今回のテーマは「ちっちゃな奇跡の積み重ね」です。
今年はもう、「あなた自身が、あなたの現実の創造者です」ということを、
かつてのように繰り返し、お伝えする必要はない時期に来たかと感じています。
もはやそれはスタンダードであり、その「認識」にフォーカスする時期ではない。
現在の“集合意識”にとっても、それはすでに目新しい情報ではありません。
「どう使っていくか」の実地体験の方が大事と言ってもいいでしょう。
たとえば、はじめて「自動車」を見た人が、
「これは自動車という移動用機械なんだね?
私が運転席に座って、一定の操作をすると走り出すんだ!」
と、“認識”したとします。
その“認識”が訪れるまでは、「自動車」は、
ただ道端に置かれている鉄製品のかたまりに見えたかもしれないし、
道路を走る様子を見ても、自分も運転できるとは思わなかったかもしれません。
ところが、それが何であるかに気づくという認識の段階を過ぎたら、
今度は、あなたは実際に自動車を操作することで使い方を覚えるでしょう。
そのときに教本を読んだり、人から知識や話を聞いたりするだけではだめで、
あなた自身が様々な操作をしてみて、乗って動いてみて、
身に付くこと、わかることが沢山出てくるでしょう。
現実を自分が創っているのかどうか?と疑い、
そうなのだとあなた自身を「説得する」段階はもう終わりました。
それよりも、あなた自身の力をどのように使っているか、
意識を何に向けて使いこなし、遊ぶかということに目覚めているのです。
すると日々はあなた自身の「明晰夢」になります。
この「人生」を体験をしているとき、あなたはあえて、
「全部は見えないように・わからないようにしている」けれども、
根底では、「私の中で動かしているという明晰さ」を伴います。
その気づきは決して消えないのです。
そうやって生きているとき、日々の中に多くの感動、
「ちっちゃな奇跡の積み重ね」を発見するでしょう。
そのような驚きをプレゼントしてくれる「創造者」の手際のよさに感嘆するのです。
……このことが今実現するためには、遠い昔のあのときに、
ちょうどよく「種」が蒔かれていなければならなかったな!
……こんな素敵な現実を体験するには、あのときの、あの経験も欠かせなかったな。
あなたの人生で“何気なく”していたこと、そのとき失敗と思っていたこと・成功と思っていたこと、何もかもが、有用なパーツとして輝き出します。
それら全部が繋がり調和しているなんて、なんて素晴らしいんだろう!
クリエイター(創造者)とは、宇宙とは、なんて完璧なのだろう!
そのよろこびが、何度も何度もあなたの元に訪れ、
あなたはその完全さを味わいながらもなお、楽しい発見をし続けるでしょう。
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