今回は、「人は消せないとしたら?」というタイトルで、
私が見たばかりの夢と、過去にみた別の文明の夢のお話もします。
このブログの中では夢について沢山のお話をしてきましたが、
今回も、印象に残った「この自分とは違う自分の夢」の体験です。
私は、夢の中で双子の女の子でした。
確か4人家族で、パパとママ、そして双子の姉がいました。
(もしかすると、夢に登場しなかった弟がいるかも。)
生活様式は、少しヨーロッパやアメリカを思わせる風でしたが、
それはインテリアや暮らしに漂う空気からの印象です。
私たちの人種も、はっきりとはわからないけれど、
この地球の人種でいうならば西洋人?に似ていた気がします。
明るい、陽気な家庭で、みんなの髪は茶色、
母親は肩につくくらいのストレートの髪で、父親はカールした短い髪でした。
私と、双子の姉は小学生くらいでしょうか。
一家で、歴史のある古い建物を探検していました。
どういういきさつでそこを探検していたのかはわかりませんが、
私たちはその屋敷の中の色々な間を次から次と回りました。
そして、たくさんの、漢字に似た文字で書かれた資料を発見しました。
すると驚いたことに、夢の中の私(女の子)は、
その文字がなぜか自分には読めることを発見したのです。
家族の誰も読めないし、初めてそのような文字を見たはずなのに。
夢を見ている側の(今の私の)意識からすると、
その文字は、漢字によく似た文字の羅列だったので、
中国語に似ていました。
ただ異なるのは、漢字と似ているけれども漢字そのものではなく、
しかも、漢字がアクセサリーになったようなとても美しい文字だったのです。
アクセサリーのようとしか表現できないくらい、それは美しい造形でした。
夢の中の私はそれが解読できることが不思議で、自分で驚いていました。
そばにいた父や双子の姉が、私が読めることをとても面白がって、
次々と他の部屋に書いてある文字も読んでみよう!と盛り上がりました。
双子の姉は、その文字を解読する特殊能力はないようでしたが、
部屋の雰囲気から別のものを読みとることのできる、
私とはまた違う感覚の能力を持っているとわかりました。
「この部屋は○○な感じ」
という風に、入った部屋を描写して見せるのでした。
その屋敷には、
そこに住んでいた古人たちの信じていた神様を祀ってある部屋もあり、
それらはかなり金ピカで、金の鳥などの、動物の彫像だったり…
私たちはその「いかにもな」荘厳さが興味深くて笑いました。
(夢の中の私たちの暮らしに、宗教の概念はなかったようです。
宗教というものが何かは理解していましたが。)
そんな風に屋敷をめぐっているうち、
私は、ひょんなはずみで、まるで「ミクロの」サイズになってしまったのです。
何が起こったのかは、さっぱりわかりませんでした。
私は洗面台にいて、自分が小さくなってしまったことを自覚していました。
洗面台に落ちていた短い髪の毛のかけらが、とても大きく見えます。
父と姉が、私を探して呼んでいますが、
こんなに小さくなった私は、洗面所にいるまま、
小さくなった自分の視界に仰天しているうちに、
その夢は終わったか、うやむやになりました。
☆☆☆
目が覚めてまず、いつものように私は、
「何これ?(゜-゜;)」
と、なりましたが…。
このように「設定」が現在の自分とまるで違う、
そのくせとてもリアルな夢をときどき見るので、
今回の夢をきっかけに、似たようなとある夢も振り返りました。
それは確か去年、機会があればブログに載せようと思って、
メモ程度に残しておいたのですが…
結局、その頃それだけの長編を書ける機会がなかなかなくて、
メモ自体は捨ててしまいました。
その夢には、「スペースファミリーの覚醒」
という、仮題をつけていました(笑)
明らかに、「地球」が舞台の夢ではなかったからです。
夢の中の私は20歳前後の女性で、茶色い髪を1本の三つ編みに束ね、
私も私の家族も皆わりと長身、ヨーロッパ人タイプの外見でした。
(でも、この夢には他の人種の仲間も出てきます。
アジア人そっくりの外見の人もいましたし、色々な人がいました。)
私には、兄が2人いて、父と母もいました。
兄たちと私は、「地球」へ行く訓練を受けていました。
地球では任務があるのです。
地球へ派遣される者たちは色々な訓練を受けていて、
合宿所や寮のような所にいました。
(乗り物の中や、基地のような感じもする場所。ステーションのような。)
「地球へ行くぞー!オー!」
と、かけ声をかけて盛り上がったりして、みんな明るく活気があり、
寮のあまり広くない部屋の中でも、寝る前によく集まっておしゃべりしました。
それぞれの任務は、それぞれの才能、特技によって異なっていて、
身体能力が要求されたり、秀でた知覚(私たちの言うサイキック能力)が、
必要だったりしました。
日本人そっくりの私より年下の女の子は、優れた身体能力を持っていて、
ものすごく早く移動することができました。
とてもおとなしい子だったのですが、
彼女が本気で追いかけて追いつかないものはありません。
私の兄たちは、感覚的な知覚能力に優れていましたが、
エネルギーを「視覚」として捉えるタイプではなく、
一方で私は、「視覚」で捉えることのできるタイプでした。
兄たちと一緒に、ある洞窟へ仕事で行ったとき、
そこにはインディアン(ネイティブ・アメリカン)の男性の霊がいて、
長く滞ってしまっている彼を説得し導く必要があったのですが、
(仕事内容は彼のことだけではありませんでしたが)
洞窟内で、兄たちは「感覚のみ」でそういった存在を捉えており、
私はさらに視覚的にも捉えていたので、
3人がひとチームでよかった…と、実感する出来事でした。
ちなみにそのときは、相手が攻撃的になっていたためにかなり大変で、
私は何度もそのインディアンの男性の生きていた頃の「家族」を思い出させ、
そうして彼の心を「元の彼」に戻すことに苦心しました。
でも、こういうときはほぼ、体力ならぬ、
「集中力や、意識の力と力の勝負」になります。
そのように、私たちはチームで任務にあたっていたのでしたが…
あるとき、私は、油断して、
とある暴力的なエリアで、爆破されて肉体が吹き飛んでしまいました。
人間的に言うならば、「死」です。
振りかえりざまに、あっという間に、体が吹き飛びました。
ところが、この文明では「肉体を再生する技術」があり、
すべての人、すべての場合にこれが適用できるわけではないのですが、
私の場合、体を再生させることに成功したようです。
目覚めると、寮(基地?)の部屋の簡易ベッドの中におり、
兄たちが見守っていて、故郷の星にいる母からの電話が繋がれていました。
(電話そのものではないですが、電話のようなものだと思ってください。)
そのときの母の心配と嘆き、お小言は、
まるでアメリカ映画かドラマでも見てるみたいで…(^▽^;)
「もう、あれだけ気をつけてって言ってあったじゃない?
今回は肉体が再生できたからよかったものの、そうできないこともあるのよ!
くれぐれも、気をつけてちょうだい!」
みたいなことを、情緒たっぷりに聞かされました!
うんうん、わかったわママ、みたいなことを答える私は、
(こちらの自分の意識から見ると、)
まるでちょっとおてんばをした後にお説教されている娘みたいでした。
この夢から目が覚めた後には、本当に戸惑いました。(><;)
え!待って。
今までいた世界は?家族は?仲間たちは?
…さっきまでそこにいたというのに、急に消えてしまったその世界と、
目の前にある「こちらの現実」に、ものすごく動揺したものです。
この夢は、ここでは多くをはしょっていて、もっと沢山の出来事があり、
ものすごく長い夢だったのですが…一晩で見た夢です。
このような「別の現実」を夢見で体験した後、
私は考えてしまいます。
私たちは、「人は死ぬ」という前提の元に生きていて、
だからこそ、何かあると「殺人」や「殺戮」が起こったりもします。
戦争も。
気に入らない相手を消してやる!とか、
命に限りある“人”を「消してしまう」ということが最大の切り札になっていて、
(それが自分に向いてしまった場合は、自分を殺すという自殺になります)
それはすべて、命が限りあるものだから、
私たちは肉体が無くなったら終わる有限の存在だから、
という信念のもとに行われています。
でも、人は「消せない」としたら?
肉体を破壊して、「消した」つもりになっていても、
実は、それは「消滅」ではないのだとしたら?
同じことをするのでしょうか?
「死」とは何かを本当に理解したとき、
意識の無限性に気づいたとき、
地球上の多くの観念(BELIEF、信じていること)は変わらざるをえないでしょう。
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