわりとゆるめて隙間をつくるのです。
すると、次にできることは、
ゆるんだものをできるだけ、元の自然な状態に向かわせることです。
物理的な作業であれば、
この糸はどっちに向かいたがっているか。
糸が自然と、自ら向かっていく方向をたどり、その手助けをするのです。
心の作業も一緒です。
あなたの心が自然と向かいたがっている方向に、力添えしてください。
あなたの情緒が、感覚が、心のメッセージが、
あなたに伝えていることを尊重し実行するのです。
そうすることで、やさしく、その方向へと自分を押してあげるのです。
すると、こんがらがっていた糸がすっととけるように、
あなたの心も、気づけばすっきりとした「流れ」を取り戻しているでしょう。
その流れは、どんな過程にあっても決して失われるものでなく、
もつれて別の形になったまま固まっているように見えるときでさえ、
あなたを「元の自然な方向へ」と牽引しているのです。
必要なのは、あなた自身がそこに心を向けることだけです。
★スピリチュアルカウンセリングその他メニュー★