今回のテーマは、「強烈な地球ボケを、自分の中に見つけたら」。
「地球ボケ」という私なりの表現を、どういうことかわかりやすく説明すれば、
制限のないスピリット、存在そのものである私たちが、地球体験劇場の中で自分を登場人物だと思い込み、それ(人間としての個)と同一化して生きてしまう状態
を指します。
このことは、ある程度必要な設定とは言えます。
人間体験をよりリアルに味わうため、「私」とは何かを忘れてみるのは効果的だからです。
もちろん、あなたの心の奥底では、真実を今も覚えているのですが。
とはいえ、「私」とは何であるかという、自分の存在の根本を忘れすぎて、
「いいって!そこまで役に入り込まなくていいって!(汗)」というほどディープに眠り込んだ「分離した個という錯覚をキープしている状態」が、今の地球人類の状況であると思います。
自分の中に、地球ボケを見つけたらできること
このブログをお読みの方は、ほとんどの場合、こうした内容に自主的な関心があって読んでいるでしょうから、地球ボケの度合は薄いかもしれません。
それでもやはり、人生の中で、日々の経験の中で、
ああ、こんな風に私は地球ボケしていたとは!
と、気づかれることがあるのではないでしょうか。
今度の講座では集合意識的な合意、観念を扱いますが、
◆「『集合意識から抜ける』2月3日(日)講座のご案内」
地球体験をしているうちに、あたかもそれがスタンダードであるかのように……
変えられない真実であるかのように……
あなたが取り込んでしまった「観念(信じている定義)」に気づくということです。
そんなにも、地球人らしくなって、おめでとう!
自身の1年の体験の中で「年間地球ボケアワード」など、年末に選抜するのもまた一興。
なんて、茶化していられる一方で、地球ボケのさなかにあるときには、体験の詳細がどうであれ根本的に「苦しい」ということが特徴です。
ある観念を根深く信じていればいるほど、それに基づく「体験」も伴うので、なかなかそれが「単なる地球ボケだよ。自分自身の属性なわけではなく、真実なわけでもなく、ただ単に観念を変えればいいだけだよ!」とは、認められなくなってしまうのです。
いいや、これは真実だ!
私はこういう体験を実際にしてきたんだから。
そして今も、こんな状況を目にしているんだから。
そんな風に心の反応が出てくるとき、まずは「観念が関わっているな」と自覚してください。
たとえるならそれは、あなたの観念をベースに作られた、あなたの展開している映画なのです。
自作の映画だと認めたら
あなたが経験している現実を、あなた自身から分離させずに、
「ああ、これは私の創造している現実なのだ」
と、「元は、内にあるもの」という自覚を持てたなら、その時点でもう、それを変容させる作業の基礎ができていると思っていいのです。
あなたの見ている現実という「映画」の中の登場人物の一人として自分を見るのではなく、映画の作者を自分と認識する視点になれているからです。
その映画が「私の内にある」と気がつかなければ、現実はあなたと離れた「外のどこか」に存在すると考えているために、あなたには変えることができません。
表面上、あれこれ働きかけても、行動しても、根本は解決しないということです。
真の解決は、
地球劇場の「外」から眺めている、大きな視野を持つ自己
が知っているということを思い出してください。
あなた自身の源である愛が、すべての状況を癒す
具体的な観念の変え方は、これまでの講座でもお話ししてきましたし、2月の講座でもお教えします。
それ以外に大切なことは、あなたは「小さな自己」ではないということです。
あなたは今、自分は○○○○(氏名)という人間で、こういう過去があり、こんな個性を持っていて……という内容が、自分だと思っているかもしれません。
でも、それはあなたの経験(データ)の一部ではありますが、あなたそのものではありません。
そう理解し、根源の自己に戻ることが、あらゆる苦しみをほどき、無効にします。
人間の目線で起こした、様々な問題。困難。
私たちが選んで体験した、強烈な地球ボケ。
それらを解決できるのは、地球ボケしたままの考えや行動ではありません。
地球舞台の中で身につけたあれこれは、問題を長引かせるか、本質的にそれと同じ別のシリーズに取り替えるか、一時的に蓋をしてみせるだけなのです。
ですから、思い出してください。
苦しんでいるときは、「地球ボケしているな!」と。
あなたが選択すれば、あなたは、あなた自身の源の愛に戻ることができます。
あなたがどのような経験をしようと、どういう気分や感情を味わおうと、その愛はあなたの内にいつでも、絶え間なく、存在しているのです。
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★2月3日講座「集合意識から抜ける」
1月29日(火)までにお申込みください。