前々回◆「捨てる勇気。あなた自身を生きたいなら。」
そして前回◆「よろこびのドミノ倒し」の流れに沿って、
今回は、「あなたの理想を現実にするには」です。
☆☆☆
自分の理想って、実際にそれを経験してみるまで気づかないものだな！
と、思ったことはありませんか？
それに出会って、体験したときに、
「あ！そうだ、これを求めていたんだ」
「これが自分の理想だったんだ」
と、わかる。
…このように考えると、あなたの心の内にある理想は、
「そのものに出会うまで・実際に経験するまで知ることができない」、
と、結論付けてしまいそうですが、実はそうではありません。
「先に」、あなたの心の中に、そのイメージはあったのです。
あなたの内側にあるものがその現実の「元」です。
あなたの内に「これを望む」、「こうでありたい」というのがまずあって、
それが形になった（選択された）「結果」を現実として体験しています。
あなたの意識の中では、現実に経験する前に作業が行われていたのです。
なんだ！(ﾟ∀ﾟ )
意識内にあるものがそんな風に自然と形になるのなら、
「自分の理想を現実にすること」なんて、簡単じゃないか！
…それはその通りなのですが、私たちがよくしていることとして、
「自分の理想ではないもの・満足できないものにしがみつく」
という傾向があります。※
（※これについて未読の方は、☆前々回☆の記事も参考にどうぞ。）
ちょっといやだなとか、しっくりこないなとか、
本当は違うものを望んでる、とわかっているのに、
自分の本心の言っていることを認めずに、すでにあるものにしがみつく。
自ら同じ現実にとどまり続けてしまう。
それは、どうしてでしょうか？
決して、自分でわかっていないわけじゃないのです、
気づいていないわけじゃないのです、
ただ、「それしかないのかもしれない」と思い込んでいるのです。
「うーん、満足はしてないな。でも、これしかないのかも…」
「ちょっと気になるところがあるんだよなぁ…でも、他にないよね。」
どんな状況でも、こういった動機で「決めて・選択して」いるとき、
あなたの心にある理想のイメージは、外に出現することができません。
それを現実にすることができません。
なぜでしょうか？
そうでないもので、あなたの現実がふさがっているからです。
違っているもので占められているからです。
あなた自身が、「結局これこそが“現実”なんだ」と認めていて、
その他の可能性をゆるさないからです。
自らリピートしてしまう「これしかないよ！」という説得に、
あなたがいやいや応じていて、それを理由に選択し続けていたら、
このことを思い出してください。
あなたの心が示すもの、描くものは、「根拠のない理想」ではありません。
架空の、実在しない「夢物語」でもありません。
あなたの生きたい現実は、蜃気楼やまぼろしではないのです。
心はちゃんと、知っています。
実在する道を見ていて、そこに導こうとしています。
ただ、あなた自身がそれを選ぶまでは、
「よし、私はその人生を生きよう。現実にしてもいいよ！」
とＯＫを出すまでは、あなたの人生に出現させることができないのです。
まず、許可をしましょう。
自分の人生に、心にフィットする現実が「現れてもいい」と。
そして、その「キュー（cue）」を出したなら、
行動も、それに沿って、合わせましょう。
あなたの理想にそぐわないものを採用し続けたり、
合わない、違うと思った世界にわざわざ参加することはやめます。
やめてみて、始めてわかることがあります。生まれるものがあります。
「これじゃないんだ」と心が教えてくれているのですから、
それに従うことで、やっとあなたの「次のステップ」が姿を現すのです。
その決意と行動は、あなたにどうしても必要なものであるし、
なにより、あなた自身を結局「自然体で、楽に」してくれるものです。
その行為は、「あなたがあなたに添う」という、それだけのことだからです。
そのように生きているうち、気づいたら、こんなことを思うのです。
「えっ！こんな理想の状況があったなんて！」
「こんな風にぴったりの人たちがいたなんて！？」
「今までどこを見ていたんだろう？」
「体験するまで、出会うまで、知らなかったよ。」と。
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