2016年もあと3日で終わりですね。
今年の年末は不思議な浮遊感があるなぁ……個人的な感想ですが。
エネルギー的な世界と、これまで「物理的」として体験していた世界との、
境界がかなり曖昧になってきている。
その方が本来のあり方ではあるけれど、
この「地球体験ゲーム」のフレームで見た場合、
これからどんな展開が待っているのか…とても興味深い気持ちになります。
そんな中での今回のテーマは、「スポットライト」です。
☆☆☆
私たちは意識をサーチライトやスポットライトのように使っていて、
あなたは、あなた自身の「フォーカス」を動かし、
自分の意識エネルギーを使って現実を立ち上げ、体験しているのだと、
これまでもお話ししてきました。
そのように現実の創造者であるあなたが「自分の内側と揃うこと」を軸とせず、
“外の世界”を主体に、無意識的に、スポットライトを動かすと、
あっちにつられ、こっちに関心を引っ張られ、
このことや、あのことにも“合わせなければいけない”感じがし…
と、あなたの意識フォーカスを散り散りに向け続けてしまいます。
するとあなたの現実は、自身のピュアなエネルギーによって創造されることなく、
ノイズの多い音楽や、使いたくない色の多用された絵画のようになります。
そうなると、自分の人生を心地よいものとは感じることができません。
生きることへの充実を感じることも、難しくなります。
それは、「世界が悪いから」ではなく、ただ単に、
あなたがあなた自身にチューニングできていないからです。
あなたは、「世界を変える必要はありません」。
こう言うと、「!?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが…
「結果として」、世界が変わることはあっても、
先に、世界を変えようと意識を向けることは違います。
「外にある」と信じている世界は、あなたの意識の中にあり、
あなたの意識フォーカスによって選択された世界だからです。
あなたの意識エネルギーという“スポットライト”をどこにあてるか、
自分で選んでいるということを自覚しましょう。
「変えたいことがある!」と熱心になるとき、
外側に力を注いで、闘って変えなければならない、と信じることをやめましょう。
AもBもCもDもEも…とある中で、あなたがAを選択したいなら、
あなたがすることは、BやCやDやEやその他のものと闘うことではありません。
Aの正しさを主張することですら、ありません。
ただ、自分のエネルギーをAに向け、それに沿って生きればいいだけです。
あなたがそのように生き始めると、
あなた自身の内側にある観念(BELIEF)が、他者との関わりや出来事として、
現実に登場し、あなたのより「純度を上げた選択」を促すことがあります。
それは、あなたが内心、自分の選択や生き方、あり方について、
「これでいいのかな…」
「こんな私ではいけないかな…」
「本当は、ああいう風にしなきゃいけないのかな…」
など、自分の好む方向ではないのに、名残として採用している観念が、「外側の現実」としてあらわれてくるのです。
そういったとき、起きてきたことを「外から」のものとして捉え、
「世界とはこういうものだ!」
「ほら、世間って、人々って、こんな風だ!」
と思い込むと、せっかくの「あなた自身の純度を上げる機会」が台無しです。
あなたの現実に…Bのエネルギーを携えた使者がやってきた。
Cを主張する情報がやってきた。
Dもいいよ、とすすめている団体に出会った…
Eの証拠を突きつけられた…
どんな「出来事」が起きようと、
あなた自身が「私はAが好き」、「私はAを生きる」と決まっていたら、
あなたはB、C、D、E、その他の選択をする人たちを、どうも思わないはずです。
ところが、自分自身の中に何らかの「観念の名残」、「抵抗」があると、
そういった他の選択肢を見せられたときに、闘いの必要を感じたり、
心細くなったり、自分を変えなければならないのだろうかと感じます。
そして、意識のスポットライトを「ここかな?あそこかな?それともこっち…?」と、
ぶれさせてしまい、色々な現実を浮かび上がらせて、外に証拠を映し出し、「また、わからなくなる」ことの繰り返しです。
そんなゲームは終わりにしましょう。
あなたの意思で、終わりにできます!
あなたが、自分自身の内側…コア(核)に沿って、
意識のスポットライトをあてたいところへあてるようになると、
「出来事」や「外側の現実」という表層は、もうあまり関係がなくなります。
それは人生に映し出される一要素ではありますが、
そちらが「主体」ではないということがわかります。
あなたは、あなた自身の愛に整合して、
現実を創造する力があります。
その選択は、他者と同じではありません。
それぞれの、クリエイティブで美しい表現として、異なるものなのです。
☆☆☆
今回の曲紹介は、ヒップホップではないジャンルで…
ブログ初期の頃にも何度かご紹介したことのあるアメリカのバンド、
Mae(メイ)の曲を一曲。
関連する過去記事◆「音の世界」(Maeを知ったきっかけのエピソードあり。)
ラストアルバム、2010年の「(e)vening」から、ご紹介する曲は「Bloom」です。
★「Bloom」
「Love will find a way to bloom.」
この歌詞のように、愛は自ら、花開く道を…方法を…見つけ出すもの。
だから、あなたの内側が導くものにさからわないで!
それに寄り添うように意識のスポットライトを使ってくださいね。
★該当するアルバムはこちら。↓
- アーティスト: Mae
- 出版社/メーカー: Tooth & Nail Records
- 発売日: 2011/03/08
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 1回
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