グッド・イブニング!(*^▽^*)
今回は、「天使について」お話しします。
これまでも、ブログで私自身の体験や実感をふまえて、
天使についての見解を述べてきました。
関連した過去記事を一覧でご覧になりたい方は、その多くを、
テーマ別◆「ヘルパー存在、天使」のカテゴリに分類してあります。
なお、その他のカテゴリでも、
このブログを始める何年か前に書いた私の創作、
◆「ものがたり」の中に天使をモデルにしたお話があったり、
他のカテゴリでも、ときどき私自身の経験を語っているところがあります。
過去と話題が重複しすぎることは避けたいのですが、
天使というテーマで改めて、お伝えしたい事柄もあります。
また、先日は、「タルパや人工精霊は?ヘルパー存在の分類考察」
という記事を載せましたが、
想念体と天使の違いなど、その中で説明しきれなかったことも書くことにします。
まず、以前からたびたびお伝えしていることではありますが、
天使には人間のような身体はありません。
ですから、理解していただきたいのは、宗教画などで見られる
「人間の姿をした天使」
というのは人間の作ったイメージだということです。
みなさんがエンジェルグッズなどでよく目にしている、
羽根が生えていて頭上に割っかのある姿…
それは人間によるイメージで、天使がその形をしているわけではありません。
そんなわけで、私にとっては天使の絵やエンジェルグッズは、
美しかったりかわいかったりという要素はあるものの、
特に天使と結び付けてシンパシーを覚えるものではないのです。
◆「タルパや人工精霊は?ヘルパー存在の分類考察」
の記事でも書きましたが、
現在、人間が「天使」としてイメージしている姿は、
もともとある存在と(※天使の存在そのものは幻想ではないという意味)、
人間の思う宗教的、伝承的な特定のイメージがかけあわさって、
一定の形を成しているのだということです。
では、私自身はどのように天使を認識していたかというと、
まず、自分が天使の視点を夢の中で体験するときには、
(◆「天使セルフ!」という記事をご参照ください。)
たいてい透明の、曖昧な人型やかたまりのようなイメージでした。
形は自由に変えられると思います。
一方、この現実に人間として参加している「現在の私自身」が、
天使を認識するときにはどのようだったかというと、
以前も記事に書きましたが色付きの光として認識することが多く、
あえて「人のような姿」で把握しようとした場合には、
細部まで細かくリアルに人間のように見えるわけではなく、
大きな人型のように見えるのでした。
過去記事だと、初期に書いた
◆「スピリットの声、大天使、アセンデッド・マスター2」
の記事にはその内容が書いてあります。
今では、認識の仕方や見解に変化した部分もありますが、
大天使を人の姿で把握しようとするとずいぶん大きい姿でみえる、
ということは変わりません。
人の後ろに立っている姿でみると、最低でも2メートル!という感じで、
もっと大きいこともざらにあります。
これは、人間(この場合は私ですが)の知覚が、
大天使のエネルギーの大きさをそのまま「物理的にも大きく」投影して、
形のあるイメージに変換すると、こうなるのではと考えています。
ですから、天使を認識したい、
感じたり見たりしたい…と思っている方は、
どうぞ既存の「形やイメージ」に縛られずにいてくださいね。
これまた以前も書きましたように、
天使はそれぞれの意思はあっても、人間のような感情はありません。
天使特有の情緒はあるように思いますが、人間の感情とは違います。
天使には天使の考え方があり、私たちの価値観からすると、
不思議に思うこともあるでしょう。
そしてまた、組織にも似た、天使全体が結び付いた意識もあって、
それを自覚できていることも人間とは異なります。
彼らは人間によってつくられたものではなく、元々存在するものです。
妄想の産物ではありません。
その意味で、人が生み出した想念体とは違います。※
(※最後にさらに説明しますが、このことをより理解するためには、
「階層」の概念を理解する必要が出てきます。
該当しそうな過去記事を探してみましたが、
◆「非二元について、次元、階層の話」が参考になるかもしれません。)
人の生み出す「天使の作られたイメージ」の存在と、
天使の存在そのものは、区別してくださいね。
天使は、地球の歴史、人間の歩みと深く関わっているようです。
援助者、守護者のようなものです。
ただ、彼らが直接「この世界に」手を下すことはありません。
また、彼らは、人間の意思をおかすことはありません。
この世界で直接何かをできるのは人間であり、
ここで物事を起こすためには、人間が自らの意思で動く必要があります。
天使があなたの人生を代わって運転してくれるようなことはなく、
あなたの人生はあなたが創っているのだということを忘れないでください。
最後に、先ほどお話しした「想念体」との違いについてです。
この間、悪魔というのは人間がつくりだしたイメージで実体がない、
ということをお話ししましたが、それは堕天使の伝説ですとか、
あらゆる「悪」のイメージも同様です。
そもそも「実体」とは何かというと、このような違いです。
私たちが漫画家だとすると、紙の上に自分の好きなキャラクターを描き、
ストーリーを作り、その中で世界を作り出すことができますよね。
キャラクターのひとりひとりはまるで生きているように活動し、
様々な個性を表し、まるで彼らの世界の中での意思があるようです。
でも、あなたが彼らの「作者」であって、
あなたの描いた作品の中の彼らが、あなたに害をなすことはできません。
あなたの存在を「消す」ことも、できません。
もしそんなことを信じておびえるようになってしまったら、滑稽なことです。
このように、あなたの階層と、あなたの描いた漫画の階層の違い、
を理解することができます。次元が違うとも言えますね。
あなたがもし、自分の描いた漫画世界の中の「登場人物」となって、
その世界に入り込むことができれば、その世界はリアルに思えますし、
そこに登場する人々は「実体」であるように思えます。
でも、あなたが「作者としての自分」の本来の意識で眺めていれば、
漫画の中の世界はすべてあなた自身の想念によってつくられ、
あなたの立ち位置からすると「実体ではない」と言うことができます。
このように、「視点」をどこに置くかによって、
何がリアルで何がリアルでないかは変わります。
私たちにとって、人間の想念によってつくられた「想念体」や、
様々な「観念」は、決して私たちを脅かすものではありません。
たとえるならば、「静止したフィルム」のようなもので、
私たちが力を与えなければ動かないのです。
それらのどんな概念も、「消す」ということはできませんが、
あなたがエネルギーを注がない、「オン」にしないということによって、
あなたの世界から「なくす」ことはできます。
想念や観念は、恐れなく向き合えばあなたにとって道具になるもの、
「キャンバスに好きな世界を描く材料」のようなものなのです。
一方で、
天使とは「エンティティ(存在)」と表現すべきもので、
私たち自身の、肉体に依らない「本体」と同様、
この世界の人々が彼らを認識するかどうかに関係なく、
活動し存在しているものなのです。
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