BEATS AND LOVE

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連鎖する気づき、家族幻想

こんばんは。

カレンダー通りだと3連休の中日ですね、いかがお過ごしでしたか。


今回のテーマは、「連鎖する気づき、家族幻想」です。



「家族」というテーマは☆スピリチュアルカウンセリング☆のご相談にも、

多く関わってくるものですし、また、私自身もかつては、

家族関係を見つめるセラピー等を学んだ経験もあります。


ただしそういったセラピー等に関していえば、

それらの考え方、ものの見方がとても有益な時期もありますが、同時に、

ひとりひとりを「創造者」として、魂として見た場合には、

その見方には限界がある、というのが私の率直な意見です。


そのため、何かのメソッドに沿って解釈するのではなく、

ひとりひとりを拝見してアドバイスをする「個人セッション」をしています。

答えは個人によって、また時期によっても変わってくるというわけです。

(お申込みのご案内はこちら「お申込みのご案内」


いずれにしても、さまざまな形で、

「家族」というテーマが私たちの人生に大きく関わっている、

ということは否めません。


ですから今日は、「連鎖する気づき」というお話とあわせて、

このテーマに関するメッセージをお伝えします。

 
 
  
 
ひとつあなたの本当の気持ちを認めると

次の本当の気持ちがまたわかるというように、連鎖する


最初のきっかけとなるのは

あなた自身の感じていることをそのままの姿で認めること


すると気づきは、ひらめきは、連鎖する

あなた自身を知ることは、元来止まらないプロセスなのだ


☆☆☆


環境は人それぞれといえども、

家族(血の繋がりがある場合も、ない場合も)という身近な他者が、

あなたにもたらす経験から学んだことは多かったのではないでしょうか。


成人したから…物理的に離れたから…死別したから…

などの理由では片づけられないその「影響」を、私たちは心の中に見ます。

自身の中で、家族との関係が良いように整理されていなければ、

あなたなりに納得したり、腑に落ちたりしていなければ、やはり、

物理的にどのように状況が変化しても、何年経っても、それはあるのです。



同じようなテーマが、一定の期間を置いて繰り返されることもあるでしょう。

らせん階段を上るように、少しずつ気づきや理解を深めながらも、

同じテーマに直面していることを実感することもあるでしょう。


私の場合、家族とのもめ事があると、いまだに気づくのは、

「あぁ、わかってもらえると思っていたんだな」

と自分の家族への「期待」を改めて自覚します。


親だから、きょうだいだから…

わかってもらえると思っていた。あるいは、わかってほしいと思っていた。

わかってあげなければ、わかり合わなければならないと思っていた。


もちろん、それがさほど苦もなく可能である関係性もあるでしょう。

比較的、似た感性だったり相性のいいメンバーが家族にいることもあり得ます。


その一方で、まぎれもなく「家族」ではあるけれど、

かなり人格や感性は異なる、基本的な性質が違っている、

ということがあるのもまた事実です。



私たちは「家族」に幻想を見ています。

世界的にそういう幻想が存在しています。


「家族だから…」という理由で、物事を考えようとし、

それを特別に捉えようとします。


間違えずに読んでいただきたいのは、あなた自身が自然に、人として、

ある人たちを「特別に思っているとき」、それは素敵なことです。

その対象が家族であることもあるでしょう。※

(※「家族だから」という理由が先にくるわけではない。)


でも、「家族だからこう思わなければいけない」とか

「家族だからこうしなければならない」という思いに縛られていて、

苦しむ人が多いのも本当です。


逆に言えば、血の繋がりや諸条件を抜きに、

あなたにとって家族のように感じられる「他人」がいてもいいのです。



小さい頃から見てきたから とか、

血が繋がっているから とか、

一緒に暮らしてきたから とかの色々な「物理的理由」によって、

「家族だからわかり合えるはず(そうでなくてはおかしい!)」という幻想。

それに基づいて生まれる、期待。


この定義に気後れして、そうならないときに深い罪悪感を持ったり、

自分がどこか至らないからだ、という自罰的な思いに縛られ続けます。

そして、あなた自身の本当の気持ちや感覚を肯定することができません。


あなたがどんなに「努力」をしても、そのままでは生涯、

苦しみは解決しないかもしれません。


あなたの信じている「定義」の方を見直してみてください。



人と人との関係性には、それぞれの元々の性質や、

「ひとりの人として」相手を本当にわかろうとする気持ちがあるかどうか、

そこに興味があるのかどうか、などのことも影響してきます。


今回の記事テーマは「家族」ですが、

家族に限らずとも、何かについて「○○なのだから、こうなはず」と思うことは、

実際のありのままの姿、あなたがすでに気づいていることを、見えなくします。

「理想はこうなのだろう」という形の方へ無理に曲げようとしてしまうのです。



あなたが感じていることを真に、罪悪感なしに見つめたとき、

一体どんな発見があるのでしょうか。


ものごとを、(あなたの心の中で)あるがままの姿で、

まずはいったん受け止めないことには、

いつまでも「本当の姿とのギャップ」にあなたが苦しみ続けることになります。


他でもない、それはあなた自身の人生に起きることなので、

あなたにしか変えられないことです。


状況がどんな風か、どう振る舞うべきか、以上に、

大切なのはあなたの心の中を見つめることです。



たとえばよくある思い込みの「定義」のひとつですが、

「愛」があるからといって、相手の価値観に合わせて生きなければならないとか、

物理的にそばにいなければならない、とかいうことはありません。


「○○しなければならない」を満たすのが愛なのではなくて、

愛はあなたを自由にするものです。

あなたの内から湧いてくるものを肯定することです。



気づきは、ひらめきは、連鎖する。

あなたの内より湧き出てくるものを「理想の形」に合わせて作り替えずに、

見守っていきましょう。


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