今回のテーマは「余計な思考が浮かばなくなるとき」。
あなた自身の中で鳴り響く思考と「闘って」しまうときはありませんか?
それを「止めよう」とか、あなたをぐるぐる悩ませるような思考内容を、
ただ「放り出そう」と努力したことがあるかもしれません。
自分にとって不利益と見なす思考、無駄であると判断している考えを、
私たちはただ止めたいとか、もう鳴りやんでほしい!などと考えがちですが、
では逆に一体、
「自然と」余計な思考が浮かばなくなるときは、どんなときでしょうか。
それは、あなたがあなた自身と一致しているときです。
あなたがあなたの内側から湧いてくるものをただ受け入れているとき、
そして、それに沿って「今できるベスト」を行動しているとき、
あなたの中は静かです。
「たくさんごちゃごちゃ考えよう。心配しよう。」と思ってもできないことでしょう。
その状態は“毅然としていて迷いのない状態”というほど力んだものでもなくて、
(力んでいるときは、不安が潜んでいます)
平常心、平静、静か、何ともない、そんな感じが近いのです。
では、あなたが“雑念”と呼びたくなるもの、
あなたの望まない考え、負担になる迷い、そういうものが沢山出てくるとき、
そのときはどんな状態にあるのでしょうか。
それらの思考が湧いてくることが気に入らないからといって、
それらが「有益でない、だから力ずくで消してしまおう」と判断するのは、
もったいないことです。
なぜなら、あなたの内にそういった考えが湧いてくるということは、
あなたは不安だったり、恐れていたり、信じたい観念を信じられなかったり、
しているのです。
ですから、あなたの思考が何を伝えてくれているのかを、
「うるさいな!」と言わずにちゃんと聞いて、
その元にある観念の方に注目してみましょう。
そうすれば、
「何とかして思考を止める」なんていう「自分との力比べ」をせずとも、
あなたに適さない観念に気づき、ちょうどいいものに取り替えることによって、
あなたのチューニングの機会として活かすことができます。
すると、あなたの内側は静かになり、
自分自身と一致した気持ちのいい状態で行動することができるのです。
余計な思考が浮かばなくなるとき、あなたのチューニングは自分と一致している。
ぐちゃぐちゃと悩んでしまうとき、それら雑音のように思える思考も、
あなたが信じており不整合になっている観念を、教えてくれるものである。
そのように覚えていてくださいね!(*^▽^*)
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