今回のテーマは、「対等な自己価値」です。
前々回、◆「予測のつかない素晴らしいこと」という記事の中で、
異星人との交流、公式コンタクトについてもふれました。
その話題と絡めて、お話しします。
私たちは、すべて同じひとつのもの、という見方を忘れて、
自分の価値や、相手の価値を相対的に決めようとすることがあります。
「違い」があることそれ自体は、存在そのものの価値には関係ありません。
それぞれの違いを認めることには何も問題ないのです。
そうではなくて、大きく見たり・小さく見たり、上に見たり・下に見たり、
自分の観念をもとに比較して「価値のラベル付け」をすることがあるのです。
…そのような視点から見てしまうと、
他の星の文明、地球外の存在と交流するといったときにも、
「私たちの方が劣っているのではないか。
自分たちは取るに足らない存在で、相手の方が上なのではないか。」
という誤解が生まれます。
もしもあなたが、
「公式コンタクトを始めるには、地球人がもっと“進化”しなければならない。
彼らのようにならなければならない」
と感じているとしたら、その考えには注意が必要かもしれません。
その発想の中身を、意識してよく眺めてみてください。
ある意味では、地球外文明との公式な交流をするにあたって、
「準備が整う」ことは必要です。
いくつかの条件をクリアーすることになるでしょう。
けれども、それは私たちの価値が「劣っている」とか、
水準が低い、ということではないのです。
私たちは、あえてこの地球という舞台設定のゲームを選びました。
自分の意識の自覚の一部を隠すように、制限をかけ、
それによって陰影に富みコントラストの強い体験ができるようにしたのです。
太陽の光をそのまま眺めることもできますが、
木々によって光が遮られることで作られる木漏れ日や、
厚い雲の隙間から生まれる天使の梯子、
そういった様々な光のあり方を、美しいと思ったことはありませんか。
その感動を、味わったことはありますか。
それと同じで、私たちは、思い思いに、
この設定、ルールのおかげで、多種多様な「芸術」を生み出しているのです。
選んだフィールドが違うからといって、
地球人が地球外の存在よりも劣るということはありえません。
持っている「力」の種類が違うということもないのです。
存在する力はたった1種類だからです。
その使い方、表現、遊び方が違うだけです。
ですから、どんな存在と交流するときにも、
(もちろんそれは同じひとつのもので、同時に別の自分でもあるのですが、)
「私の方が劣っている」
「相手に対して、私は取るに足らない存在だ」
などと考えないでください。
それは、ただの観念です。
あなたがそう信じているだけです。
もちろん、これは日常の人間関係についてもそうです。
「○○だから、私は相手にふさわしくない」
「△△なので、私にはこの人よりも価値がない(あるいは、価値がある)」
そんな風に感じたり、考えていることに気づいたら、
あなたの信じている観念を認識する絶好のチャンス!です。
それはまったくもって事実ではないのですから。
対等の自己価値を認めてください。
あなたの自己価値を正しい設定にすることで、
“他者”に対するジャッジも外すことができます。
様々な「条件」…何を持っているか、持っていないか、
何かを経験しているか、していないか、
身体的な属性、年齢、役割、環境、状況による立場…
地球ゲームを舞台にしているか、地球外の存在か!
そういった諸々の「仮面」によって、
それぞれの価値までもをころころと変えて考えてしまうとき、
あなたは「仮面」に目を奪われて明晰な意識性を失っているのです。
あなたは、たった今も、
これからもずっと、
どこに生まれようと、どう生きようと、どんな形で存在しようと、
同じ価値を持つのですよ。
そして、みんながそうなのです。
スピリチュアルカウンセリングその他メニュー
★自己と人間関係のテーマにご興味ある方は、
30日の講座もぜひお越しくださいね!↓
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
今月の講座 「人間関係と意識内の選択」
10月30日(日)14:00~16:00
☆受付終了しました☆
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆